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令和2年度以降入学者 | 国際社会福祉 | ||||
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教員名 | 鴨澤小織 | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 2~4 | 開講区分 |
文理学部
(他学部生相互履修可) |
科目群 | 社会福祉学科 | ||||
学期 | 後期 | 履修区分 | 選択 |
授業形態 | 対面授業 |
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Canvas LMSコースID・コース名称 | H085111771 2024国際社会福祉(鴨澤小織・後・月4) |
授業概要 | 人間のwell-beingについて国際的な視野から思考し福祉を読み解く。非営利組織、NGOの活動と世界の動きや今日的な国際社会課題を国連持続可能な開発目標(SDGs)を通して理解を深める。国際会議の様子や海外の若い社会活動家の人たちの動向にも興味を持ってもらえるように随時紹介していく。毎年2回、児童関係、発展途上国支援の国際機関を訪問し、講義を受けたり、見学をしたりする学外活動を予定しています。 |
授業のねらい・到達目標 | 【ねらい】 グローバリゼーションの進展によって、私たちの生活に何が起こっているのかに関心を持ってもらいたいと思い,海外でいろいろな形で社会貢献活動をしているユースを紹介したり,話を聞いたりする機会を持ち,広い視野で社会問題をとらえることができるようになります。. 特に,児童の問題,ジェンダー,環境,障害,貧困などについて,一緒に考えていきたいと思います。 また,写真とキャプションという手段で人々に社会問題を語り掛ける「フォトボイス」という手法で、社会の問題に対する自分なりのまなざしを表現できるようなトレーニングをしたいと思います。 【到達目標】 ・国際社会の抱える課題、その背景や現状について、社会福祉の視点から説明できる。 ・社会課題について自分の目と心を使って、表現することができる。 <ディプロマポリシーとの関係> この科目は文理学部(学士(社会福祉学))のディプロマポリシーDP1及びカリキュラムポリシーCP2に対応しています。 <日本大学教育憲章との関係> ・学修から得られた幅広く豊かな知識と教養及び自己の倫理観に基づいて、今日の社会福祉学が直面する倫理的課題を説明し、それを実践する場で適用することができます(A-1-4) ・世界各国の歴史、経済、政治、文化などの背景を理解し、国際社会が直面している社会福祉の問題を社会福祉学の視点から解決する方法を提案することができます(A-2-4) ・物事を既存の知識にとらわれることなく、科学的根拠に基づいて論理的・批判的に考察し、その本質を捉えたうえで、他者に説明することができます(A-3-4) ・社会や身近な環境に存在する福祉課題を発見し、専門的知識に加え、独自性を持って、問題を解決することができます(A-4-4) 新カリキュラム(令和2年度以降の入学者)では、この科目は文理学部(学士(社会福祉学))のディプロマポリシーDP2、5、6及びカリキュラムポリシーCP2、5、6に対応しています。 ・日本及び国際社会が直面している社会福祉の問題を理解し、それを踏まえて社会福祉学の役割を説明することができる(A-2-2) ・新しい問題に取り組む意識を持ち、そのために必要な情報を収集することができる(A-5-2) ・周りと人々とのコミュニケーションを取り、専門的知識について正しく説明することができる(A-6-2) |
授業の形式 | 講義 |
授業の方法 | 授業の形式【講義】 (1)パワーポイント、資料、視聴覚メディア、ゲストスピーカーの講義 (2)授業形態は、講義と演習形式の両方を行う。 グループワーク、パワーポイントを使ったグループ発表、写真とキャプションで表現する 調査手法「フォトボイス」も取り入れる。 (3)国際機関(ユニセフやJICA)の学外訪問も予定している。 本授業の事前、事後学習は、各2時間の学習を目安とします。 提出物の提出方法、フィードバックの方法等については、翌週までにコメントをつけて返信する |
授業計画 | |
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1 |
ガイダンス(授業のテーマや到達目標及び授業の方法について説明する)(A-5-2)
【事前学習】シラバスを読んで授業の全体を理解すること。 (2時間) 【事後学習】一回目の授業で配布される計画表を確認し、資料を読んでおくこと。 (2時間) |
2 |
Welfare そして Well-beingへ:よりよく生きることについて考える(A-2-2)
