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令和2年度以降入学者 | 社会福祉調査法 | ||||
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教員名 | 金明中 | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 2~4 | 開講区分 |
文理学部
(他学部生相互履修可) |
科目群 | 社会福祉学科 | ||||
学期 | 後期 | 履修区分 | 選択 |
授業形態 | 対面授業 |
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Canvas LMSコースID・コース名称 | H020111716 2024社会福祉調査法(金明中・後・金4) |
授業概要 | 長期間にわたる日本経済の不況やグローバリズム、新自由主義の拡散などは所得格差をもたらし、日本中にワーキングプアやネットカフェ難民という新しい社会階層を生み出す要因となりました。また、日本企業の賃金や雇用政策も大きく変化しており、従来の日本企業の特徴であるといわれてきた年功序列や終身雇用の代わりに、成果主義や有期雇用、そしてパートやアルバイトなど非正規雇用を中心とする企業が増えています。さらに、急速に進んでいる少子高齢化は、社会保障制度の持続可能性を揺さぶり、年金や医療、介護など社会保障制度全般にわたる改革が行われている状況です。 本講義では、「社会保障制度の概念」並びに「貧困、社会的排除、所得格差という社会的問題を解決するための政府の役割」及び「社会的に疎外されやすい児童、障害者、女性、高齢者に対する国の社会保障政策」に関するテーマについて講義を行います。また、このような社会問題を分析するための社会調査の様々な手法について説明します。 |
授業のねらい・到達目標 | <到達目標> ・社会保障制度の基本的な知識を習得する。 ・制度が作られた社会的・歴史的背景を理解する。(A-4-2)(A-5-2)(A-6-2) ・日本の社会保障制度の現状や課題について議論できるようにする。 (A-4-2)(A-5-2)(A-6-2) ・社会福祉調査の意義と目的、そして調査の方法について理解する。 ・量的調査の方法及び質的調査の方法について理解する。 ・社会や身近な環境に存在する福祉課題を発見し、専門的知識に基づいて説明することができる。 ・新しい問題に取り組む意識を持ち、そのために必要な情報を収集することができる。 ・周りの人々とコミュニケーションを取り、専門的知識について正しく説明することができる。 〈ディプロマポリシーとの関係〉 【令和3年度以降入学者】この科目は文理学部(学士(社会福祉学))のディプロマポリシーDP4,5,6及びカリキュラムポリシーCP4,5,6に対応しています。 【令和2年度以降入学者】この科目は文理学部(学士(社会福祉学))のディプロマポリシーDP4及びカリキュラムポリシーCP2に対応しています。 〈日本大学教育憲章との関係〉 ・日常生活における現象に潜む科学的問題を発見し、専門的知識に基づいて解決案を作成できる。 ・与えられた問題に取り込む気持を持つことができる。 ・新しい人々とコミュニケーションを取り、専門的知識について正しく説明することができる。 ・自分の学習経験の振り返りを継続的に行うことができる。 |
授業の形式 | 講義、実習 |
授業の方法 | 授業の形式【講義】 ・対面授業を実施します。 ・資料はCanvas LMSの教材画面で配信します。履修者は毎回、授業前に資料の内容を確認してください。 ・授業終了後にレスポンスカード、課題の提出を求めることがあります(Google フォームを利用して)。 ・対面授業に参加できない場合は、事前に申し出をしてください。その後、検討し許可を与えた場合のみ代替え措置を認めます。 |
履修条件 | 特になし |
授業計画 | |
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1 |
はじめに――授業の進め方、内容、試験や成績評価について(A-4-2)(A-5-2)(A-6-2)
【事前学習】【事前学習】Canvas LMSにアップロードされたレジュメを読んで理解しておく。 (2時間) 【事後学習】授業内容を復習し、どのように活用するかを考える。 (2時間) |
2 |
社会福祉調査とは何か、社会福祉調査の意義と目的(A-4-2)(A-5-2)(A-6-2)
【事前学習】Canvas LMSにアップロードされたレジュメを読んで理解しておく (2時間) 【事後学習】授業内容を復習し、どのように活用するかを考える。 (2時間) |
3 |
社会福祉調査のデザイン、問いの設定と調査の流れ、調査の種類(A-4-2)(A-5-2)(A-6-2)
