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令和3年度以降入学者 | ソーシャルワークの理論と方法2 | ||||
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令和2年度以前入学者 | ソーシャルワーク論2 | ||||
教員名 | 久保田純 | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 2~4 | 開講区分 |
文理学部
(他学部生相互履修可) |
科目群 | 社会福祉学科 | ||||
学期 | 後期 | 履修区分 | 選択 |
授業形態 | 対面授業 |
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授業の形態 | 感染症罹患などにより対面授業に参加できない学生の代替方法 ①対面授業終了後にCanvas LMSを通じて配信するオンデマンド動画を視聴し、リアクションシートを提出する。 ②許可を受けずに代替方法を選択した場合は【欠席】とみなす |
Canvas LMSコースID・コース名称 | H02311B04 2024ソーシャルワークの理論と方法2/ソーシャルワーク論2(久保田純・後・火2) |
授業概要 | ソーシャルワークとは、社会福祉を体現する方法論である。本講義では「ソーシャルワークの理論と方法1」を受け、ソーシャルワークの様々なアプローチや面接・記録の技術、集団や地域へのソーシャルワーク、組織運営、ソーシャルアクション、スーパーバイズなど具体的なソーシャルワークの技術について講義する。またソーシャルワーカー(社会福祉士)の実務経験をもとに、実際のソーシャルワーク実践現場での事例を参照しながら、様々な技術などが理解できる授業を行う。 |
授業のねらい・到達目標 | <授業のねらい・到達目標> ソーシャルワークに関する様々な技術について理解をした上で、ソーシャルワーク実践に必要とされる具体的な知識を身につける。実際の事例を通してグループでの事例検討を通して、他者の意見の相違の理解や合意形成に至る「連携」の手法についても理解する。 <ディプロマポリシーとの関係> この科目は文理学部(学士(社会福祉学))のディプロマポリシーDP1、DP2、DP3、DP6及びカリキュラムポリシーCP1、CP2、CP3、CP6に対応している。 <日本大学教育憲章との関係> ・学習から得られた幅広く豊かな知識と教養、及び自己の倫理観に基づいて、社会福祉学の役割を説明することができる。(A-1-2) ・日本及び国際社会が直面している社会福祉の問題を理解し、それを踏まえて社会福祉学の役割を説明することができる。(A-2-2) ・既存の知識にとらわれることなく、物事を論理的・批判的に説明することができる。(A-3-2) ・周りの人々とコミュニケーションを取り、専門的知識について正しく説明することができる。(A-6-2) |
授業の形式 | 講義 |
授業の方法 | ①毎週日曜までに授業のレジメをCanvas LMSにアップする。 ②対面授業にて、教科書とレジメの基本事項を説明し、関連するアクティブ・ラーニングを取り入れたグループワーク及びリアクションシートの作成、期末テスト等を実施する。 ③リアクションシートについてはCanvas LMS上でフィードバックを行う。 ④到達度を確認するために、対面での試験を行う。試験の解説は試験後に実施する。 ⑤授業終了時並びに、Canvas LMSでのリアクションシートを通して、質問の機会を設ける。質問への回答は翌週の講義内で解説する。 |
授業計画 | |
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1 |
オリエンテーション(本講義の概要とそのねらい、講義の進め方)
【事前学習】シラバスに目を通して、授業の流れを理解しておく (2時間) 【事後学習】具体的なソーシャルワーカーの活動に関する記事や書物を読む (2時間) 【授業形態】対面授業 |
2 |
ソーシャルワークの実践モデルとアプローチ(1)(A-1-2)(A-2-2)(A-3-2)(A-6-2)
【事前学習】「モデル」「アプローチ」という用語の意味を確認する (2時間) 【事後学習】「治療モデル」「生活モデル」の違いを整理する (2時間) 【授業形態】対面授業 |
3 |
ソーシャルワークの実践モデルとアプローチ(2)(A-1-2)(A-2-2)(A-3-2)(A-6-2)
【事前学習】「行動」という用語の意味を確認する (2時間) 【事後学習】講義で学んだ複数のアプローチの違いを整理する (2時間) 【授業形態】対面授業 |
4 |
ソーシャルワークの実践モデルとアプローチ(3)(A-1-2)(A-2-2)(A-3-2)(A-6-2)
