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コーチング論(評定スポーツ)

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令和2年度以降入学者 コーチング論(評定スポーツ)
教員名 水島宏一
単位数    2 学年 3・4 開講区分 文理学部
科目群 体育学科
学期 後期 履修区分 選択
授業形態 対面授業
Canvas LMSコースID・コース名称 K05009A09 2024コーチング論(評定スポーツ)(水島宏一・後・火1)
授業概要 スポーツは,大別すると「測定競技」「判定競技」「評定競技」に分けることができる。ここでは主に「評定競技」に関して,様々な指導者のコーチング事例をもとに,「測定競技」「判定競技」とともにコーチングの現場で起こる様々な問題解決のための対処法について講義する。とくに体操競技や器械運動に関しては,体操競技のコーチライセンスを有し,また国際体操連盟(F.I.G.)のアカデミーライセンスカテゴリーⅢなど,評定競技である体操競技にかかわる実務経験を活かして専門的な知識を学習者へ教授する。
授業のねらい・到達目標 <ディプロマポリシーとの関係>
この科目は文理学部(学士(体育学)のDP1,3,7及びCP1,3,7に対応しています。
・経験や学修から得られた豊かな知識と教養に基づいて,自己の倫理観を倫理的な課題に適用することができる(A-1-3)。
・仮説に基づく課題や問題を提示し,客観的な情報を基に,論理的・批判的に考察できる。(A-3-3)。
・集団の活動において,より良い成果を上げるために,指導者として他者と協働し,作業を行うことができる。(A-7-3)。

<学習のねらい>
競技スポーツの様々なカテゴリー(測定競技・判定競技・評定競技)のスポーツ種目のコーチングについて理解し,初心者からトップアスリートまでのスポーツ指導者としての基本的知識を学び,この知識をさらに拡げ,そして深めて状況に応じた即興的なコーチングに関する知識を身に付ける。

