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令和2年度以降入学者 | 保健医療サービス論 | ||||
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教員名 | 品田雄市 | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 2~4 | 開講区分 |
文理学部
(他学部生相互履修可) |
科目群 | 社会福祉学科 | ||||
学期 | 前期 | 履修区分 | 選択 |
授業形態 | 対面授業(一部遠隔授業) |
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授業の形態 | 原則、対面授業とするも、場合により、一部遠隔授業を取り入れ、学修効果を高める。 |
Canvas LMSコースID・コース名称 | H021111718 2024保健医療サービス論(品田雄市・前・金4) |
授業概要 | 保健医療と福祉の制度の体系と実践、現状と課題を明らかにし、地域包括ケアシステムでの保健医療制度の動向と包括的な支援のための福祉との連携・協働(チームケア)のについて講義を行う。 |
授業のねらい・到達目標 | ・社会福祉・ソーシャルワーク実践に関連する保健医療の動向について説明できる。 ・保健医療にかかわる政策、制度、サービスについて体系的に説明できる。 ・保健医療に関わる専門職の役割と連携や協働(チームケア)について説明できる。 ・地域包括ケアシステムで保健医療と介護・福祉の連携体制を説明することができる。 ・医療ソーシャルワーカーの役割と、保健医療関連職種との連携や協働について説明することができる。 ・保健医療と福祉の課題を持つ人に対する、包括的な支援について理解し応用することができる。 <ディプロマポリシーとの関係> この科目は文理学部(学士(社会福祉学))のディプロマポリシーDP1及びカリキュラムポリシーCP2に対応する。 なお、新カリキュラム(令和2年度以降の入学者)では、この科目は文理学部(学士(社会福祉学))のディプロマポリシー DP4,5,6及びカリキュラムポリシー CP4,5,6に対応している。 <日本大学教育憲章との関係> ・社会や身近な環境に存在する福祉課題を発見し、専門的知識に基づいて説明することができる(A-4-2)。 ・新しい問題に取り組む意識を持ち、そのために必要な情報を収集することができる(A-5-2)。 ・さまざまな人々とコミュニケーションを取り、専門的知識について議論することができる(A-6-3)。 |
授業の形式 | 講義 |
授業の方法 | 授業の形式:【講義,演習(グループワーク)】 授業は、講義のみのときと、講義と演習を組み合わせておこなう2様式で実施する。 厚生労働省等の公刊行物・資料での保健医療に関する基本事項、理論、医療法に基づく臨床実践についてPPT教材等を活用しての講義とする。 演習を組み合わせることで、医療制度の現状と課題、諸外国の保健医療の実態についてグループワーク討論を通じて主体的に調べ情報を分析、意見交換することで多角的な視点から考えレポートにまとめるという体験型学習とする。 授業では、Canvas LMSを通じて教材(パワーポイント)資料配信、また事前・事後学習(リアクションペーパー等)質疑を課題提出にておこなう。質疑、⼩テスト・リアクションペーパー、レポートについては,それぞれ翌週授業にて解説・全体講評を⾏う。 〇対⾯授業に参加できない場合,Zoomで参加し,Canvas LMS に配信する事前・事後課題を提出する。 *Zoom での参加を認める要件:⽇本に⼊国できない留学⽣,遠⽅に居住している学⽣、対面授業に参加できない理由が妥当であると許可した学生 |
授業計画 | |
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1 |
ガイダンス 保健医療と福祉:医療ソーシャルワークを知ろう(A-4-2) 【事前学習】保健医療サービス論のシラバスを確認しておくこと (2時間) 【事後学習】医療における生活課題について整理し、ノートしておくこと (2時間) 【担当教員】品田雄市 【授業形態】対面授業 |
2 |
保健医療の課題をもつ人の理解(A-6-3) 疾患・病気・病と人びと 【事前学習】テキスト(中央法規出版)P.2-13を通読しておくこと (2時間) 【事後学習】病者、家族をどのように理解する必要があるか整理し、ノートしておくこと (2時間) 【担当教員】品田雄市 【授業形態】対面授業 |
3 |
医療倫理と患者の権利(A-6-3) 医療における意思決定について考える 【事前学習】テキスト(中央法規出版)P.23-41を通読しておくこと (2時間) 【事後学習】患者の権利と医療倫理との関係性について整理し、ノートしておくこと (2時間) 【担当教員】品田雄市 【授業形態】対面授業 |
4 |
意思決定支援とACP(A-6-3) 医療ソーシャルワーカーの役割と機能を考える 【事前学習】テキスト(中央法規出版)P.42-50を通読し、治療の開始・不開始、中止・再開をめぐる事例や判例について1つ調べ、自身の見解をまとめておくこと (3時間) 【事後学習】演習(グループワーク)で得た気づきや課題についてまとめ、ノートしておくこと (1時間) 【担当教員】品田雄市 【授業形態】対面授業 |
5 |
保健医療の動向(A-4-2) 地域包括ケアと保健医療-ソーシャルワークの視点から- 【事前学習】テキスト(中央法規出版)P.52-73を通読しておくこと (2時間) 【事後学習】地域包括ケアにおける医療ソーシャルワークの役割を整理し、ノートしておくこと (2時間) 【担当教員】品田雄市 【授業形態】対面授業 |
