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令和2年度以降入学者 | 教育の文化史 | ||||
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教員名 | 小野雅章 | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 2~4 | 開講区分 |
文理学部
(他学部生相互履修可) |
科目群 | 教育学科 | ||||
学期 | 後期 | 履修区分 | 必修 |
授業形態 | 遠隔授業(オンデマンド型) |
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Canvas LMSコースID・コース名称 | J01308A06 2024教育の文化史(小野雅章・後・火4) |
授業概要 | 日本の近代教育の特色を、主として学校文化や教育慣行の側面から明らかにし、過去の歴史的背景が、現代の教育のどのように影響しているのかを考察する。また、学校史料の調査員としての経験をふまえて、教育史料の扱い方などについても論究したい。 |
授業のねらい・到達目標 | 日本の教育は、如何なるプロセスを経て、現在に至っているのであろうか、その結果としての、日本の教育の特色は何処にあるのかを、歴史的な視点から理解を深めることがねらいである。 到達目標は、以下の三点である。 1.現代の教育の前提となる教育の本質がどのような歴史的背景を有しているのかを理解する(A-1-2,A-8-2) 2.日本の近代教育の発展過程で、諸外国の教育の近代化と比べてどのような特色があるのかを理解し、現在の教育課題の根本的な問題の原点がどこにあるのかを、具体的史実との関連で理解する(A-2-2,A-4-2) 3.教育という営為を支える様々な思想を現代の教育問題との関係で理解する(A-2-2,A-2-4) この科目は文理学部(学士(教育学))のDP及びCPの1,2,4,8に対応している |
授業の形式 | 講義 |
授業の方法 | 講義形式の授業とする。適宜、小レポートを課すことにより、受講生の考えや質問を把握し、それ以降の授業の参考にしたい。 |
授業計画 | |
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1 |
序論(ガイダンス)(A-1-2,A-2-2)
【事前学習】日本教育史の内容を復習し、疑問点などをメモしておく (2時間) 【事後学習】指定した参考文献などを図書館で確認しておく (2時間) 【授業形態】対面授業 |
2 |
紙・鉛筆・謄写版と教育ー教授・学習と教育環境の歴史1(A-2-2)
【事前学習】予め配布した授業資料(教育の文化史【その1】)を読み、授業内容を把握し、ノートにまとめてておく (2時間) 【事後学習】授業中に紹介した文献・史料を確認して学習を深めておく。 (2時間) 【授業形態】オンデマンド型授業 |
3 |
学校家具と教育ー教授・学習と教育環境の歴史2(A-4-2)
【事前学習】予め配布した授業資料(教育の文化史【その2】)を読み、授業内容を把握し、ノートにまとめてておく (2時間) 【事後学習】授業中に紹介した文献・史料を確認して学習を深めておく。 (2時間) 【授業形態】オンデマンド型授業 |
4 |
教育空間と教育-教授・学習と教育環境の歴史3(A-2-2)
【事前学習】予め配布した授業資料(教育の文化史【その3】)を読み、授業内容を把握し、ノートにまとめておく (2時間) 【事後学習】授業中に紹介した文献・史料を確認して学習を深めておく。 (2時間) 【授業形態】オンデマンド型授業 |
5 |
教育問題認識の戦前と戦後ー教育問題の戦前・戦後1(A-4-2)
【事前学習】予め配布した授業資料(教育の文化史【その4】)を読み、授業内容を把握し、ノートにまとめてしておく (2時間) 【事後学習】授業中に紹介した文献・史料を確認して学習を深めておく。 (2時間) 【授業形態】オンデマンド型授業 |
6 |
戦前の学校「紛擾」考察ー教育問題の戦前・戦後2(A-4-2)
