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令和2年度以降入学者 | 社会福祉経営論 | ||||
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教員名 | 諏訪徹 | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 2~4 | 開講区分 |
文理学部
(他学部生相互履修可) |
科目群 | 社会福祉学科 | ||||
学期 | 後期 | 履修区分 | 選択 |
授業形態 | 対面授業 |
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Canvas LMSコースID・コース名称 | H026111729 2024社会福祉経営論(諏訪徹・後・月3) |
授業概要 | 本科目では、福祉サービスと組織のマネジメントに関して、法人制度、会計制度、人事・労務管理制度などの諸制度及び、サービス提供過程に関する運営基準・リスクマネジメント・第三者評価などの取り組みについて解説する。そのうえで、福祉マネジメント論で学んだ組織論、サービスマネジメント論の知識も活用しながら、福祉サービスや組織のマネジメントの実際の課題を分析し、解決策を検討する。これにより、学生が、福祉サービス組織の経営課題を、マネジメントの理論及び各種制度の知識を活用して総合して分析する視座を習得することをめざす。 担当教員は全国社会福祉協議会、厚生労働省における実務経験を有し、また現在も各種団体の委員会・審議会等での職務、研修講師等の職務を通じて、各分野の実践者と意見交換を行っている。この経験を踏まえ、現実の政策・実践と結びつけた講義や演習等を行う。 |
授業のねらい・到達目標 | ★授業のねらい 福祉サービスと組織のマネジメントに関して、法人制度、会計制度、人事・労務管理制度などの諸制度及び、サービス提供過程に関する運営基準・リスクマネジメント・第三者評価などの取り組みについて解説する。 ★到達⽬標 ・福祉サービスの組織運営及び提供過程に係る運営基準等の諸規制と、マネジメントのポイントについて、説明できる ・福祉サービス組織に関わる代表的な法人制度の特性、共通点と違いについて説明できる。 ・社会福祉法人制度の成り立ち、運営ルール、直近の社会福祉法人制度改革の背景と内容について説明できる。 ・財務会計の意義、計算書類の種類と連関等について、説明できる。 ・労働法規に基づく基礎的・共通的な労務管理のルールについて、説明できる。 ・人事管理制度の体系、人事管理のサブシステムの機能、連関について、説明できる。 ・以上の知識を総動員し、福祉サービス組織の経営課題を分析できる。 ★ディプロマポリシーとの関係 この科目は文理学部(学士(社会福祉学))のディプロマポリシーDP6,7及びカリキュラムポリシーCP4,5に対応しています。 ★日本大学教育憲章との関係 ・福祉サービスの組織運営及び提供過程に係る運営基準等の諸規制と、マネジメントのポイントについて、説明できる(A-6-3,A-7-3) ・福祉サービス組織に関わる代表的な法人制度の特性、共通点と違いについて説明できる(A-6-3,A-7-3)。 ・社会福祉法人制度の成り立ち、運営ルール、直近の社会福祉法人制度改革の背景と内容について説明できる(A-6-3,A-7-3)。 ・財務会計の意義、計算書類の種類と連関等について、説明できる(A-6-3,A-7-3)。 ・労働法規に基づく基礎的・共通的な労務管理のルールについて、説明できる(A-6-3,A-7-3)。 ・人事管理制度の体系、人事管理のサブシステムの機能、連関について、説明できる(A-6-3,A-7-3)。 ・以上の知識を総動員し、福祉サービス組織の経営課題を分析できる(A-6-3,A-7-3)。 |
授業の形式 | 講義 |
授業の方法 | ・資料は印刷し冊子で配布する。冊子を準備し授業に臨むこと。Canvas LMSにもデータを掲載しておく。 ・リアクションペーパーにコメント等を記入し、毎回の授業終了後2日以内に、Canvas LMSで提出すること。 ・事前・事後学修課題として確認テストを行う。毎回の授業終了後2週間以内にCanvas LMSで提出すること ・リアクションペーパーに対するフィードバックは授業開始時に行うとともにCanvas LMSに掲載する。 ・確認テストの解答はCanvas LMSに掲載するとともに質問に応じる。 ・授業中提示した参考文献等の学習を奨励する。 ・対面参加が困難である旨の配慮申請を学生支援室に行い、認められた学生については、教員の許可を受けてZOOMにてオンライン参加することができる。 |
履修条件 | ・福祉マネジメント論を受講していること。 ・本科目は社会福祉士国家試験の「福祉サービスの組織と経営」に対応しており、国家試験受験を考えている者は履修する必要がある。 ・国家試験受験を希望していない者でも履修は可能。 ・ソーシャルワーク実習に行く者は、施設・事業の制度的な基盤、運営体制、施設や法人の情報収集方法を理解するために、実習前に受講しておくことをすすめる。 |
授業計画 | |
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1 |
イントロダクション 社会福祉経営をとりまく法令の概観、法人制度の種類、法人の機関
【事前学習】シラバスを確認すること。福祉マネジメント論の復習をして臨むこと (3時間) 【事後学習】配布資料の該当部分を読み直し、確認テストによって復習すること (1時間) 【担当教員】諏訪 【授業形態】対面授業 |
