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令和2年度以降入学者 | 教育学演習3 | ||||
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教員名 | 間篠剛留 | ||||
単位数 | 1 | 学年 | 3・4 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 教育学科 | ||||
学期 | 前期 | 履修区分 | 必修 |
授業形態 | 対面授業(一部遠隔授業) |
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授業の形態 | 1週目のみオンデマンド、2週目以降は対面形式。対面形式の週も、感染状況等によってはオンライン形式に切り替える可能性がある。切り替える場合にはBlackboardを通して通知する。 |
Canvas LMSコースID・コース名称 | J034080Q7 2024教育学演習3(間篠剛留・前・水2) |
授業概要 | 「教育学演習3・4」(間篠担当)に共通の内容:教育研究の幅を広げる この授業では、教育を研究することに関する受講者のイメージを広げるとともに、そのための能力を身に付けることを目指す。前期「教育学演習3」ではポップカルチャーから教育を考える。後期「教育学演習4」では、英語文献をもとに教育を考える。 「教育学演習3」の内容:ポップカルチャーの教育思想 本科目のテキストは、次のようなものである。 「「ポップカルチャー」に含まれる多様な作品とそれらを受容する私たちの感性は複雑に交差し、時代や社会のあり方を象徴的に浮かび上がらせることがある。本書は、さまざまな「推し」をもち、あるいは同人誌を制作する研究者(アカデミック・ファン)が、「ポップカルチャー」を通して浮かび上がってくる現代社会のありようや人間観を、自分自身を振り返りながら読み解く試みである。」(本科目のテキスト 序章より) 本授業では、このテキストを用い、一見すると教育と直接かかわらないような事柄から教育を考える。これによって教育を捉える視野を広げ、新たな枠組みを構築するとともに、自分自身で取り組んでみたい教育研究の方法を探していく。 授業前半では輪読の形で担当者を決めて各章を読み進める。授業後半では、担当した章をもとに、担当者が自由に授業を構想し、実践する。 |
授業のねらい・到達目標 | この授業では、「教育学演習1・2」で学んだことを活かしながら、具体的な課題を調べ、考察し、考えるためのさまざまなスキルを身につけ、教育学についての理解を深めていく。また、担当教員は高校教員向けのアクティブラーニング研修会講師を務めた経験がある。その経験から、アクティブラーニングの具体的方法についても、授業内で解説する。 本授業の到達目標は以下のとおりである。 (1)テキストの解釈を行い、単に「私はこう考える」と伝えるだけでなく、複数の意見を比較しながらより妥当な解釈を検討することができる(A-6-3) (2)テキストをもとに追加資料の調査・分析を行い、自分なりに問題を設定し、議論することができる(A-4-3) この科目は文理学部(学士(教育学))のDP及びCPの6,8に対応しています。 |
授業の形式 | ゼミ |
授業の方法 | <授業の進め方> 毎回授業の担当者を割り振り、担当者が授業を運営する。 授業担当者は授業前週までに文献に関する予習課題を提示する。 受講者はその予習課題に取り組んだうえで当日の授業に参加する。 また、授業後には小レポートに取り組む。 <対面授業に参加できない場合> 特別な事情によって対面授業に参加できない場合、Zoomでの参加を認める。ただし、本授業の担当者および当該回の授業担当学生に、前日までに連絡すること。 |
履修条件 | 同一教員の「教育学演習3」(前期)、「教育学演習4」(後期)をあわせて履修すること。 |
授業計画 | |
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1 |
ガイダンス(第1週目は登録作業等のため、「教育学演習1」の対面授業はありません。代わりにオンデマンド教材を用意しますので、それを視聴して第2週目の授業に備えてください)
【事前学習】テキストを概観し、担当箇所の希望を考える (1時間) 【事後学習】Blackboardから授業の方法を確認する (1時間) 【授業形態】オンデマンド型授業 |
2 |
担当箇所の割り振り、ポップカルチャーのイメージ共有
【事前学習】テキストを概観し、担当箇所の希望を考える (2時間) 【事後学習】事後レポート(課題は当日発表) (2時間) 【授業形態】対面授業 |
3 |
「ポップカルチャー」とは何か?