【事前学習】予め配布した授業資料(教育の文化史【その5】)を読み、授業内容を把握してお、ノートにまとめておく (2時間) 【事後学習】授業中に紹介した文献・史料を確認して学習を深めておく。 (2時間) 【授業形態】オンデマンド型授業 |
7 |
戦前の青少年犯罪の考察ー教育問題の戦前・戦後3(A-4-2)
【事前学習】予め配布した授業資料(教育の文化史【その6】)を読み、授業内容を把握しておく (2時間) 【事後学習】授業中に紹介した文献・史料を確認して学習を深めておく。 (2時間) 【授業形態】オンデマンド型授業 |
8 |
前半分のまとめと質疑応答により授業内容の理解度を深める(A-1-2,A-8-2)
【事前学習】第2回から第7回までの授業内容を復習し、疑問点をノートにまとめておく (2時間) 【事後学習】第1回目のレポートを作成する (2時間) 【授業形態】対面授業、同時双方向型授業 |
9 |
国定教科書の記述の変化の考察ー国定教科書の問題性(A-4-2)
【事前学習】予め配布した授業資料(教育の文化史【その7】)を読み、授業内容を把握して、ノートにまとめておく (2時間) 【事後学習】授業中に紹介した文献・史料を確認して学習を深めておく。 (2時間) 【授業形態】オンデマンド型授業 |
10 |
教育勅語と現代の教育ー天皇制と教育の関係史1(A-4-2)
【事前学習】予め配布した授業資料(教育の文化史【その8】)を読み、授業内容を把握し、ノートにまとめてておく (2時間) 【事後学習】授業中に紹介した文献・史料を確認して学習を深めておく。 (2時間) 【授業形態】オンデマンド型授業 |
11 |
戦前学校儀式の考察ー天皇制と教育の関係史2(A-4-2)
【事前学習】予め配布した授業資料(教育の文化史【その9】)を読み、授業内容を把握してノートにまとめておく (2時間) 【事後学習】授業中に紹介した文献・史料を確認して学習を深めておく。 (2時間) 【授業形態】オンデマンド型授業 |
12 |
戦後学校儀式の性格の変遷ー天皇制と教育の関係史3(A-2-2)
【事前学習】予め配布した授業資料(教育の文化史【その10】)を読み、授業内容を把握してノートにまとめておく (2時間) 【事後学習】授業中に紹介した文献・史料を確認して学習を深めておく。 (2時間) 【授業形態】オンデマンド型授業 |
13 |
近代教育と男子学生・生徒の制服ー制服と教育の関係史1(A-2-2)
【事前学習】予め配布した授業資料(教育の文化史【その11】)を読み、授業内容を把握しノートにまとめておく (2時間) 【事後学習】授業中に紹介した文献・史料を確認して学習を深めておく。 (2時間) 【授業形態】オンデマンド型授業 |
14 |
近代教育と女学生の制服ー制服と教育の関係史2(A-1-2,A-8-2)
【事前学習】予め配布した授業資料(教育の文化史【その12】)を読み、授業内容を把握してノートにまとめておく (2時間) 【事後学習】授業中に紹介した文献・史料を確認して学習を深めておく。 (2時間) 【授業形態】オンデマンド型授業 |
15 |
後半のまとめー近代教育史の構造を考察する(A-1-2,A-8-2)
【事前学習】第9回から第14回の授業内容を配布資料などをもとにしながら復習しておく (2時間) 【事後学習】最終レポートを作成して提出する (2時間) 【授業形態】対面授業、同時双方向型授業 |
その他 | |
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教科書 | 使用しない。担当者が授業用資料(レジュメ)を用意する。 |
参考書 | 授業用資料(レジュメ)に、その都度紹介し、授業前後の予習・復習の参考にしてもらいたい。 |
成績評価の方法及び基準 | レポート:レポートの課題に対して正確に対応し、客観的な視点からのレポートであるか否かにより評価する(A-1-2,A-8-2)(50%)、授業参画度:授業ごとに提出を求めるリアクションペーパーの内容にもとづき評価する(A-1-2,A-2-2)(50%) 授業を通じて教育について歴史的に考察するような思考態度を身につけてもらえたかどうかを中心に評価する。 |
オフィスアワー | 火曜日5時限(研究室) |