2 |
法人制度① 法人制度の種類、法人の機関
【事前学習】配布資料を読み法人制度に関する基本概念を予習しておくこと (1時間) 【事後学習】配布資料の該当部分を読み直し、確認テストによって復習すること (3時間) 【担当教員】諏訪 【授業形態】対面授業 |
3 |
法人制度② 社会福祉法人制度-法人の成り立ち
【事前学習】配布資料を読み、制度を予習しておくこと (1時間) 【事後学習】配布資料の該当部分を読み直し、確認テストによって復習すること (3時間) 【担当教員】諏訪 【授業形態】対面授業 |
4 |
法人制度③ 社会福祉法人制度-社会福祉法人制度改革
【事前学習】配布資料を読み、2016年制度改正の背景を予習しておくこと (1時間) 【事後学習】配布資料の該当部分を読み直し、確認テストによって復習すること (3時間) 【担当教員】諏訪 【授業形態】対面授業 |
5 |
法人制度④ 特定非営利活動法人制度、医療法人制度、法人税制
【事前学習】配布資料を読み、NPO法人制度を予習しておくこと (1時間) 【事後学習】配布資料の該当部分を読み直し、確認テストによって復習すること (3時間) 【担当教員】諏訪 【授業形態】対面授業 |
6 |
財務会計
【事前学習】配布資料を読み、財務諸表の種類・目的を予習しておくこと (1時間) 【事後学習】配布資料の該当部分を読み直し、確認テストによって復習すること (3時間) 【担当教員】諏訪 【授業形態】対面授業 |
7 |
サービス提供プロセスへの規制とサービスの質の管理の全体像、サービス情報の公表制度
【事前学習】配布資料を読み、自分の興味のある事業所のサービス公表内容を見て、意義について考察すること (1時間) 【事後学習】配布資料の該当部分を読み直し、確認テストによって復習すること (3時間) 【担当教員】諏訪 【授業形態】対面授業 |
8 |
経営主体(法人)、施設・事業に対する規制、措置制度と契約制度
【事前学習】配布資料を読み、自分の興味のある施設・事業所の運営基準等を確認すること (1時間) 【事後学習】配布資料の該当部分を読み直し、確認テストによって復習すること (3時間) 【担当教員】諏訪 【授業形態】対面授業 |
9 |
リスクマネジメント、苦情解決
【事前学習】配布資料を読み、福祉サービスで起こり得る事故の種類・発生の原因を考察すること (1時間) 【事後学習】配布資料の該当部分を読み直し、確認テストによって復習すること (3時間) 【担当教員】諏訪 【授業形態】対面授業 |
10 |
福祉サービスの第三者評価
【事前学習】配布資料を読み、自分の興味のある事業所の第三者評価結果を見て、意義について考察すること (1時間) 【事後学習】配布資料の該当部分を読み直し、確認テストによって復習すること (3時間) 【担当教員】諏訪 【授業形態】対面授業 |
11 |
労務管理制度
【事前学習】配布資料を読み、自身のアルバイト経験等に照らして気づきをまとめておくこと (1時間) 【事後学習】配布資料の該当部分を読み直し、確認テストによって復習すること (3時間) 【担当教員】諏訪 【授業形態】対面授業 |
12 |
人事管理制度
【事前学習】配布資料を読み、人事管理制度の基礎概念を予習しておくこと (1時間) 【事後学習】配布資料の該当部分を読み直し、確認テストによって復習すること (3時間) 【担当教員】諏訪 【授業形態】対面授業 |
13 |
人材育成と組織学習
【事前学習】配布資料を読み、自身のアルバイト経験等から組織学習に関する経験をまとめておくこと (3時間) 【事後学習】配布資料の該当部分を読み直し、確認テストによって復習すること (1時間) 【担当教員】諏訪 【授業形態】対面授業 |
14 |
まとめ(これまでの復習・解説を行い、授業の理解を深める)
【事前学習】これまでの学習内容で疑問に思ったことをノートにまとめること (1時間) 【事後学習】第1~14回までの内容を復習すること (3時間) 【担当教員】諏訪 【授業形態】対面授業 |
15 |
期末試験とその解説
【事前学習】第1~14回までの内容を復習すること (3時間) 【事後学習】本科目の学習内容で不明確であった点を復習・整理すること (1時間) 【担当教員】諏訪 【授業形態】対面授業 |
その他 | |
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教科書 | なし |
参考書 | 社会福祉士養成講座編集委員会 『福祉サービスの組織と経営』 中央法規 2023年 第5版 |
成績評価の方法及び基準 | 試験(30%)、レポート(20%)、授業内テスト(30%)、授業参画度(20%) ・授業参画度は授業への参加、リアクションペーパーの提出で評価する。授業に出席・参加したのち、リアクションペーパーにコメント等を記入し、毎回の授業終了後2日以内にCanvas LMSで提出すること。出席・提出が無かった場合は減点する。 ・授業内テストの評価は、確認テストの提出をもって行う。毎回の授業終了後2週間以内にCanvas LMSで提出すること。提出が無かった場合は減点する。 ・対面授業に参加できない場合の要件を満たし,Zoom で参加した場合も,上記課題の提出によって評価する。 ・一定の要件を満たす者について、追試、再試験を行う(詳細は授業で説明) |
オフィスアワー | 月曜日・水曜日の昼休み。その他メール等を用いて質疑応答を行う。 |