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令和2年度以降入学者 | 生涯学習論 | ||||
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教員名 | 梶野光信 | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 2~4 | 開講区分 |
文理学部
(他学部生相互履修可) |
科目群 | 教育学科 | ||||
学期 | 後期 | 履修区分 | 選択 |
授業形態 | 対面授業 |
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授業の形態 | 対面授業で行います。状況によっては、Canvus LMSを使用して実施します。 |
Canvas LMSコースID・コース名称 | J057081M7 2024生涯学習論(梶野光信・後・水3) |
授業概要 | 高度情報化により知の陳腐化が進む現代では「フロントエンド」型の学校教育モデルだけでは、人は豊かな人生を送ることはできない。そのため、生涯学び続けることが求められています。そのような社会(生涯学習社会)の下で、私たちはどのような戦略をもって生きていけばよいのかという点に重点をおいて授業を進めていきたいと考えています。 担当教員は、東京都教育委員会で30年以上の行政経験を持っていますので、それを踏まえた授業を展開していきます。 |
授業のねらい・到達目標 | 【ねらい】 「生涯学習」という考え方が登場してきた歴史的背景や生涯学習をめぐる主要な理論を押さえ、日本型生涯学習政策の特徴を概観していきます。その上で、現代要請されている様々な「学び」(リカレント教育、リスキリング、職場学習等)にもフォーカスを当てていきたい。 また、自身が社会人となって、生涯学習講座を企画・実施する上での基礎知識を習得することも目指していきたいと考えています。 この授業は教育学科の専門科目に位置づいています。教育学科の学生は他の講師の「生涯学習論」を履修しても専門科目の扱いにならないので注意してください。 【到達目標】 この授業を通じて、論理的・批判的思考力、問題発見・解決力を身に付けることができるようにします。(A-3-3,A-4-3、A-7-3) またこの科目は文理学部(学士(教育学)のディプロマポリシー(DP1、DP2、DP3、DP4)及びカリキュラムポリシー(CP3、CP4)に対応しています。 |
授業の形式 | 講義 |
授業の方法 | 対面授業を基本とします。授業の中で、現場をリアルにとらえるようにするため、必要に応じて、ゲスト講師を招くこともあります。 各回(1回目を除く)の授業の終わりに、リアクションペーパーを提出していただきます。 |
授業計画 | |
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1 |
オリエンテーション(授業の計画や到達目標等について説明する)
【事前学習】インターネット等で生涯学習について調べておく (2時間) 【事後学習】本授業を受けていく上で、自分の目標設定をする (2時間) 【授業形態】対面授業 |
2 |
生涯学習とは何か
【事前学習】日本的文脈の中で生涯学習がどのように位置づいているか、調べる (2時間) 【事後学習】生涯学習の基本概念を押さえる (2時間) 【授業形態】対面授業 |
3 |
生涯学習論が登場した背景を知る
【事前学習】ポールラングランについて調べておく (2時間) 【事後学習】ラングランの生涯学習論を復習する (2時間) 【授業形態】対面授業 |
4 |
生涯学習をめぐる国際的動向を押さえる
【事前学習】UNESCOの国際成人教育会議について調べておく (2時間) 【事後学習】生涯学習論の系譜について復習する (2時間) 【授業形態】対面授業 |
5 |
生涯学習をめぐる理論を押さえる
【事前学習】第4回の授業終了時に示された文献を後続しておく (2時間) 【事後学習】生涯学習論の特徴を押さえる (2時間) 【授業形態】対面授業 |
6 |
日本における生涯学習の変遷を学ぶ(その1)
【事前学習】第5回の授業で紹介された文献を購読しておく (2時間) 【事後学習】日本の生涯学習政策の到達点を把握する (2時間) 【授業形態】対面授業 |
7 |
日本における生涯学習の変遷を学ぶ(その2)
【事前学習】第6回の授業で紹介された文献を購読しておく (2時間) 【事後学習】日本における生涯学習政策の課題を整理する (2時間) 【授業形態】対面授業 |
8 |
リカレント教育について
【事前学習】第7回の授業で紹介された文献を購読しておく (2時間) 【事後学習】リカレント教育の課題について整理する (2時間) 【授業形態】対面授業 |
9 |
リスキリングについて(その1) DVD視聴予定
【事前学習】リスキリングについてインターネット等で調べておく (2時間) 【事後学習】リスキリングは生涯学習かについて自分の考えを整理する (2時間) 【授業形態】対面授業 |
10 |
リスキリングについて(その2)
【事前学習】リスキリングに関し紹介された文献を購読しておく (2時間) 【事後学習】社会人になってからの自分の生涯学習の目標を考える (2時間) |
11 |
おとなの学び(理論編-その1) M.ノールズ
【事前学習】M.ノールズの成人教育論について調べておく (2時間) 【事後学習】自己主導型学習の意義と課題を整理する (2時間) 【授業形態】対面授業 |
12 |
おとなの学び(理論編-その2) D.コルブ
【事前学習】コルブの経験学習論について調べておく (2時間) 【事後学習】コルブの経験学習論の課題を整理する (2時間) |
13 |
おとなの学び(理論編-その3) D.ショーン
【事前学習】ショーンの学習理論について調べておく (2時間) 【事後学習】ショーンの学習論の課題を整理する (2時間) 【授業形態】対面授業 |
14 |
おとなの学び(理論編-その4) E.ヴェンガー
【事前学習】ヴェンガーの理論について調べておく (2時間) 【事後学習】状況的学習論について、理解を深める (2時間) 【授業形態】対面授業 |
15 |
職場学習論(企業人の学びとは)
【事前学習】第14回の授業で配付された資料を読む (2時間) 【事後学習】おとなの学びの意味を自分なりに押さえる (2時間) 【授業形態】対面授業 |
その他 | |
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教科書 | 特になし。必要に応じて授業で資料を配付します。 |
参考書 | 赤尾勝己 『生涯学習理論を学ぶ人のために』 世界思想社 2004年 中原淳 『職場学習論ー仕事の学びを科学する』 東京大学出版会 2021年 金井壽宏 『組織変革のビジョン』 光文社新書 2004年 |
成績評価の方法及び基準 | レポート:授業の最後に課すレポート(自分の意見を述べたもの)(70%)、授業参画度:授業終了後に課すリアクションペーパーで評価します(30%) |
オフィスアワー | 水曜日の昼休みに研究室で対応します。 もしくは、メールで対応します。 coperukun@gmail.comまで連絡ください。 |