【事前学習】前回配布された資料を読んでフォトボイスについて理解する。 (2時間) 【事後学習】リーディング資料を読んで授業の整理をして理解を深める (2時間) |
3 |
国際社会福祉の視点から(1)写真で社会を切りとるフォトボイスをテンプル大学ジャパンの学生との交流から経験する(A-2-2)
【事前学習】フォトボイスについて配布された資料を読んで整理しておくこと。 (2時間) 【事後学習】課題シート(写真の撮り方について)を使って授業を整理し理解を深める。 (2時間) |
4 |
国際社会福祉の視点から(2)well-beingを国際社会の視点から考える(A-2-2)
【事前学習】課題シートに自分の考え等を記入し授業でのディスカッションのために準備をする。 (2時間) 【事後学習】配布プリントを読んで、写真。キャプションを用意する。 (2時間) |
5 |
国際社会福祉の視点から(3)日本に住む外国人の視点からフォトボイスを考える(A-2-2)
【事前学習】配布プリントを読んで、写真とキャプションを発表する。 (2時間) 【事後学習】配布プリントを読んで、授業を整理し写真とキャプションを作品として完成させる。 (2時間) |
6 |
国際社会福祉の視点からwell-beingについて整理してまとめる。(A-2-2)
【事前学習】ディスカッションシートに自分の考え等を記入し「well-being」のディスカッションのために準備をする。 (2時間) 【事後学習】フォトボイスのまとめレポートの準備をする。 (2時間) |
7 |
国際社会福祉の課題(1)社会的弱者~難民と国際課題について考える。(A-6-2)
【事前学習】配布プリントを読んで、質問を用意する。 (2時間) 【事後学習】授業での配布プリントを読んで、授業を整理し理解を深める。 (2時間) |
8 |
国際社会福祉の課題(2)社会的弱者~少数民族について考える。(A-6-2)
【事前学習】配布プリントを読んで、写真を用意する。 (2時間) 【事後学習】授業での配布プリントを読んで、授業を整理しフォトボイスを完成させる (2時間) |
9 |
国際社会福祉の課題(3)人身売買について考える。(A-6-2)
【事前学習】フォトボイスを発表する準備をする。 (2時間) 【事後学習】授業での配布プリントを読んで、授業を整理し理解を深める。 (2時間) |
10 |
持続可能な開発目標(SDGs)と国際社会の課題(A-5-2)
【事前学習】SDGsについての資料を読んで整理しておくこと。 (2時間) 【事後学習】課題シートを読んで、SDGsについて理解する。 (2時間) |
11 |
国際社会の課題:国際的非営利組織(NGO)の視点から(A-5-2) ゲストスピーカーからお話を伺う 【事前学習】ゲストの活動についての資料を読み、全体像を理解すること。 (2時間) 【事後学習】授業を受けて、まとめレポートを作成する。 (2時間) |
12 |
国際社会福祉の課題:SDGsとから読み解く(A-6-2)
【事前学習】SDGsのフォトボイス写真とキャプションを用意する。 (2時間) 【事後学習】課題シートに記入する。写真を撮って、SDGsに関連したキャプションを準備する。 (2時間) |
13 |
国際社会福祉の課題;国際会議から読み解く(A-6-2)
【事前学習】ジェンダー関係の国際会議について資料を読んで理解する。 (2時間) 【事後学習】授業でディスカッションしたことを踏まえて、SDGsフォトボイスを作成する。 (2時間) |
14 |
国際社会福祉における日本の役割(A-6-2)
【事前学習】SDGsフォトボイス用の写真とキャプションを用意する。 (2時間) 【事後学習】クラスの皆からのコメントを整理してまとめておく。 (2時間) |
15 |
これまでの復習・解説を行い授業の理解を深める(A-6-2)
【事前学習】課題シート、写真コンテストのコメントなどを整理し、国際福祉論の全体の復習をすること。 (2時間) 【事後学習】まとめた課題シートを基に、国際福祉の視点を整理すること。 (2時間) |
その他 | |
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教科書 | なし |
参考書 | 使用しない |
成績評価の方法及び基準 | レポート:課題研究レポートを評価します。(50%)、授業参画度:フォトボイス発表、グループワーク、オンデマンド授業の視聴状況を評価します。(40%)、ディスカッションを評価します。対面授業に参加できない場合,対面と同等に評価します。(10%) レポート提出は2回あります。与えられた問題に対して必要な情報を収集できるか(A-5-2)の達成度も評価します。 授業参画度は、ディスカッション、フォトボイス発表を評価します。専門的な知識を正しく説明できるかを評価します(A-6-2)。 |
オフィスアワー | 授業のあと,メールで対応します。 |