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令和2年度以降入学者 | 心理学理論と心理的支援 | ||||
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教員名 | 管思清 | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 1~4 | 開講区分 |
文理学部
(他学部生相互履修可) |
科目群 | 社会福祉学科 | ||||
学期 | 前期 | 履修区分 | 選択 |
授業形態 | 対面授業 |
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Canvas LMSコースID・コース名称 | H018111713 2024心理学理論と心理的支援(管思清・前・土2) |
授業概要 | 本授業では,心理学の基礎領域から臨床実践まで幅広く含まれる心理学概論の位置付けです。さらに,対人援助職として求められた心理学の理論知識と臨床実践を一体化して深めるようにアクティブラーニングを活用した授業を行います。担当教員は,臨床心理士・公認心理師として大学病院の精神神経科などの実務経験を踏まえ,心理学の理論と実践を結びついた視点から講義及びアクティブラーニングを併用した授業を行います。 |
授業のねらい・到達目標 | 本授業のねらいは以下のようになっております。 (社会福祉国家試験科目「心理学と心理的支援」のねらいに対応) ①人の心の基本的な仕組みと機能を理解し, 環境との相互作用の中で生じる心理的反応を理解できる。 ②人の成長・発達段階の各期に特有な心理的課題を理解する。 ③日常生活と心の健康との関係について理解する。 ④心理学の理論を基礎としたアセスメントの方法と支援について理解する。 <ディプロマポリシーとの関連> この科目は文理学部(学士(社会福祉学))のディプロマポリシーDP3〜8及びカリキュラムポリシーCP3〜8に対応しております。 <日本大学教育憲章との関係> ・既存の知識にとらわれることなく,物事を論理的・批判的に説明できる(A-3-2) ・社会や身近な環境に存在する福祉課題を発見し,専門的知識に基づいて説明できる(A-4-2) ・新しい問題に取り組む意識を持ち,そのために必要な情報を収集できる(A-5-2) ・周りの人々とコミュニケーションを取り,専門的知識について正しく説明できる(A-6-2) ・学修活動において積極的にリーダーシップを発揮し,他者と協働して作業できる(A-7-2) ・自らの学修経験の振り返りを継続的に行い,分析できる(A-8-2) |
授業の形式 | 講義 |
授業の方法 | (1)具体的な授業方法:教科書や講義資料やワークシートを,スライドで提示しながら,解説する。グループ・ディスカッションやグループ・ワークや体験学習や課題発表などの多様なアクティブラーニングを活用します。 (2)授業内に小テストや期末試験を行います。 |
授業計画 | |
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1 |
心理学の起源と発展(心理学史と心理学研究法の概説)
【事前学習】テキスト第1〜2章を通読し,心理学の起源と発展,心理学の研究法,生態心理学,進化心理学,認知科学と行動科学,行動遺伝学の概念を事前に調べてください。 (2時間) 【事後学習】学習した内容を整理し,ノート等にまとめてください (2時間) 【授業形態】対面授業 |
2 |
心の生物学的基盤(生理・神経心理学の概説)
【事前学習】テキスト第3章を通読し,脳の構造,神経機能,遺伝の概念を事前に調べてください。 (2時間) 【事後学習】学習した内容を整理し,ノート等にまとめてください (2時間) 【授業形態】対面授業 |
3 |
感情・動機づけ・欲求(感情心理学の概説)
【事前学習】テキスト第4章を通読し,感情の仕組み・機能,動機づけ理論を事前に調べてください。 (2時間) 【事後学習】学習した内容を整理し,ノート等にまとめてください (2時間) 【授業形態】対面授業 |
4 |
感覚・知覚・認知(感覚・認知心理学の概説)
【事前学習】テキスト第5章とを第7章通読し,感覚モダリティ,知覚の情報処理過程,注意・記憶・思考,認知バイアス,アフォーダンスの概念を事前に調べてください。 (2時間) 【事後学習】学習した内容を整理し,ノート等にまとめてください (2時間) 【授業形態】対面授業 |
