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令和2年度以降入学者 | 社会的企業論 | ||||
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教員名 | 田尻佳史 | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 3・4 | 開講区分 |
文理学部
(他学部生相互履修可) |
科目群 | 社会福祉学科 | ||||
学期 | 前期 | 履修区分 | 選択 |
授業形態 | 対面授業(一部遠隔授業) |
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授業の形態 | 原則、対面授業。コロナの蔓延などを考慮し、一部オンライン(Zoom)で実施する場合もある。加えて、ゲスト講義において講師の都合上、ゲスト講師のみオンラインとする場合がある。 また、対面授業に参加できない場合、次の要件を満たす学生はZoomでの参加を認める。ただし必ず、事前に連絡を必要とする。 ●Zoom参加の要件:①日本の入国が制限されている学生、②体調不良による参加ができない学生、③遠方に居住し移動が困難な学生。 |
Canvas LMSコースID・コース名称 | H068111750 2024社会的企業論(田尻佳史・前・火5) |
授業概要 | 本講義では、NPO・NGO論をはじめとする「社会的企業」の基礎について学ぶものです。「社会的企業」の機能やその役割、運営のための組織基盤や他セクター等との連携についての講義を中心に学ぶ機会です。講義には現場で活躍するゲストも迎え、ゲストの生の声を通じてより深く理解できる工夫をします。 また、本講義を通じて各セクターの役割を理解すると共に、これからの社会の仕組みのあり方について考え、共に学べる機会を作ります。加えて講義内容により、アクティブ・ラーニング手法を用いた参加型、双方向型講義を実施します。 本講義の担当者は、NPOのインフラストラクチャオーガニゼイションに籍を置き、現場のNPOの支援に長年かかわってきました。その経験を基に、特に組織の立ち上げから組織のマネジメント、他セクターとの連携などについても講義します。 |
授業のねらい・到達目標 | 本講義は、学生が行政や企業で働くことだけを選択肢とするのではなく、自分らしい生き方の選択肢の1つとして「社会的企業」というものが存在することを知る機会とすることができる。(A-6-3)(A-7-3) 行政や企業だけでは解決できない、さまざまな社会課題の解決に向けて行動する「社会的企業」について知識を得ることで、「社会的企業(NPO)」が身近な存在であり、学生でも参画可能なことを理解することができる。(A-6-3)(A-7-3) 行政とNPOの連携、企業の社会貢献活動などの取り組みを通じて「社会的企業」の存在の意味や可能性についてもゲストを迎えて学び、実戦経験をベースとした生の声で学ぶことができる。 <ディプロマポリシーとの関係> この科目は文理学部(学士(社会福祉学)のDP6、7及びCP6,7に対応しています。 <日本大学教育憲章との関係> ・日常生活における現象に潜む問題を発見し、専門的知識に基づいて解決案を作成できる(A-4-3)。 ・与えられた問題に取り組む気持ちを持つ事ができる(A-5-1)。 ・親しい人々とコミュニケーションを取り、専門的知識に基づいて正しく解説できることができる(A-6-2) |
授業の形式 | 講義、演習 |
授業の方法 | 授業の形式:【原則、講義メイン】 ・一方的な講義ではなく、演習では小グループを構成し、グループ単位でテーマに沿った議論を行い答えを導き出す講義もします。 ・一方通行の講義ではなく、質問などを通じて可能な限り参加型の講義とします。 ・ゲストを招いての講義方法を取り入れたり、学生から寄せられる要望を取り入れた講義内容にします。 |
授業計画 | |
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1 |
ガイダンス+講義(講義内容の説明や進め方について受講者と意見)(A-6-3)(A-7-3)
【事前学習】シラバスの確認と履修理由の整理しておくこと (2時間) 【事後学習】講義に使う用語などを調べておくこと (2時間) 【授業形態】対面授業 |
2 |
総論[1] ボランティアとNPOの相違点(A-6-3)(A-7-3)
【事前学習】身近なボランティア活動についてを調べておくこと (2時間) 【事後学習】レジュメの再確認し、ボランティアの要点整理をすること (2時間) 【授業形態】対面授業 |
3 |
