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社会福祉調査演習

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令和2年度以降入学者 社会福祉調査演習
教員名 金明中
単位数    1 学年 3・4 開講区分 文理学部
科目群 社会福祉学科
学期 後期 履修区分 選択
授業形態 対面授業
Canvas LMSコースID・コース名称 H081111765 2024社会福祉調査演習(金明中・後・金3)
授業概要 本講義では、社会福祉と関連したデータを分析するために必要な基礎的な統計学的知識を学びます。
授業のねらい・到達目標 <授業のねらい・到達目標>
・調査のテーマ設定から結果の分析・報告までの一連の流れを理解できる。(A-4-3)(A-6-3)
・テーマの設定や仮説の設定など調査設計に関する基礎的技術を使うことができる。(A-4-3)(A-6-3)
・集計結果の考察、仮説の検証など分析に関する基礎的技術を使うことができる。(A-4-3)(A-6-3)
・報告書の作成、結果の発表など報告に関する基礎的技術を使うことができる。 (A-4-3)(A-6-3)

〈ディプロマポリシーとの関係〉
【令和3年度以降入学者】この科目は文理学部(学士(社会福祉学))のディプロマポリシーDP4,5,6及びカリキュラムポリシーCP4,5,6に対応しています。
【令和2年度以降入学者】この科目は文理学部(学士(社会福祉学))のディプロマポリシーDP4及びカリキュラムポリシーCP2に対応しています。

〈日本大学教育憲章との関係〉
・日常生活における現象に潜む科学的問題を発見し、専門的知識に基づいて解決案を作成できる。
・与えられた問題に取り込む気持を持つことができる。
・新しい人々とコミュニケーションを取り、専門的知識について正しく説明することができる。
・自分の学習経験の振り返りを継続的に行うことができる。
授業の形式 講義、実習
授業の方法 授業の形式【講義】
・パソコン室でSPSSとエクセルを用いて統計学や社会調査について説明します。
・資料はCanvas LMSの教材画面で配信します。履修者は毎回、授業前に資料の内容を確認してください。
・授業終了後にレスポンスカード、課題の提出を求めることがあります(Google フォームを利用)。
・対面授業に参加できない場合は、事前に申し出をしてください。その後、検討し許可を与えた場合のみ代替え措置を認めます。
履修条件 特になし
授業計画
1 授業の概要と進め方、社会調査の概念、社会科学におけるデータ分析の意義を説明(A-4-3)(A-6-3)
【事前学習】シラバスを確認し授業全体の流れを理解すること (2時間)
【事後学習】授業を踏まえ、自分の関心領域で自分なりのリサーチクエスチョンを考えてみること (2時間)
【授業形態】対面授業
2 既存データの利用方法:社会福祉等と関連した既存の統計データの探し方や利用方法(A-4-3)(A-6-3)
【事前学習】社会福祉等と関連した既存の統計データを探してみる。 (2時間)
【事後学習】今後どのようなデータを利用して分析を行うかを考える (2時間)
【授業形態】対面授業
3 調査の設計:調査設計の手順、調査票の作成(A-4-3)(A-6-3)
【事前学習】アンケート調査の事例をみておく (2時間)
【事後学習】これから分析したいテーマに基づいて質問項目を検討する (2時間)
【授業形態】対面授業
4 データを理解する:データの種類、データの尺度、データクリーニング、欠損値の処理、四則演算(A-4-3)(A-6-3)
【事前学習】量的データや質的データ、名目尺度、順序尺度、間隔尺度、比率尺度の概念を調べる (2時間)
【事後学習】データ別の分析方法を考える (2時間)
【授業形態】対面授業
5 SPSSを利用した統計分析:(A-4-3)(A-6-3)
【事前学習】SPSSの概要について予習する (2時間)
【事後学習】SPSSの基本的な使い方を復習する (2時間)
【授業形態】対面授業
6 度数分布表、ヒストグラム等グラプの作成(A-4-3)(A-6-3)
【事前学習】グラフの作成方法を確認しておく (2時間)
【事後学習】分析したいデータを使って度数分布表やヒストグラム等を作成する (2時間)
【授業形態】対面授業
7 記述統計量:平均、標準偏差、標準誤差、分散の求め方と理解(A-4-3)(A-6-3)
【事前学習】記述統計量の概念を調べる (2時間)
【事後学習】データを使って記述統計量を求める (2時間)
【授業形態】対面授業
8 確率分布:正規分布、標準化、標準正規分布、自由度(A-4-3)(A-6-3)
【事前学習】確率分布のの概念を調べる (2時間)
【事後学習】標準化をする理由と標準正規分布を利用する理由を理解する (2時間)
【授業形態】対面授業
9 統計的検定:有意確率、有意水準、帰無仮説と対立仮説(A-4-3)(A-6-3)
【事前学習】統計的検定の概念を調べる (2時間)
【事後学習】有意確率と有意水準の意味を理解する (2時間)
【授業形態】対面授業
10 t検定、分散分析(A-4-3)(A-6-3)
【事前学習】t検定と分散分析の概念を調べる (2時間)
【事後学習】データを利用してt検定と分散分析を行う (2時間)
【授業形態】対面授業
11 クロス集計表の作成 、カイ二乗検定の考え方(A-4-3)(A-6-3)
【事前学習】クロス集計とカイ二乗検定の概念を調べる (2時間)
【事後学習】データを利用してクロス集計とカイ二乗検定を行う (2時間)
【授業形態】対面授業
12 相関分析:ピアソンの積率相関係数、スピアマンの順位相関、偏相関、散布図(A-4-3)(A-6-3)
【事前学習】相関分析の概念を調べる (2時間)
【事後学習】ピアソンの積率相関係数、スピアマンの順位相関、偏相関を使い分ける (2時間)
【授業形態】対面授業
13 回帰分析(A-4-3)(A-6-3)
【事前学習】回帰分析の概念を調べる (2時間)
【事後学習】データを利用して回帰分析を行う (2時間)
【授業形態】対面授業
14 ロジスティック分析(A-4-3)(A-6-3)
【事前学習】ロジスティック分析の概念を調べる (2時間)
【事後学習】データを利用してロジスティック分析を行う (2時間)
【授業形態】対面授業
15 全体復習と解説等(A-4-3)(A-6-3)
【事前学習】授業で学んだ分析方法を整理する (2時間)
【事後学習】社会福祉関連データを利用して多様な分析を行う (2時間)
【授業形態】対面授業
その他
教科書 教科書は使用しません。Web学習システム(Canvas LMS)にアップロードした資料に基づいて講義を行います。資料は各自Web学習システム(Canvas LMS)からダウンロードしてください。
参考書 石村 光資郎、石村 貞夫著 『SPSSによる統計処理の手順 (東京図書)』 オーム社 2021年 第9版
山本 勲 『実証分析のための計量経済学』 中央経済社 2015年
本田由紀、須藤康介、古市憲寿, 文系でもわかる統計分析, 朝日新聞出版, 2018
倉田 博史 『[図解]大学4年間の統計学が10時間でざっと学べる』 KADOKAWA 2019年
成績評価の方法及び基準 レポート(40%)、授業内テスト(30%)、授業参画度(30%)
オフィスアワー 質問等はCanvas LMSやメールで対応いたします。

e-mail:kim@nli-research.co.jp

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