5 |
学習・行動(学習・行動心理学の概説)
【事前学習】テキスト第6章を通読し,馴化・鋭敏化,古典的条件づけ,道具的条件づけの概念を事前に調べてください。 (2時間) 【事後学習】学習した内容を整理し,ノート等にまとめてください (2時間) 【授業形態】対面授業 |
6 |
個人差と社会心理(個人差・社会心理学の概説)
【事前学習】テキスト第8〜9章を通読し,知能,パーソナリティ,対人関係,集団・組織,自己の概念を事前に調べてください。 (2時間) 【事後学習】学習した内容を整理し,ノート等にまとめてください (2時間) 【授業形態】対面授業 |
7 |
心の発達過程とライフステージ(生涯発達心理学の概説)
【事前学習】テキスト第10章を通読し,発達,ライフステージと発達課題,認知・言語・道徳性の発達,アタッチメント理論を事前に調べてください。 (2時間) 【事後学習】学習した内容を整理し,ノート等にまとめてください (2時間) 【授業形態】対面授業 |
8 |
ストレスと心の健康(健康心理学の概説)
【事前学習】テキスト第13章を通読し,ストレス理論,レジリエンス,首尾一貫感覚の概念を事前に調べてください。 (2時間) 【事後学習】学習した内容を整理し,ノート等にまとめてください (2時間) 【授業形態】対面授業 |
9 |
心のトラブルと不適応(異常心理学の概説)
【事前学習】テキスト第12章を通読し,不適応の理論,燃え尽き症候群 ,トラウマ,依存症の概念を事前に調べてください。 (2時間) 【事後学習】学習した内容を整理し,ノート等にまとめてください (2時間) 【授業形態】対面授業 |
10 |
心理アセスメントと心理的介入(臨床心理学の概説)
【事前学習】テキスト第14章と第17章を通読し,心理アセスメントの方法,事例定式化,心理の専門職を事前に調べてください。 (2時間) 【事後学習】学習した内容を整理し,ノート等にまとめてください (2時間) 【授業形態】対面授業 |
11 |
心理的支援の基本(カウンセリング心理学の概説)
【事前学習】テキスト第15章を通読し,クライエント中心療法,支持的精神療法,マイクロカウンセリング,動機づけ面接の概念を事前に調べてください。 (2時間) 【事後学習】学習した内容を整理し,ノート等にまとめてください (2時間) 【授業形態】対面授業 |
12 |
精神分析(心理療法論1)
【事前学習】テキスト第16章の第1節を通読し,防衛機制,精神分析の技法,転移と逆転移の概念を事前に調べてください。 (2時間) 【事後学習】学習した内容を整理し,ノート等にまとめてください (2時間) 【授業形態】対面授業 |
13 |
応用行動分析と認知行動療法(心理療法論2)
【事前学習】テキスト第16章の第2節を通読し,機能分析,行動療法,認知療法,論理情動行動療法,第3世代の認知行動療法の概念を事前に調べてください。 (2時間) 【事後学習】学習した内容を整理し,ノート等にまとめてください (2時間) 【授業形態】対面授業 |
14 |
家族療法,ブリーフ・セラピー,対人関係療法(心理療法論3)
【事前学習】テキスト第16章のの第3節を通読し,家族療法,ブリーフ・セラピー,対人関係療法の概念を事前に調べてください。 (2時間) 【事後学習】学習した内容を整理し,ノート等にまとめてください (2時間) 【授業形態】対面授業 |
15 |
期末試験とその解説
【事前学習】これまで学習した内容を復習してまとめてください。 (2時間) 【事後学習】これまで学習した内容を整理し,ノート等にまとめてください。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
その他 | |
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教科書 | 岡田 斉・小山内 秀和 『心理学と心理的支援』 弘文堂 2022年 第1版 |
参考書 | 『ヒルガードの心理学』 金剛出版 2015年 第16版 『心理学 新版 (New Liberal Arts Selection)』 有斐閣 2018年 第新版 『心理学』 東京大学出版会 2020年 第5版 |
成績評価の方法及び基準 | 授業内テスト:授業内の小テストや期末試験(70%)、授業参画度:リアクションペッパーやグループワークや課題発表などのアクティブラーニングの参画度(30%) |
オフィスアワー | 授業終了後, 教室にて対応いたします。 |