【事前学習】テキスト該当章を読み、事前レポートに取り組む (2時間) 【事後学習】事後レポート(課題は当日発表) (2時間) 【授業形態】対面授業 |
4 |
「なさそう」が「ありそう」になる世界から見通せること
【事前学習】テキスト該当章を読み、事前レポートに取り組む (2時間) 【事後学習】事後レポート(課題は当日発表) (2時間) 【授業形態】対面授業 |
5 |
現代のスポーツマンガにおける凡人の努力
【事前学習】テキスト該当章を読み、事前レポートに取り組む (2時間) 【事後学習】事後レポート(課題は当日発表) (2時間) 【授業形態】対面授業 |
6 |
「宿命」に抗する現代的手法
【事前学習】テキスト該当章を読み、事前レポートに取り組む (2時間) 【事後学習】事後レポート(課題は当日発表) (2時間) 【授業形態】対面授業 |
7 |
音楽ライブイベントにおける音楽享受について
【事前学習】テキスト該当章を読み、事前レポートに取り組む (2時間) 【事後学習】事後レポート(課題は当日発表) (2時間) 【授業形態】対面授業 |
8 |
コミックマーケットという「場」
【事前学習】テキスト該当章を読み、事前レポートに取り組む (2時間) 【事後学習】事後レポート(課題は当日発表) (2時間) 【授業形態】対面授業 |
9 |
「推しのいる生」の何が新しいのか
【事前学習】テキスト該当章を読み、事前レポートに取り組む (2時間) 【事後学習】事後レポート(課題は当日発表) (2時間) 【授業形態】対面授業 |
10 |
第1章をもとにした授業
【事前学習】テキスト該当章を読み、事前レポートに取り組む (2時間) 【事後学習】事後レポート(課題は当日発表) (2時間) 【授業形態】対面授業 |
11 |
第2章をもとにした授業
【事前学習】テキスト該当章を読み、事前レポートに取り組む (2時間) 【事後学習】事後レポート (2時間) 【授業形態】対面授業 |
12 |
第3章をもとにした授業
【事前学習】テキスト該当章を読み、事前レポートに取り組む (2時間) 【事後学習】事後レポート (2時間) 【授業形態】対面授業 |
13 |
第4章をもとにした授業
【事前学習】テキスト該当章を読み、事前レポートに取り組む (2時間) 【事後学習】事後レポート (2時間) 【授業形態】対面授業 |
14 |
第5章をもとにした授業
【事前学習】テキスト該当章を読み、事前レポートに取り組む (2時間) 【事後学習】事後レポート (2時間) |
15 |
第6章をもとにした授業
【事前学習】テキスト該当章を読み、事前レポートに取り組む (2時間) 【事後学習】事後レポート (4時間) 【授業形態】対面授業 |
その他 | |
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教科書 | 渡辺哲男編著 『ポップカルチャーの教育思想――アカデミック・ファンが読み解く現代社会』 晃洋書房 2023年 |
参考書 | 使用しない |
成績評価の方法及び基準 | 授業参画度:毎回の小レポート、議論への参加(50%)、担当回の授業運営(50%) 本科目の成績は、上記の内容をもとに、担当者と履修者とが相談して決定する。 |
オフィスアワー | 水曜日 16:10-17:00 間篠研究室または教育学科図書室 その他の時間に面談を希望する場合は、初回授業で案内する連絡先に相談すること。 |
備考 | ①本科目の受講登録については、教育学科事務室からの指示に従うこと ②演習科目であるため、基本的に全回出席し、積極的に参加すること(欠席が3回に達した場合履修放棄とみなす。特段の事情がある場合には必ず間篠に相談すること) ③同じ授業を受講している仲間の成果に対して積極的に、批判的に、建設的にコメントすることが求められる。 |