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令和2年度以降入学者 | スクールソーシャルワーク論 | ||||
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教員名 | 髙石啓人 | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 3・4 | 開講区分 |
文理学部
(他学部生相互履修可) |
科目群 | 社会福祉学科 | ||||
学期 | 前期 | 履修区分 | 選択 |
授業形態 | 対面授業 |
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Canvas LMSコースID・コース名称 | H059111741 2024スクールソーシャルワーク論(髙石啓人・前・金5) |
授業概要 | 今日、子どもたちは不登校、いじめ、児童虐待、引きこもり、ヤングケアラ―など様々な教育上・生活上の困難を抱えていることが指摘されている。そこで児童生徒を取り巻く学校・家庭・地域の状況を把握しながら、子どもたちの教育上・生活上の困難について把握・理解する。また学校では、子どもたちだけでなく、教職員・保護者にも視野を広げ、教育場面における教職員・保護者の福祉的課題を把握、その解決に向けたスクールソーシャルワークの実際について学ぶ。 授業担当者のスクールソーシャルワーカーの経験を活用して授業を行う。 |
授業のねらい・到達目標 | ・まず福祉と教育を繋ぐスクールソーシャルワークとは何かを理解する。 ・子どもや家族、教職員が抱える教育上・生活上の福祉的課題を把握する。 ・スクールソーシャルワーカーとしての価値や倫理、教育におけるソーシャルワークの意義を身に着ける。 ・学童期の子どもたちの教育上・生活上における福祉的課題を説明することができる。 ・スクールソーシャルワークについてその歴史や現状を明確にすることができる。 ・スクールソーシャルワーカーがチーム学校の一員として果たす役割について説明することができる。 <ディプロマポリシーとの関係> この科目は文理学部(学士(社会福祉学))のディプロマポリシーDP1、2、3、5、6、7及びカリキュラムポリシーCP1、2、3、5、6、7に対応しています。 <日本大学教育憲章との関係> ・学修から得られた幅広く豊かな知識と教養、及び自己の倫理観に基づいて社会福祉学の役割を説明することができる。(A-1-2) ・物事を論理的に説明することができる。(A-3-1) ・新しい問題に取り組む意識を持ち、そのために必要な情報を収集することができる。(A-5-2) |
授業の形式 | 講義 |
授業の方法 | 本授業の事前・事後学習は、各2時間の学習を目安とします。 提出物の提出方法、フィードバックの方法等については、授業開始時に提示する。 |
授業計画 | |
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1 |
福祉と教育を繋ぐスクールソーシャルワークとは何か(A-1-1)
【事前学習】シラバスを事前に確認し授業全体の流れを理解すること (2時間) 【事後学習】スクールソーシャルワークについて学んだことを記録しておくこと (2時間) 【授業形態】対面授業 |
2 |
児童生徒を取り巻く地域の変化について(A-1-1)
【事前学習】児童生徒を取り巻く地域の変化について調べておくこと (2時間) 【事後学習】児童生徒を取り巻く地域の変化について記録しておくこと (2時間) 【授業形態】対面授業 |
3 |
スクールソーシャルワークの歴史-日本と諸外国における比較を通して(A-3-1)
【事前学習】スクールソーシャルワークの誕生の経緯について調べておくこと (2時間) 【事後学習】スクールソーシャルワークの歴史について整理すること (2時間) 【授業形態】対面授業 |
4 |
児童生徒が抱える福祉的課題の理解1-不登校・いじめ(A-3-1)
【事前学習】不登校やいじめの実際について調べておくこと (2時間) 【事後学習】不登校やいじめの現状とその対策などについて説明できるようにすること (2時間) 【授業形態】対面授業 |
5 |
児童生徒が抱える福祉的課題の理解2-児童虐待、外国人児童の就学問題など(A-4-1)
【事前学習】児童虐待や外国人児童の就学問題などについて調べておくこと (2時間) 【事後学習】今回の福祉的課題が子どもの成長発達にどのような影響があるかを記録しておくこと (2時間) 【授業形態】対面授業 |
6 |
児童生徒が抱える福祉的課題の理解3-特別な支援が必要な子どもたちの理解(A-4-1)
【事前学習】特別な支援が必要な子どもについて調べておくこと (2時間) 【事後学習】特別な支援が必要な子どもについて記録しておくこと (2時間) 【授業形態】対面授業 |
7 |
教職員が抱える福祉的課題の理解1-教職員の仕事について考え理解する(A-5-1)
【事前学習】自分が生徒だった時の教職員の仕事を振り返り理解しておくこと (2時間) 【事後学習】教員の休職理由や休職率の動向について整理しておくこと (2時間) 【授業形態】対面授業 |
8 |
学校におけるマイノリティの子どもたちの理解-性的少数者、移民、外国籍の子どもなど(A-5-1)
【事前学習】学校におけるマイノリティの子どもたちについて調べておくこと (2時間) 【事後学習】マイノリティの子どもたちの福祉的課題について整理しておくこと (2時間) 【授業形態】対面授業 |
9 |
地域における子どもたちの居場所-子ども食堂やおうち食堂、児童館など(A-5-2)
【事前学習】子どもたちの居場所について調べておくこと (2時間) 【事後学習】子どもたちの地域における居場所をノートなどに整理すること (2時間) 【授業形態】対面授業 |
10 |
日本の教育制度と教育行政1-公教育費及び奨学金(企業やNPOなども含む)の現状(A-5-3)
【事前学習】学校教育法改正の社会的背景について調べておくこと (2時間) 【事後学習】公教育費の現状について確かめておくこと (2時間) 【授業形態】対面授業 |
11 |
日本の教育制度と教育行政2-教職員の役割(A-5-4)
【事前学習】教育委員会や教職員の役割について調べておくこと (2時間) 【事後学習】教職員の役割について確認しておくこと (2時間) 【授業形態】対面授業 |
12 |
児童生徒を取り巻く学校の現状(A-5-4)
【事前学習】児童生徒を取り巻く学校の現状について調べておくこと (2時間) 【事後学習】小・中・高校・専門学校・短大・大学・夜間中学・定時制高校について把握すること (2時間) 【授業形態】対面授業 |
13 |
スクールソーシャルワークの価値と倫理(A-8-1)
【事前学習】スクールソーシャルワークの価値と倫理について調べておくこと (2時間) 【事後学習】スクールソーシャルワークの価値と倫理について確認すること (2時間) 【授業形態】対面授業 |
14 |
諸外国のスクールソーシャルワーカーの役割(A-8-2)
【事前学習】諸外国のスクールソーシャルワークについて調べておくこと (2時間) 【事後学習】日本と諸外国の相違点について確認しておくこと (2時間) 【授業形態】対面授業 |
15 |
今後のスクールソーシャルワーク、スクールソーシャルワーカーについて(A-3-3)(A-5-3)(A-8-3)
【事前学習】これまでの復習を行う (2時間) 【事後学習】作成した課題の省察を行いながら学んだことを確認すること(A-8-3) (2時間) 【授業形態】対面授業 |
その他 | |
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教科書 | なし |
参考書 | 山野則子・野田正人・半羽利美佳 『よくわかるスクールソーシャルワーク〔第2版〕 ((やわらかアカデミズム・<わかる>シリーズ))』 ミネルヴァ書房 2016年 第2版 授業時に適宜紹介する |
成績評価の方法及び基準 | レポート:課題で取り上げた内容についてまとめる(60%)、授業参画度:リアクションペーパーや授業に取り組む姿勢も含めて評価する(40%) |
オフィスアワー | 初回時に提示するメールにて質問など適宜受け付ける。 |