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令和2年度以降入学者 | 教育学演習1 | ||||
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教員名 | 河野桃子 | ||||
単位数 | 1 | 学年 | 2~4 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 教育学科 | ||||
学期 | 前期 | 履修区分 | 必修 |
授業形態 | 対面授業 |
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授業の形態 | 基本的に対面授業とし、演習形式を中心に行います。 |
Canvas LMSコースID・コース名称 | J021080N7 2024教育学演習1(河野桃子・前・月4) |
授業概要 | 教育学の文献を検討するなかで、大学での発表や議論、論文執筆の際に必要となるスキルを身につけます。 |
授業のねらい・到達目標 | ・本授業では、「教育学基礎論1・2」で学んだことを使いこなしながら、具体的な課題を調べ、考察し、考えるためのさまざまなスキルを身につけ、教育学についての理解を深めることをねらいとしています。本授業を通して、以下の項目についての手法を習得することができます。 ディスカッションの仕方/統計データを批判的に読む読み方/メディア報道を批判的に読む/インターネット情報の引用ルール/インターネットでの本の買い方/文科省や教委のHPの活用法/英文HPの検索と閲覧/「国立国会図書館サーチ」(NDL Search)の活用法/CiNii及びJ-STAGEの利用/図書館間相互貸借(ILL)での文献入手/パラグラフ・ライティングの仕方など。 ・大学での学び方に関する基本事項を理解した上で、教育学の文献についての発表を行います。この作業を通じて上記のスキルを身につけるとともに、受講生同士がお互いの発表を批判的に検討するなかで、学術的に実りある議論の仕方を体得していきます。(A-1-2、A-3-2、A-7-2) ・この科目は文理学部(学士:教育学)のDP及びCPの1、3、7に対応しています。 |
授業の形式 | 演習 |
授業の方法 | ・グループ発表を行う回では発表者の割り振りを行いますが、発表者以外も予習が必須です。テキストの指定箇所を事前に読んで、質問やコメントなどを考えてきた上で議論に参加する必要があります。 ・毎回、リフレクションペーパーやそれに代わる課題の提出を求めます。記述内容が最低限の水準に満たない場合、1回分の提出としてカウントされない場合があるので注意してください。 ・授業計画は、進み具合や受講生の要望に応じて変更する場合があります。 |
履修条件 | 同一教員の「教育学演習1」(前期)、「教育学演習2」(後期)をあわせて履修する必要があります。 |
授業計画 | |
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1 |
本授業の内容の確認
【事前学習】シラバスを確認し、本授業の内容を把握しておく。 (2時間) 【事後学習】教科書の指定範囲を読み、発表したいテーマを考えておく。 (2時間) 【授業形態】課題研究 |
2 |
オリエンテーション:自己紹介、大学での学び方
【事前学習】シラバスを確認し、疑問点等を整理しておく。 (2時間) 【事後学習】グループ内での分担や計画を確認する。発表テーマについての情報収集を始める。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
3 |
発表テーマの決定、インターネットを活用した情報収集の仕方(教科書より「知識がない」「創造力がない」を例に)
【事前学習】配布資料を読み、疑問点等をメモしておく。 (2時間) 【事後学習】配付資料を改めて読む。発表の準備を進める。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
4 |
論文の読み方、レジュメの切り方、議論の仕方
【事前学習】配布資料を読み、疑問点等をメモしておく。 (2時間) 【事後学習】配付資料を改めて読む。発表の準備を進める。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
5 |
発表①:「問題解決ができない」「学力格差が大きい」
【事前学習】発表者は、発表レジュメをまとめる。発表者以外の受講生は、教科書の該当箇所を読み質問・コメントを考えておく (2時間) 【事後学習】発表レジュメを改めて読む。授業中に出された論点について、関連文献を読み考察を深める。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
6 |
発表②:「大人の学力が低い」「昔に比べて学力が低下している」
【事前学習】発表者は、発表レジュメをまとめる。発表者以外の受講生は、教科書の該当箇所を読み質問・コメントを考えておく (2時間) 【事後学習】発表レジュメを改めて読む。授業中に出された論点について、関連文献を読み考察を深める。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