6 |
保健医療における福祉的課題について考える(A-5-2)
【事前学習】テキスト(中央法規出版)P.74-83を通読しておくこと (2時間) 【事後学習】医療現場に持ち込まれた福祉的課題への対応について整理し、ノートしておくこと (2時間) 【担当教員】品田雄市 【授業形態】対面授業 |
7 |
国家試験科目「保健医療と福祉」を考える(A-4-2) 保健医療領域に必要な政策・制度およびサービスに関する知識 【事前学習】テキスト(中央法規出版)第4章を通読しておくこと (2時間) 【事後学習】社会福祉士に求められる保健医療と福祉に関する知識を説明できるようにしておくこと (2時間) 【担当教員】品田雄市 【授業形態】対面授業 |
8 |
保健医療領域における専門職の役割と連携(A-5-2) ―連携・協働とは何か― 【事前学習】テキスト(中央法規出版)P.128-137、参考書(日総研)P.146-167を通読しておくこと (2時間) 【事後学習】連携・協働の目的、目標、意義について整理し、ノートしておくこと (2時間) 【担当教員】品田雄市 【授業形態】対面授業 |
9 |
医療機関におけるソーシャルワーク部門の構築(A-5-2) ―スーパービジョン・組織マネジメント・記録と情報共有― 【事前学習】テキスト(中央法規出版)P.150-160を通読しておくこと (2時間) 【事後学習】医療ソーシャルワーカーにとっての組織についての理解を深め、卒後教育の在り方についての意見をまとめておくこと (2時間) 【担当教員】品田雄市 【授業形態】対面授業 |
10 |
医療ソーシャルワーカーの歴史を振り返る(A-5-2)
【事前学習】参考書(日総研)P.194-210を通読しておくこと (2時間) 【事後学習】欧米におけるソーシャルワーク実践から我が国における医療ソーシャルワークまでの流れを整理し、ノートしておくこと (2時間) 【担当教員】品田雄市 【授業形態】対面授業 |
11 |
保健医療領域における支援の実際 ―実践事例を通じて学ぶ―① 【事前学習】我が国における救急医療体制について調べておく (2時間) 【事後学習】救命救急センターにおける医療ソーシャルワーク実践の意義について整理し、ノートしておくこと (2時間) 【担当教員】品田雄市 【授業形態】対面授業 |
12 |
保健医療領域における支援の実際 ―実践事例を通じて学ぶ―② 【事前学習】脳卒中、脊髄損傷について疾患理解と治療・リハビリテーションについて調べておく (2時間) 【事後学習】回復期リハビリテーションにおける医療ソーシャルワーク実践の意義について整理し、ノートしておくこと (2時間) 【担当教員】品田雄市 【授業形態】対面授業 |
13 |
保健医療領域における支援の実際 ―実践事例を通じて学ぶ―③ 【事前学習】認知症についての疾患理解と治療・ケアについて調べておく (2時間) 【事後学習】認知症をもつ人びとの生活を支える医療ソーシャルワーク実践の意義について整理し、ノート (2時間) 【担当教員】品田雄市 【授業形態】対面授業 |
14 |
保健医療サービスのまとめ:社会福祉士としての働き(A-4-2) 地域に活きるソーシャルワークの専門性 【事前学習】これまでの学びを整理し、ソーシャルワークの専門性をどのよに社会に活かせるかをまとめておく (2時間) 【事後学習】地域をつくるソーシャルワークの意義について整理し、ノートしておくこと (2時間) 【担当教員】品田雄市 【授業形態】対面授業 |
15 |
保健医療サービスのまとめ:制度・政策の体系と課題への対策動向の理解(A-5-2) ―保健医療と福祉はどうあるべきか― 【事前学習】これまでの学びを整理し、質問があればまとめておくこと (2時間) 【事後学習】保健医療の体系と保健医療を必要とする人への支援について整理し、ノートしておくこと (2時間) 【担当教員】品田雄市 【授業形態】対面授業 |
その他 | |
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教科書 | 一般社団法人 日本ソーシャルワーク教育学校連盟 『保健医療と福祉 (最新 社会福祉士養成講座 )』 中央法規出版 2021年 第1版 NPO法人日本医療ソーシャルワーク研究会 『医療福祉相談ガイドブック』 明石書店 2024年 |
参考書 | 日本医療ソーシャルワーク学会 『地域包括ケア時代の医療ソーシャルワーク実践テキスト』 日総研出版 2021年 第2版 |
成績評価の方法及び基準 | 試験(30%)、レポート:20(20%)、授業内テスト:30(30%)、授業参画度:20(20%) (1)試験・レポートは、総括としての授業内試験・課題レポート提出をもって総合的に評価する。 (2)授業内テストは、リアクションパーパー・課題提出を評価する。 (3)授業参画度とは、授業でのグループワーク・発表等の参加状況を評価する。 〇対⾯授業に参加できない場合,Zoomで参加し,Canvas LMS に配信する事前・事後課題を提出する。 *Zoom での参加を認める要件:⽇本に⼊国できない留学⽣,遠⽅に居住している学⽣、対面授業に参加できない理由が妥当であると許可した学生 |
オフィスアワー | 初回授業後に、日程・時間など相談し設定をする。また、メールやBlackboardを用いて質疑応答する。 |
備考 | 授業で次回テーマについて事前学習としての課題を提示する。社会福祉士国家試験科目でもあるため積極的に関連科目(医学知識、社会保障論など)の復習をすること。 |