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令和2年度以降入学者 | 家庭支援論 | ||||
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教員名 | 佐藤千晶 | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 2~4 | 開講区分 |
文理学部
(他学部生相互履修可) |
科目群 | 社会福祉学科 | ||||
学期 | 前期 | 履修区分 | 選択 |
授業形態 | 対面授業 |
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Canvas LMSコースID・コース名称 | H080111763 2024家庭支援論(佐藤千晶・前・水2) |
授業概要 | 本科目は「子育て支援」の理論編の科目である。なぜ今、子育てする家庭に支援が必要なのか、その意義・目的の理解を目指す。そこから子育て家庭を取り巻く社会的状況や支援体制、また子育て家庭のニーズに応じた多様な支援の展開とその現状と課題について理解する。 特に、乳児保育園保育士としての実務経験から、保育施設における保護者支援の具体的内容と子育て当事者の視点を学ぶ。 |
授業のねらい・到達目標 | ➀子ども家庭支援の意義と役割(保育ソーシャルワーカーによる子ども家庭支援の意義と基本)について概説できる(A-1-1)(A-4-2) ➁子育て家庭を取り巻く社会的状況等と支援体制について理解し説明することができる(A-4-2)(A-5-2) ③子育て家庭ニーズに応じた支援の展開について理解し、今後必要な支援を説明することができる(A-3-2)(A-4-2) この科目は文理学部(学士(社会福祉学))のディプロマポリシー及びカリキュラムポリシー1,3,4,5に対応しています。 |
授業の形式 | 講義 |
授業の方法 | 【講義】 講義形式を基本に、必要に応じてグループワークやペアワーク、映像資料を用いる。 教科書の基本事項を説明し、必要に応じて関連する情報を別途資料として配布する。 感想票提出を適宜実施し、授業内に返却して全体講評を行う。試験は筆記試験(持ち込み不可)とし、試験終了後に解説を行う。 |
授業計画 | |
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1 |
ガイダンス:授業概要説明・子育て相談に関するワークから現代の子育て支援とは何かを学ぶ
【事前学習】シラバスを事前に確認し、「子育て支援」のイメージについて発表できるよう自分の考えをメモしておく (2時間) 【事後学習】授業内配布資料を熟読し、子育て相談に関するワークを完成させて翌週提出する (2時間) 【授業形態】対面授業 |
2 |
子ども家庭支援の意義と役割(1)家族をめぐる変化について、歴史的変遷を学ぶ
【事前学習】テキストを準備し、はじめに~第1章第1節・第2節を熟読しておく (2時間) 【事後学習】授業内での説明を整理し、テキストと配布資料を復習する (2時間) 【授業形態】対面授業 |
3 |
子ども家庭支援の意義と役割(2)現代の子育て困難感について事例的に学ぶ
【事前学習】テキスト第1章第3節・第4節を熟読しておく。身近な子育ての困難感について考えておく。 (2時間) 【事後学習】授業内での説明を整理し、テキストと配布資料を復習する (2時間) 【授業形態】対面授業 |
4 |
子ども家庭支援に必要な概念を学ぶ
【事前学習】社会福祉援助技術の基本概念を復習しておく。「自立」に関する自分の考えをメモしておく。 (2時間) 【事後学習】授業内での説明を整理し、テキストと配布資料を復習する。「自立」を説明できる資料を検索してみる。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
5 |
保育士による子ども家庭支援の目的と対象について学ぶ(映像資料)
【事前学習】テキスト第2章第1節・第2節を熟読しておく。 (2時間) 【事後学習】テキストと配布資料を復習する (2時間) 【授業形態】対面授業 |
6 |
保育士による子ども家庭支援の基本的態度について学ぶ
【事前学習】テキスト第2章第3節・第4節を熟読しておく。保育臨床的姿勢に関連する相談援助技術を復習しておく。 (2時間) 【事後学習】テキストと配布資料を復習する (2時間) 【授業形態】対面授業 |
7 |
多様な支援の展開(1)家庭の状況に応じた支援を考える
【事前学習】紹介された映像教材を視聴しコメントを提出しておく (2時間) 【事後学習】映像教材、テキスト、配布資料を復習する (2時間) 【授業形態】対面授業 |
8 |
多様な支援の展開(2)外部講師「医療的ケア児の家庭支援」の話を聞く
【事前学習】医療的ケア児と関連法について調べ、質問事項をメモしておく (2時間) 【事後学習】配布資料を復習し、外部講師に紹介された動画を視聴し、感想票を翌週までに提出しておく。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
9 |
子育て家庭に対する支援体制(1)母子保健制度について学ぶ
【事前学習】テキスト第4章の該当箇所を熟読し、自分が居住する自治体の母子保健事業についてリサーチしておく。 (2時間) 【事後学習】テキストと配布資料を復習する (2時間) 【授業形態】対面授業 |
10 |
子育て家庭に対する支援体制(2)子育て支援制度について学ぶ
【事前学習】テキスト第4章の該当箇所を熟読し、自分が居住する自治体の子育て支援事業(地域型支援事業)についてリサーチしておく。 (2時間) 【事後学習】テキストと配布資料を復習する (2時間) 【授業形態】対面授業 |
11 |
世界の子育て支援(1)スウェーデンの保育・子育て支援について学ぶ
【事前学習】テキスト第5章の該当箇所を熟読しておく。 (2時間) 【事後学習】テキストと配布資料を復習しておく (2時間) 【授業形態】対面授業 |
12 |
世界の子育て支援(2)フィンランドの保育・子育て支援について学ぶ
【事前学習】テキスト第5章の該当箇所を熟読しておく。 (2時間) 【事後学習】テキストと配布資料を復習しておく (2時間) 【授業形態】対面授業 |
13 |
世界の子育て支援(3)カナダの父親支援について学ぶ
【事前学習】テキスト第3章該当箇所及び第5章該当箇所を熟読しておく。 (2時間) 【事後学習】テキストと配布資料を復習し、日本の父親支援について検索してみる。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
14 |
まとめ(子ども家庭支援の今日的意義と役割について考える)
【事前学習】テキスト及びこれまでの授業配布資料すべてに目を通し、子ども家庭支援の今日的意義について自分なりにまとめておく。 (2時間) 【事後学習】テキストと配布資料を復習しておく (2時間) 【授業形態】対面授業 |
15 |
期末試験とその解説
【事前学習】これまでの学修を総復習し整理しておくこと (2時間) 【事後学習】授業内での説明を整理する。試験勉強。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
その他 | |
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教科書 | 松本園子・永田陽子・福川須美・森和子 『『実践 子ども家庭支援論』』 ななみ書房 2019年 第1版 なし |
参考書 | 小原敏郎・三浦主博編著 『保育実践に求められる子育て支援』 ミネルヴァ書房 2019年 第1版 |
成績評価の方法及び基準 | 試験(60%)、授業参画度:感想票やワークシートの提出状況、授業態度により評価する(40%) |
オフィスアワー | 授業終了後またメールで随時受け付ける |