7 |
発表③:「勉強のしすぎ」「高い学力は塾通いのおかげ」
【事前学習】発表者は、発表レジュメをまとめる。発表者以外の受講生は、教科書の該当箇所を読み質問・コメントを考えておく (2時間) 【事後学習】発表レジュメを改めて読む。授業中に出された論点について、関連文献を読み考察を深める。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
8 |
発表④:「授業が古臭い」「勉強に興味がない」
【事前学習】発表者は、発表レジュメをまとめる。発表者以外の受講生は、教科書の該当箇所を読み質問・コメントを考えておく (2時間) 【事後学習】発表レジュメを改めて読む。授業中に出された論点について、関連文献を読み考察を深める。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
9 |
発表⑤:「自分に自信が持てない」「学校が楽しくない」
【事前学習】発表者は、発表レジュメをまとめる。発表者以外の受講生は、教科書の該当箇所を読み質問・コメントを考えておく (2時間) 【事後学習】発表レジュメを改めて読む。授業中に出された論点について、関連文献を読み考察を深める。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
10 |
発表⑥:「いじめ・不登校・自殺が多い」「不健康」
【事前学習】発表者は、発表レジュメをまとめる。発表者以外の受講生は、教科書の該当箇所を読み質問・コメントを考えておく (2時間) 【事後学習】発表レジュメを改めて読む。授業中に出された論点について、関連文献を読み考察を深める。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
11 |
テキスト批評の仕方
【事前学習】教科書の指定範囲を読み、疑問点等をメモしておく。 (2時間) 【事後学習】教科書の指定範囲を改めて読む。テキスト批評の作成に向け準備を始める。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
12 |
要約の仕方
【事前学習】教科書の指定範囲および配付資料を読み、疑問点等をメモしておく。 (2時間) 【事後学習】授業中の教員や他の受講生からのコメントを受けて、作成した要約を修正する。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
13 |
書評と図書紹介の書き方
【事前学習】指定した文献に目を通し、概要を把握しておく。 (2時間) 【事後学習】配布された書評と図書紹介を改めて読む。両者の特徴を整理しておく。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
14 |
テキスト批評の発表
【事前学習】各自のテキスト批評を、共有できる形に整える。 (2時間) 【事後学習】授業中の教員や他の受講生からのコメントを受けて、作成したテキスト批評を修正する。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
15 |
全体の振り返り:大学での学びに必要なこととは
【事前学習】テキスト批評を修正する際に気をつけた点について整理しておく。 (2時間) 【事後学習】授業全体を振り返り、大学での学びに必要だと考えられることをまとめておく。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
その他 | |
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教科書 | 河野哲也 『レポート・論文の書き方入門〔第4版〕』 慶應義塾大学出版会 2018年 小松光、ジェルミー・ラプリー 『日本の教育はダメじゃない―国際比較データで問いなおす』 筑摩書房 2021年 第2回授業時に発表の分担を行うので、それまでに入手するようにしてください。 |
参考書 | 国立教育政策研究所 『生きるための知識と技能7―OECD生徒の学習到達度調査(PISA) 2018年調査国際結果報告書』 明石書店 2019年 専修大学出版企画委員会(編) 『新 知のツールボックス』 専修大学出版局 2018年 戸田山和久 『新版 論文の教室―レポートから卒論まで』 NHK出版 2012年 その他、適宜、授業中に提示します。 |
成績評価の方法及び基準 | レポート:テキスト批評および発表(60%)、授業内テスト:リフレクションペーパーおよび課題(30%)、授業参画度(10%) 5回以上欠席(リフレクションペーパー・課題の未提出を含む)した場合、単位修得は認められません。 |
オフィスアワー | メールで日時を調整した上で応対します。 |
備考 | 第2回の授業(オリエンテーション)には必ず出席してください。やむを得ない事情で出席できない場合は、事前にメールで連絡してください。 |