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令和2年度以降入学者 | 体育・スポーツ史 | ||||
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教員名 | 川井良介 | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 2~4 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 体育学科 | ||||
学期 | 前期 | 履修区分 | 選択 |
授業形態 | 遠隔授業(オンデマンド型) |
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Canvas LMSコースID・コース名称 | K039091E7 2024体育・スポーツ史(川井良介・前・土1) |
授業概要 | 体育・スポーツの歴史について、主に日本や欧米諸国の通史を概説する。また、体育・スポーツと関連のある歴史にも触れ、広範な知識を身に付ける。 |
授業のねらい・到達目標 | 古代から中世、近代を経て現代に至る時代の社会状況を映し出す鏡の役割をスポーツ文化が担っていることについて理解する。(A-1-2) 歴史的事象と現代社会との連関を認識しながら、スポーツの歴史的・社会的意義について論理的に説明できるようになることを目的とする。(A-2-2) 体育、身体教育思想の歴史を学び、過去のスポーツ指導者、体育家等の実践から将来の体育・スポーツの在り方を展望できることを目標とする。(A-8-2) この科目は文理学部(学士(体育学))のDP及びCP1,2,8に対応しています。 |
授業の形式 | 講義 |
授業の方法 | 教科書の基本事項を説明し、関連する史的内容にも触れながら講義を進める。 1)プレゼンテーションの方法 Canvas LMSで授業資料(PowerPoint)と課題(小テスト等)を提示する。 2)授業形態 オンデマンド形式で行う。質問があれば、掲示板に記入する(適宜、教員からフィードバックを行う)。基本的には毎回の授業終了後に小テストを課す。課題の提出方法、フィードバック方法等については、授業開始時に提示する。本授業の事前・事後学習は、各2時間の学習を目安とします。 |
履修条件 | 初回の講義において、成績評価・授業の出席の仕方を説明するので、Canvas LMSの資料をダウンロードし手元に用意をした上で、オンデマンド動画を確認しておくこと。 本科目の履修者数の上限は300人であるため、上限を超えた場合には本科目独自の抽選で履修者を決定する。履修者の抽選に当たっては、体育学科生を優先し、残りの人数枠の中で抽選の上、体育学科生以外の学生の受講を受け入れる。なお、履修者の抽選は第2回目授業の前日に行い、終了次第、結果をCanvas LMSにて公開する(第1週目の授業開始時間までにCanvas LMSのコース登録をしていない学生の受講は受け入れない)。 |
授業計画 | |
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1 |
ガイダンス(授業のテーマや到達目標及び授業の方法について説明する)、歴史を学ぶ重要性について (A-2-2)
【事前学習】シラバスを事前に確認しておくこと (2時間) 【事後学習】次回以降の授業に備え、『体育・スポーツ史概論(以下、教科書)』の目次を概観して、体育・スポーツ史の全体像を把握するとともに、歴史を学ぶ意味について振り返りを行っておくこと (2時間) 【授業形態】オンデマンド型授業 |
2 |
人類の進化とスポーツ (A-1-2、A-2-2)
【事前学習】教科書のp.1~p.8を通読して、人類の誕生・進化と身体の変化について理解しておくこと (2時間) 【事後学習】教科書のp.1~p.8の記述と講義を振り返り、古代四大文明以前の人類の生活とスポーツについてノートにまとめ、説明できるようにしておくこと (2時間) 【授業形態】オンデマンド型授業 |
3 |
古代の体育・スポーツ(古代オリンピックの概観)(A-2-2、A-8-2)
【事前学習】教科書のp.9~p.25を通読して、オリエント世界のスポーツについて理解しておくこと (2時間) 【事後学習】教科書のp.9~p.25の記述と講義を振り返り、古代ギリシャ社会におけるオリンピックの起源と意義についてノートにまとめ、説明できるようにしておくこと (2時間) 【授業形態】オンデマンド型授業 |
4 |
古代の体育・スポーツ(古代オリンピックの身体観)(A-2-2、A-8-2)
【事前学習】教科書のp.9~p.25を通読して、カロカガティアについて理解しておくこと (2時間) 【事後学習】教科書のp.9~p.25の記述と講義を振り返り、古代オリンピックの始まりから終わりまでの流れについてノートにまとめ、説明できるようにしておくこと (2時間) 【授業形態】オンデマンド型授業 |
5 |
古代の体育・スポーツ(アジアの古代スポーツ)(A-1-2、A-2-2)
【事前学習】教科書のp.25~p.40を通読して、中国古代から隋唐代までのスポーツについて理解しておくこと (2時間) 【事後学習】教科書のp.25~p.40の記述と講義を振り返り、日本古代のスポーツについてノートにまとめ、説明できるようにしておくこと (2時間) 【授業形態】オンデマンド型授業 |
6 |
中世の体育・スポーツ(ヨーロッパの体育・スポーツ)(A-1-2、A-2-2)
