文理学部シラバスTOP > 文理学部 > 社会福祉学科 > 児童福祉論
日本大学ロゴ

児童福祉論

このページを印刷する

令和2年度以降入学者 児童福祉論
教員名 髙石啓人
単位数    2 学年 1~4 開講区分 文理学部
(他学部生相互履修可)
科目群 社会福祉学科
学期 前期 履修区分 選択
授業形態 対面授業
Canvas LMSコースID・コース名称 H011111709 2024児童福祉論(髙石啓人・前・月5)
授業概要 今日の子どもを取り巻く家庭、地域、社会などの環境の変化を理解し、それを踏まえた児童福祉の基本的な事項を学ぶ。特に子どもに関わる歴史や法制度、事例などを通して、子どもの権利擁護の在り方や児童福祉制度の基本的な考え方を学ぶ。
授業のねらい・到達目標 <授業のねらい>
・日本における児童福祉の制度・実践に関する知識を身に付ける。
・日本における児童福祉に関する考え方を身に付ける。


<到達目標>
①児童が権利の主体であることを踏まえ、児童・家庭及び妊産婦の生活とそれを取り巻く社会環境について理解する。
②児童福祉の歴史と児童観の変遷や制度の発展過程について理解する。
③児童や家庭福祉に係る法制度について理解する。
④児童や家庭福祉領域における支援の仕組みと方法、社会福祉士の役割について理解する。
⑤児童・家庭及び妊産婦の生活課題を踏まえて、適切な支援のあり方を理解する。
⑥児童の定義、児童福祉の成り立ち、児童福祉法の仕組みなど基本的な知識を学び説明することができる。
⑦子どもを取り巻く環境の変化やそれに伴う生活上の課題などを理解し、説明することができる。

<ディプロマポリシーとの関係>
この科目は文理学部(学士(社会福祉学))のディプロマポリシーDP2,3,4及びカリキュラムポリシーCP2、3,4に対応しています。

<日本大学教育憲章との関係>
・日本及び国際社会が直面している社会福祉の問題を理解し、それを踏まえて社会福祉学の役割を説明することができる。(A-2-2)
・既存の知識にとらわれることなく、物事を論理的・批判的に説明することができる。(A-3-2)
・社会や身近な環境に存在する福祉課題を発見し、専門的知識に基づいて説明することができる。(A-4-2)
授業の形式 講義
授業の方法 基本的には講義形式であるが、毎回ディスカッションやコメントペーパーの提出がある。
それらについては、次回の授業でフィードバックを行う。
授業計画
1 児童家庭を取り巻く生活実態(ひとり親家庭、家庭内DV等)(A-2-2、A-3-3、A-4-2)
【事前学習】児童家庭を取り巻く環境に関するニュースや新聞を読む。 (2時間)
【事後学習】キーワードごとに内容を整理する。 (2時間)
【授業形態】対面授業
2 児童家庭を取り巻く社会環境(児童虐待対応など)(A-2-2、A-3-3、A-4-2)
【事前学習】児童家庭を取り巻く社会環境に関するニュースや新聞を読む。 (2時間)
【事後学習】児童虐待に関わる法制度を整理する。 (2時間)
【授業形態】対面授業
3 児童・家庭の定義、児童の権利(A-2-2、A-3-3、A-4-2)
【事前学習】子どもの権利条約について調べる。 (2時間)
【事後学習】子どもの権利に関する条約を整理する。 (2時間)
【授業形態】対面授業
4 児童観の変遷、児童福祉の理念(A-2-2、A-3-3、A-4-2)
【事前学習】自身の権利行使について振り返る。 (2時間)
【事後学習】子どもの権利を活用できるにはどうしたらよいのかを考える。 (2時間)
【授業形態】対面授業
5 児童福祉法・児童虐待の防止等に関する法律(A-2-2、A-3-3、A-4-2)
【事前学習】児童虐待防止法について調べる。 (2時間)
【事後学習】児童虐待防止法に関係する制度、機関をまとめる。 (2時間)
【授業形態】対面授業
6 ひとり親家庭の現状(母子及び父子並びに寡婦福祉法)、母子保健法、売春防止法(A-2-2、A-3-3、A-4-2)
【事前学習】ひとり親家庭に関するニュースや新聞を読む。 (2時間)
【事後学習】ひとり親家庭に関係する制度、機関をまとめる。 (2時間)
【授業形態】対面授業
7 児童健全育成事業(遊びや地域の居場所)、次世代育成支援など(A-2-2、A-3-3、A-4-2)
【事前学習】自分のまわりにどのような地域の居場所があったのかを考える。 (2時間)
【事後学習】子育てに関する地域資源についてまとめる。 (2時間)
【授業形態】対面授業
8 児童に関わる経済的支援、児童手当法など(A-2-2、A-3-3、A-4-2)
【事前学習】児童手当に関するニュースや新聞を読む。 (2時間)
【事後学習】児童手当などに関係する法律、制度を整理する。 (2時間)
【授業形態】対面授業
9 いじめ防止対策推進法、子どもの貧困対策の推進に関する法律など(A-2-2、A-3-3、A-4-2)
【事前学習】いじめ防止対策推進法について調べる。 (2時間)
【事後学習】授業で扱った法律がどのように関係しているのかをまとめる。 (2時間)
【授業形態】対面授業
10 子育てに関する法律(子ども・子育て支援法など)(A-2-2、A-3-3、A-4-2)
【事前学習】子育てに関するニュースや新聞を読む。 (2時間)
【事後学習】子育てに関する法律、制度がどのように関係しているのかをまとめる。 (2時間)
【授業形態】対面授業
11 児童・家庭に対する支援における関係機関と専門職の役割(児童相談所など)(A-2-2、A-3-3、A-4-2)
【事前学習】児童相談所に関するニュースや新聞を読む。 (2時間)
【事後学習】児童相談所と関係する法律、制度、機関をまとめる。 (2時間)
【授業形態】対面授業
12 児童虐待対応の実際(A-2-2、A-3-3、A-4-2)
【事前学習】児童虐待対応に関するニュースや新聞を読む。 (2時間)
【事後学習】児童虐待対応に関係する法律、制度、機関をまとめる。 (2時間)
【授業形態】対面授業
13 社会的養護下での支援(A-2-2、A-3-3、A-4-2)
【事前学習】社会的養護に関するニュースや新聞を読む。 (2時間)
【事後学習】社会的養護に関係する法律、制度、機関をまとめる。 (2時間)
【授業形態】対面授業
14 DVに関わる支援の実際(A-2-2、A-3-3、A-4-2)
【事前学習】DVに関するニュースや新聞を読む。 (2時間)
【事後学習】DVに関わる支援を行っている機関についてまとめる。 (2時間)
【授業形態】対面授業
15 地域での児童・家庭に対する支援(要保護児童対策地域協議会等)(A-2-2、A-3-3、A-4-2)
【事前学習】要保護児童対策地域協議会について調べる。 (2時間)
【事後学習】地域で児童・家庭に対する支援を行っている機関をまとめる。 (2時間)
【授業形態】対面授業
その他
教科書 使用しない
参考書 使用しない
成績評価の方法及び基準 レポート:期末レポート(60%)、授業参画度:授業中の発言などを評価する。(20%)、毎回のコメントペーパーを評価する。(20%)
オフィスアワー 月曜日の12:15~13:00に研究室で行います。連絡方法は授業で提示します。

このページのトップ