【事前学習】「ナラティブ」という用語の意味を理解する (2時間) 【事後学習】講義で学んだ複数のアプローチの違いを整理する (2時間) 【授業形態】対面授業 |
5 |
ソーシャルワークの「面接」(A-1-2)(A-2-2)(A-3-2)(A-6-2)
【事前学習】「日常会話」と「面接」の違いを調べておく (2時間) 【事後学習】様々な面接手法の違いを整理する (2時間) 【授業形態】対面授業 |
6 |
ソーシャルワークの「記録」(A-1-2)(A-2-2)(A-3-2)(A-6-2)
【事前学習】ソーシャルワークで「記録」が必要な意味を調べておく (2時間) 【事後学習】様々な記録の書き方の違いを整理する (2時間) 【授業形態】対面授業 |
7 |
ケアマネジメント(A-1-2)(A-2-2)(A-3-2)(A-6-2)
【事前学習】「マネジメント」という用語の意味を理解する (2時間) 【事後学習】ケアマネジメントのプロセスを復習する (2時間) 【授業形態】対面授業 |
8 |
ゲストスピーカー(ソーシャルワーカー)の講義(A-1-2)(A-2-2)(A-3-2)(A-6-2)
【事前学習】ゲストスピーカーに聞きたい質問を考える (2時間) 【事後学習】ゲストスピーカーの講義を聞きレポートにまとめる (2時間) 【授業形態】対面授業 |
9 |
グループワーク(A-1-2)(A-2-2)(A-3-2)(A-6-2)
【事前学習】これまで所属したことのある「グループ」の違いを整理する (2時間) 【事後学習】具体的なセルフヘルプグループの活動を調べる (2時間) 【授業形態】対面授業 |
10 |
コミュニティワーク(A-1-2)(A-2-2)(A-3-2)(A-6-2)
【事前学習】これまで参加したことのある地域活動の違いを整理する (2時間) 【事後学習】コミュニティワークのプロセスを復習する (2時間) 【授業形態】対面授業 |
11 |
ソーシャルアドミニストレーション(A-1-2)(A-2-2)(A-3-2)(A-6-2)
【事前学習】これまで所属したことのある「組織」の違いを整理する (2時間) 【事後学習】様々な組織の違いを整理する (2時間) 【授業形態】対面授業 |
12 |
ソーシャルアクション(A-1)(A-2)(A-3)(A-6)【対面授業】
【事前学習】これまで経験したことのある変化を生み出した「活動」を振り返る (2時間) 【事後学習】ソーシャルアクションのプロセスを復習する (2時間) 【授業形態】対面授業 |
13 |
スーパービジョン(A-1-2)(A-2-2)(A-3-2)(A-6-2)
【事前学習】「スーパービジョン」という用語の意味を理解する (2時間) 【事後学習】スーパービジョンとコンサルテーションの違いを整理する (2時間) 【授業形態】対面授業 |
14 |
授業内試験とその解説(A-1-2)(A-2-2)(A-3-2)(A-6-2)
【事前学習】これまでの講義を振り返り学んだ点を整理する (2時間) 【事後学習】試験の結果を受けえ知識として習得できていない箇所を再確認する (2時間) 【授業形態】対面授業 |
15 |
授業全体のまとめと振り返り(A-1-2)(A-2-2)(A-3-2)(A-6-2)
【事前学習】これまでの講義を振り返り疑問点などを整理する (2時間) 【事後学習】講義全体の振り返りを行う (2時間) 【授業形態】対面授業 |
その他 | |
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教科書 | 日本ソーシャルワーク教育学校連盟編 『ソーシャルワークの理論と方法[共通科目](最新社会福祉士養成講座12)』 中央法規出版 2021年 |
参考書 | 久保紘章・副田あけみ編著 『ソーシャルワークの実践モデル』 川島書店 2005年 カレン・ヒーリー 『ソーシャルワークの方法とスキル〜実践の本質的基盤〜』 みらい 2016年 |
成績評価の方法及び基準 | 試験(50%)、レポート(25%)、授業参画度(25%) 授業内期末試験の結果により、(A-1-2)(A-2-2)の到達度を評価する。 レポートについては第12回のゲストスピーカーの講義に対するレポートの内容を評価する。またその内容により(A-3-2)(A-6-2)の到達度を評価する。 授業参画度については授業のリアクションペーパーの内容を評価する。またその内容により(A-3-2)(A-6-2)の到達度を評価する。5回以上欠席がある場合は成績の対象としない。 なお対面授業に参加できない要件を満たし、オンライン上で受講した場合もレポートと授業参画度は同様の方法で評価を行う。また同様に要件を満たし期末試験を受けられない場合は、ソーシャルワークに関するレポートの提出によって評価する。 |
オフィスアワー | ・火曜12:10〜13:00 ・リアクションペーパー内の質問に関しては翌週の授業内で回答する。 |