【事前学習】教科書のp.41~p.47を通読して、中世ヨーロッパの体育・スポーツについて理解しておくこと (2時間) 【事後学習】教科書のp.41~p.47の記述と講義を振り返り、騎士道と騎士の身体文化についてノートにまとめ、説明できるようにしておくこと (2時間) 【授業形態】オンデマンド型授業 |
7 |
中世の体育・スポーツ(日本の体育・スポーツ)(A-1-2、A-2-2)
【事前学習】教科書のp.47~p.55を通読して、日本の体育・スポーツについて理解しておくこと (2時間) 【事後学習】教科書のp.47~p.55の記述と講義を振り返り、武士の身体習練についてノートにまとめ、説明できるようにしておくこと (2時間) 【授業形態】オンデマンド型授業 |
8 |
ルネサンスと体育・スポーツ(A-2-2)
【事前学習】教科書のp.56~p.66を通読して、古代ギリシャの体育思想を俯瞰しておくこと (2時間) 【事後学習】教科書のp.56~p.66の記述と講義を振り返り、当時の思想が現代の学校教育や体育に及ぼしている影響についてノートにまとめ、説明できるようにしておくこと (2時間) 【授業形態】オンデマンド型授業 |
9 |
近世の日本の体育・スポーツ(武士教育と武芸)(A-2-2、A-8-2)
【事前学習】教科書のp.67~p.79を通読して、日本の武士道とヨーロッパの騎士道の相違点についてノートにまとめておくこと (2時間) 【事後学習】教科書のp.67~p.79の記述と講義を振り返り、庶民のスポーツについてノートにまとめ、説明できるようにしておくこと (2時間) 【授業形態】オンデマンド型授業 |
10 |
国民国家の形成と近代体育の成立(スポーツ指導者のルーツと体育観)(A-2-2、A-8-2)
【事前学習】教科書のp.80~p.88を通読して、先達の教育・体育観について大まかに理解しておくこと (2時間) 【事後学習】教科書のp.80~p.88の記述と講義を振り返り、先達の教育・体育観が現代の体育にどのような影響を与えているかについてノートにまとめ、説明できるようにしておくこと (2時間) 【授業形態】オンデマンド型授業 |
11 |
近代スポーツの発達(パブリックスクールとアスレティシズム)(A-2-2、A-8-2)
【事前学習】教科書のp.105~p.111を通読して、パブリック・スクールのスポーツについて理解しておくこと (2時間) 【事後学習】教科書のp.105~p.111の記述と講義を振り返り、当時のスポーツが有していた教育的価値についてノートにまとめ、説明できるようにしておくこと (2時間) 【授業形態】オンデマンド型授業 |
12 |
近代スポーツの展開(近代オリンピックの創始)(A-2-2、A-8-2)
【事前学習】教科書のp.116~p.126を通読して、クーベルタンがどのような価値観、使命をもってオリンピックを復興することになったのか理解しておくこと (2時間) 【事後学習】教科書のp.116~p.126の記述と講義を振り返り、当時のオリンピックが現在のオリンピックに与えた影響や現在のオリンピックとの相違などについてノートにまとめ、説明できるようにしておくこと (2時間) 【授業形態】オンデマンド型授業 |
13 |
日本における近代スポーツの移入と動向(A-2-2、A-8-2)
【事前学習】教科書のp.126~p.137を通読して、日本に近代スポーツが移入してきたか理解しておくこと (2時間) 【事後学習】教科書のp.126~p.137の記述と講義を振り返り、外来スポーツが日本でどのように受容されてきたか日本と海外のスポーツ文化を比較しながらノートにまとめ、説明できるようにしておくこと (2時間) 【授業形態】オンデマンド型授業 |
14 |
これまでの復習とWebテスト(A-8-2)
【事前学習】全授業の授業内容を教科書・配布資料等で復習しておくこと (2時間) 【事後学習】試験で解答できなかった部分について復習し、理解を深めておくこと (2時間) 【授業形態】課題研究 |
15 |
Web試験の振り返り、まとめ
【事前学習】全授業の授業内容を教科書・配布資料等で確認しておくこと (2時間) 【事後学習】全授業を振り返り、体育・スポーツの歴史的社会的意義の変遷と今後の学校体育、スポーツ文化の在り方について、自分の意見を説明できるようにしておく (2時間) 【授業形態】オンデマンド型授業 |
その他 | |
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教科書 | 木村吉次 『体育・スポーツ史概論 (体育・スポーツ・健康科学テキストブックシリーズ)』 市村出版 2001年 第改訂3版 教科書は事前・事後学習を進めるうえでも極力手元に準備することが望ましいが、教科書を入手もしくは購入することが困難な場合も想定されるため、 必要に応じて資料をCanvas LMSを通じて提示・配信する。 |
参考書 | 使用しない |
成績評価の方法及び基準 | 授業内テスト:授業内テストは、Webテストの結果で評価します。(40%)、授業参画度:オンデマンド資料等の閲覧後に行う、小テスト等の結果により、授業参画度を評価します。また、必要に応じてレポートを課す場合もあります。(60%) |
オフィスアワー | Canvas LMS上で質問を受け付け,次回のオンデマンド資料中で解説します。 |
備考 | 【注意】 ・授業の内容に関する問い合わせについて 1:メールでの問い合わせをする際、深夜帯(22時~5時)の連絡は控えてください。 2:3日以上経過しても返信がない場合には、メールを見落としている可能性があるので、恐れ入りますが、再度、メールをお送りください。 ・出席や課題提出数等(小テストも含む)が授業回数(全15回)の2/3以上に満たない場合、成績評価対象としない。 |