【事前学習】Canvas LMSにアップロードされたレジュメを読んで理解しておく (2時間) 【事後学習】授業内容を復習し、どのように活用するかを考える。 (2時間) |
4 |
少子高齢化と社会保障、量的調査の概要・種類・方法(A-4-2)(A-5-2)(A-6-2)
【事前学習】Canvas LMSにアップロードされたレジュメを読んで理解しておく (2時間) 【事後学習】授業内容を復習し、どのように活用するかを考える。 (2時間) |
5 |
社会保障制度の歴史(世界)、質的調査の概要・方法(A-4-2)(A-5-2)(A-6-2)
【事前学習】Canvas LMSにアップロードされたレジュメを読んで理解しておく (2時間) 【事後学習】授業内容を復習し、どのように活用するかを考える。 (2時間) |
6 |
社会保障制度の歴史(日本)、データ収集の方法(A-4-2)(A-5-2)(A-6-2)
【事前学習】Canvas LMSにアップロードされたレジュメを読んで理解しておく (2時間) 【事後学習】授業内容を復習し、どのように活用するかを考える。 (2時間) |
7 |
所得保障制度:生活保護制度、量的データの整理と分析(1) (A-4-2)(A-5-2)(A-6-2)
【事前学習】Canvas LMSにアップロードされたレジュメを読んで理解しておく (2時間) 【事後学習】授業内容を復習し、どのように活用するかを考える。 (2時間) |
8 |
所得保障制度:公的年金制度①、 量的データの整理と分析(2) (A-4-2)(A-5-2)(A-6-2)
【事前学習】Canvas LMSにアップロードされたレジュメを読んで理解しておく (2時間) 【事後学習】授業内容を復習し、どのように活用するかを考える。 (2時間) |
9 |
所得保障制度:公的年金制度②、量的データの整理と分析(3) (A-4-2)(A-5-2)(A-6-2)
【事前学習】Canvas LMSにアップロードされたレジュメを読んで理解しておく (2時間) 【事後学習】授業内容を復習し、どのように活用するかを考える。 (2時間) |
10 |
医療保健制度、量的データの整理と分析(4)(A-4-2)(A-5-2)(A-6-2)
【事前学習】Canvas LMSにアップロードされたレジュメを読んで理解しておく (2時間) 【事後学習】授業内容を復習し、どのように活用するかを考える。 (2時間) |
11 |
介護保険制度、質的データの整理と分析(1) (A-4-2)(A-5-2)(A-6-2)
【事前学習】Canvas LMSにアップロードされたレジュメを読んで理解しておく (2時間) 【事後学習】授業内容を復習し、どのように活用するかを考える。 (2時間) |
12 |
貧困と格差①、質的データの整理と分析(2) (A-4-2)(A-5-2)(A-6-2)
【事前学習】Canvas LMSにアップロードされたレジュメを読んで理解しておく (2時間) 【事後学習】授業内容を復習し、どのように活用するかを考える。 (2時間) |
13 |
貧困と格差②、質的データの整理と分析(3) (A-4-2)(A-5-2)(A-6-2)
【事前学習】Canvas LMSにアップロードされたレジュメを読んで理解しておく (2時間) 【事後学習】授業内容を復習し、どのように活用するかを考える。 (2時間) |
14 |
働き方改革、高齢者・女性・外国人と労働市場(A-4-2)(A-5-2)(A-6-2)
【事前学習】Canvas LMSにアップロードされたレジュメを読んで理解しておく (2時間) 【事後学習】授業内容を復習し、どのように活用するかを考える。 (2時間) |
15 |
公的保険と民間保険の違い(A-4-2)(A-5-2)(A-6-2)
【事前学習】Canvas LMSにアップロードされたレジュメを読んで理解しておく (2時間) 【事後学習】授業内容を復習し、どのように活用するかを考える。 (2時間) |
その他 | |
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教科書 | 杉本敏夫 (監修), 橋本有理子 (編集) 『社会福祉調査の基礎』 ミネルヴァ書房 2021年 第1版 潮谷有二 (編集), 杉澤秀博 (編集), 武田 丈 (編集) 『社会福祉調査の基礎』 2022年 第1版 権丈 善一 , 権丈 英子 『もっと気になる社会保障: 歴史を踏まえ未来を創る政策論』 勁草書房 2022年 金明中 『韓国における社会政策のあり方』 旬報社 2021年 『韓国における社会政策のあり方Ⅱ』 社会評論社 2024年 |
参考書 | 使用しない |
成績評価の方法及び基準 | 試験(70%)、授業内テスト(30%) |
オフィスアワー | 質問等はCanvas LMSやメールで対応いたします。 e-mail : kim@nli-research.co.jp |