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教育学演習3

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令和2年度以降入学者 教育学演習3
教員名 河野桃子
単位数    1 学年 3・4 開講区分 文理学部
科目群 教育学科
学期 前期 履修区分 必修
授業形態 対面授業
授業の形態 基本的に対面授業とし、演習形式を中心に行います。
Canvas LMSコースID・コース名称 J035080Q7 2024教育学演習3(河野桃子・前・木2)
授業概要 文献講読を通じて、教育学の重要なテーマである「権威」について検討するなかで、大学での発表や議論、論文執筆の際に必要となるスキルを身につけます。
授業のねらい・到達目標 ・本授業では、「教育学演習1・2」で学んだことを使いこなしながら、具体的な課題を調べ、考察し、考えるためのさまざまなスキルを身につけ、教育学についての理解を深めることをねらいとしています。本授業を通して、以下の項目についての手法を習得することができます。
文献を批判的に読む読み方/「問い」の立て方/発表スライドやレジュメの作り方/個人またはグループでの発表の仕方/ディスカッションの仕方/論文やレポートの書き方や修正の仕方など。
・文献についてのグループ発表を行い、その内容に関するレポートを作成します。この作業を通じて上記のスキルを身につけるとともに、受講生同士がお互いの発表を批判的に検討するなかで、学術的に実りある議論を実践していきます。(A-1-3、A-3-3、A-8-2)
・この科目は文理学部(学士:教育学)のDP及びCPの1、3、8に対応しています。
授業の形式 演習
授業の方法 ・グループ発表を行う回では発表者の割り振りを行いますが、発表者以外も予習が必須です。テキストの指定箇所を事前に読んで、質問やコメントなどを考えてきた上で議論に参加する必要があります。
・毎回、リフレクションペーパーやそれに代わる課題の提出を求めます。記述内容が最低限の水準に満たない場合、1回分の提出としてカウントされない場合があるので注意してください。
・授業計画は、進み具合や受講生の要望に応じて変更する場合があります。
履修条件 指定された教員の「教育学演習4」(後期)をあわせて履修する必要があります。
授業計画
1 本授業の内容の確認
【事前学習】シラバスを確認し、本授業の内容を把握しておく。 (2時間)
【事後学習】教科書の指定範囲を読み、発表したいテーマを考えておく。 (2時間)
【授業形態】課題研究
2 オリエンテーション:自己紹介、グループ分け
【事前学習】シラバスを確認し、疑問点等を整理しておく。教科書の「はじめに」に目を通しておく。 (2時間)
【事後学習】グループ内での分担や計画を確認する。発表を担当する章についての情報収集を始める。 (2時間)
【授業形態】対面授業
3 発表の核となる「問い」の決定
【事前学習】発表を担当する章を読み、疑問点等をメモしておく。 (2時間)
【事後学習】発表を担当する章を、自分たちのグループの「問い」の観点から改めて読む。発表の準備を進める。 (2時間)
【授業形態】対面授業
4 要約の仕方
【事前学習】配布資料を読み、疑問点等をメモしておく。 (2時間)
【事後学習】配付資料を改めて読む。担当する章の要約を進める。 (2時間)
【授業形態】対面授業
5 効果的な発表方法の検討
【事前学習】発表の構成について、各自の案を用意しておく。 (2時間)
【事後学習】授業中の議論を踏まえ、発表準備を進める。 (2時間)
【授業形態】対面授業
6 発表資料(パワーポイント)の作成
【事前学習】グループ内での発表資料作成の分担について確認しておく。 (2時間)
【事後学習】発表資料を仕上げる。 (2時間)
【授業形態】対面授業
7 発表(1): 第1章「人はなぜ服従しがちなのか」
【事前学習】発表者は、発表資料をまとめる。発表者以外の受講生は、教科書の該当箇所を読み質問・コメントを考えておく。 (2時間)
【事後学習】発表資料を改めて読む。授業中に出された論点について、関連文献を読み考察を深める。 (2時間)
【授業形態】対面授業
8 発表(2):第2章「忠誠心は美徳か」
【事前学習】発表者は、発表資料をまとめる。発表者以外の受講生は、教科書の該当箇所を読み質問・コメントを考えておく。 (2時間)
【事後学習】発表資料を改めて読む。授業中に出された論点について、関連文献を読み考察を深める。 (2時間)
【授業形態】対面授業
9 発表(3):第3章「本当に「しかたがない」のか」
【事前学習】発表者は、発表資料をまとめる。発表者以外の受講生は、教科書の該当箇所を読み質問・コメントを考えておく。 (2時間)
【事後学習】発表資料を改めて読む。授業中に出された論点について、関連文献を読み考察を深める。 (2時間)
【授業形態】対面授業
10 発表(4):第4章「私たちは何に従うべきか」
【事前学習】発表者は、発表資料をまとめる。発表者以外の受講生は、教科書の該当箇所を読み質問・コメントを考えておく。 (2時間)
【事後学習】発表資料を改めて読む。授業中に出された論点について、関連文献を読み考察を深める。 (2時間)
【授業形態】対面授業
11 発表(5):第5章「どうすれば服従しないでいられるか」
【事前学習】発表者は、発表資料をまとめる。発表者以外の受講生は、教科書の該当箇所を読み質問・コメントを考えておく。 (2時間)
【事後学習】発表資料を改めて読む。授業中に出された論点について、関連文献を読み考察を深める。 (2時間)
【授業形態】対面授業
12 発表(6):第6章「不服従の覚悟とは何か」
【事前学習】発表者は、発表資料をまとめる。発表者以外の受講生は、教科書の該当箇所を読み質問・コメントを考えておく。 (2時間)
【事後学習】発表資料を改めて読む。授業中に出された論点について、関連文献を読み考察を深める。 (2時間)
【授業形態】対面授業
13 レポートの執筆に向けて(1):「問い」の設定
【事前学習】各自のレポートの「問い」の候補をいくつか挙げておく。 (2時間)
【事後学習】授業中の教員や他の受講生からのコメントを受けて、各自のレポートの「問い」を決める。 (2時間)
【授業形態】対面授業
14 レポートの執筆に向けて(2):構成の検討
【事前学習】各自のレポートの構成を整理しておく。 (2時間)
【事後学習】授業中の教員や他の受講生からのコメントを受けて、各自のレポートの構成を修正する。 (2時間)
【授業形態】対面授業
15 レポートの完成と共有
【事前学習】各自のレポートをグループで共有できる形にまで仕上げておく。 (2時間)
【事後学習】授業中の教員や他の受講生からのコメントを受けて、各自のレポートを完成させる。 (2時間)
【授業形態】対面授業
その他
教科書 将基面貴巳 『従順さのどこがいけないのか』 筑摩書房 2021年
第2回授業時に発表の分担を行うので、それまでに入手するようにしてください。
参考書 河野哲也 『レポート・論文の書き方入門〔第4版〕』 慶應義塾大学出版会 2018年
専修大学出版企画委員会(編) 『新 知のツールボックス』 専修大学出版局 2018年
戸田山和久 『新版 論文の教室―レポートから卒論まで』 NHK出版 2012年
その他、適宜、授業中に提示します。
成績評価の方法及び基準 レポート:レポートおよび発表(60%)、授業参画度(10%)、リフレクションペーパー(30%)
5回以上欠席(リフレクションペーパーの未提出を含む)した場合、単位修得は認められません。
オフィスアワー メールで日時を調整した上で応対します。
備考 第2回の授業(オリエンテーション)には必ず出席してください。やむを得ない事情で出席できない場合は、事前にメールで連絡してください。

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