総論[2] NPOとは何か?-その社会的役割について-(A-6-3)(A-7-3)
【事前学習】前回の講義内容(ボランティア)の要点整理をすること (2時間) 【事後学習】レジュメの再確認しNPOの役割と要点を整理をすること (2時間) 【授業形態】対面授業 |
4 |
総論[3] 社会的企業(NPO)の組織基盤のあり方(A-6-3)(A-7-3)
【事前学習】社会的企業(NPO)の要素について事前に調べておくこと (2時間) 【事後学習】レジュメを参考に組織基盤の要点を整理しておくこと (2時間) 【授業形態】対面授業 |
5 |
ゲスト講義[1]:海外における社会的企業(NPO)の状況について(A-6-3)(A-7-3)
【事前学習】前回の講義内容(NPO)の組織基盤の要点整理しておくこと (2時間) 【事後学習】レジュメを再確認し、海外のNPOの状況を整理をすること (2時間) 【担当教員】ゲスト講師 【授業形態】対面授業 |
6 |
総論[4] 社会的企業(NPO)を支える資金的支援について(A-6-3)(A-7-3)
【事前学習】NPOの運営のための資金について事前に調べる (2時間) 【事後学習】レジュメを再確認しNPOの財源について要点整理をすること (2時間) 【授業形態】対面授業 |
7 |
ゲスト講義[2]:SDGsに取り組む意味と課題(A-6-3)(A-7-3)
【事前学習】身近なSDGsの取り組みを調べること (2時間) 【事後学習】レジュメの再確認とSDGsの要点整理をする こと (2時間) 【担当教員】ゲスト講師 【授業形態】対面授業 |
8 |
演習[1] SDGsの広げ方を考える(A-6-3)(A-7-3)
【事前学習】前回のゲスト講義の要点について整理をすること (2時間) 【事後学習】身近に取り組めるSDGsについて考えること (2時間) 【担当教員】ゲスト講師 【授業形態】対面授業 |
9 |
総論[5] セクター論-行政、企業、NPOの相違点-(A-6-3)(A-7-3)
【事前学習】各セクターの特徴を調べること (2時間) 【事後学習】レジュメの再確認と要点整理をすること (2時間) 【授業形態】対面授業 |
10 |
ゲスト講義[3]:なぜ、行政はNPOとの連携を必要とするのか(A-6-3)(A-7-3)
【事前学習】行政とNPOの連携事業の事例を調べること (2時間) 【事後学習】レジュメを再確認し、連携の意味や要点整理をすること (2時間) 【担当教員】ゲスト講師 【授業形態】対面授業 |
11 |
演習[2]NPOと行政の連携・協働事業を考える(A-6-3)(A-7-3)
【事前学習】前回のゲスト講義の要点整理をすること (2時間) 【事後学習】行政とNPOの連携の可能性と限界について整理すること (2時間) 【授業形態】対面授業 |
12 |
ゲスト講義[4]:なぜ、企業はNPOとの連携を必要とするのか(A-6-3)(A-7-3)
【事前学習】企業とNPOの連携事業の事例を調べること (2時間) 【事後学習】レジュメを再確認し、連携の意味と可能性を整理をすること (2時間) 【担当教員】ゲスト講師 【授業形態】対面授業 |
13 |
演習[3]NPOと企業の連携・協働事業を考える(A-6-3)(A-7-3)
【事前学習】前回のゲスト講義の要点(関心な点)を整理をすること (2時間) 【事後学習】企業とNPOの連携の可能性と限界について整理すること (2時間) 【授業形態】対面授業 |
14 |
まとめ(これまでの講義を振り返り、講義内容の更なる理解を深める)(A-6-3)(A-7-3)
【事前学習】1~13回の講義等の要点を整理すること (2時間) 【事後学習】1~14回の講義を振り返り試験に備えること (2時間) 【授業形態】対面授業 |
15 |
振り返りと授業内試験(A-6-3)(A-7-3) 学習内容の整理と確認 【事前学習】1~14回の講義を振り返り試験に備えること (3時間) 【事後学習】社会的企業とは何かをまとめること (2時間) 【授業形態】対面授業 |
その他 | |
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教科書 | 特に使用しない |
参考書 | 特に使用しない |
成績評価の方法及び基準 | 授業内テスト:講義の最終日に筆記テストを実施。各講義内容に理解度を確認。(60%)、授業参画度:毎回の授業終了時に、リアクションペーパーを記入し提出(30%)、ゲスト講義の際の感想分の提出(10%) 新型コロナ感染、その他のやむを得ない事情により、授業内試験を受けられない場合、レポートの提出により評価する。 レポートのテーマは、最終授業終了後、3日以内にメールで問い合わせること。 |
オフィスアワー | メールによる質疑に対応します。 |