<到達目標>
評定競技スポーツを指導する際,必要な知識を活用できる。
コーチングおよびティーチングに関して,論理的にレクチャーすることができる。
授業の形式 講義
授業の方法 授業の形式:【講義】
主に『コーチング学への招待』を活用して授業を実施する。なお,補足説明のためにコーチングに関する書籍や論文なども活用する。また,各授業時間において,受講生の専門種目に関して,受講学生のプレゼンテーション(事前・事後学習の資料を活用)及びディスカッションなども行いながら授業を行う。
課題やレポート,それらのフィードバック方法については,初回授業で説明する。
授業計画
1 コーチングの発生について
ガイダンス(授業スケジュールや授業概要,評価法などの説明)を含め,授業の導入として受講学生の専門的に実践してきたスポーツに関して,その種目の起源や歴史について発表する。
【事前学習】シラバスを確認し,自身が専門的(長く)に行っている種目に関する参考資料を読みテキストデータにまとめる。 (2時間)
【事後学習】授業内で自身の種目以外のスポーツについて学んだ情報をテキストデータにまとめる。 (2時間)
【授業形態】対面授業
2 スポーツの起源と近代オリンピックへの発展について(A-1-3)
【事前学習】『コーチング学への招待』のP1-11を読み,自身の専門的に行ってきた種目に当てはめながら疑問点や不明点をテキストデータにまとめる。 (2時間)
【事後学習】授業内で疑問点や不明点だったことに関して分かったことをテキストデータにまとめる。 (2時間)
【授業形態】対面授業
3 用語の定義:コーチとコーチング・コーチングとティーチングについて
【事前学習】『コーチング学への招待』のP12-26を読み,自身の専門的に行ってきた種目に当てはめながら疑問点や不明点をテキストデータにまとめる。 (2時間)
【事後学習】授業内で疑問点や不明点だったことに関して分かったことをテキストデータにまとめる。 (2時間)
【授業形態】対面授業
4 コーチ制度と組織について:JSPO(日本スポーツ協会)の指導者資格を活用して
【事前学習】『コーチング学への招待』のP26-35及びJSPOホームページを参照して,自身の専門的に行ってきた種目に当てはめながら疑問点や不明点をテキストデータにまとめる。 (2時間)
【事後学習】授業内で疑問点や不明点だったことに関して分かったことをテキストデータにまとめる。 (2時間)
【授業形態】対面授業
5 コーチング学とは何か:コーチングの源流とコーチング研究の現状について
【事前学習】『コーチング学への招待』のP38-54を読み,自身の専門的に行ってきた種目に当てはめながら疑問点や不明点をテキストデータにまとめる。 (2時間)
【事後学習】授業内で疑問点や不明点だったことに関して分かったことをテキストデータにまとめる。また,自身の種目に関連する論文を検索して,それらのデータベースを作る。 (2時間)
【授業形態】対面授業
6 コーチング学とは何か:コーチング学の今日的課題について
【事前学習】『コーチング学への招待』のP55-64を読み,自身の専門的に行ってきた種目に当てはめながら疑問点や不明点をテキストデータにまとめる。 (2時間)
【事後学習】授業内で疑問点や不明点だったことに関して分かったことをテキストデータにまとめる。 (2時間)
【授業形態】対面授業
7 競技力とトレーニング:競技力とは何かについて
【事前学習】『コーチング学への招待』のP66-81を読み,自身の専門的に行ってきた種目(測定競技・判定競技・評定競技)に当てはめながら疑問点や不明点をテキストデータにまとめる。 (2時間)
【事後学習】授業内で疑問点や不明点だったことに関して分かったことをテキストデータにまとめる。 (2時間)
【授業形態】対面授業
8 競技力とトレーニング:トレーニングの構造について
【事前学習】『コーチング学への招待』のP82-96を読み,自身の専門的に行ってきた種目(測定競技・判定競技・評定競技)に当てはめながら疑問点や不明点をテキストデータにまとめる。 (2時間)
【事後学習】授業内で疑問点や不明点だったことに関して分かったことをテキストデータにまとめる。 (2時間)
【授業形態】対面授業
9 競技力の養成:技術トレーニングについて(主に運動技術)(A-3-3)
【事前学習】『コーチング学への招待』のP98-109を読み,自身の専門的に行ってきた種目(測定競技・判定競技・評定競技)に当てはめながら疑問点や不明点をテキストデータにまとめる。 (2時間)
【事後学習】授業内で疑問点や不明点だったことに関して分かったことをテキストデータにまとめる。 (2時間)
【授業形態】対面授業
10 競技力の養成:技術トレーニングについて(主に目標決定)
【事前学習】『コーチング学への招待』のP109-126を読み,自身の専門的に行ってきた種目(測定競技・判定競技・評定競技)に当てはめながら疑問点や不明点をテキストデータにまとめる。 (2時間)
【事後学習】授業内で疑問点や不明点だったことに関して分かったことをテキストデータにまとめる。 (2時間)
【授業形態】対面授業
11 体力トレーニング:一般的・専門的トレーニングについて
【事前学習】『コーチング学への招待』のP149-182を読み,自身の専門的に行ってきた種目(測定競技・判定競技・評定競技)に当てはめながら疑問点や不明点をテキストデータにまとめる。 (2時間)
【事後学習】授業内で疑問点や不明点だったことに関して分かったことをテキストデータにまとめる。 (2時間)
【授業形態】対面授業
12 測定競技のコーチングについて:受講学生(測定競技経験者)のプレゼンテーション及びディスカッション
【事前学習】これまでの授業から知り得た測定競技に関するコーチングについてテキストデータでまとめる。 (2時間)
【事後学習】授業内で疑問点や不明点だったことに関して分かったことをテキストデータにまとめる。 (2時間)
【授業形態】対面授業
13 判定競技のコーチングについて:受講学生(判定競技経験者)のプレゼンテーション及びディスカッション
【事前学習】これまでの授業から知り得た判定競技に関するコーチングについてテキストデータでまとめる。 (2時間)
【事後学習】授業内で疑問点や不明点だったことに関して分かったことをテキストデータにまとめる。 (2時間)
【授業形態】対面授業
14 評定競技のコーチングについて:受講学生(評定競技経験者)のプレゼンテーション及びディスカッション(A-7-3)
【事前学習】これまでの授業から知り得た評定競技に関するコーチングについてテキストデータでまとめる。 (2時間)
【事後学習】授業内で疑問点や不明点だったことに関して分かったことをテキストデータにまとめる。 (2時間)
【授業形態】対面授業
15 「学習内容の整理」と「到達度の確認」
【事前学習】本授業の「事後学習」でまとめた資料をもとにレジュメを作成して,Bbで提出する。 ※ A4用紙縦置き:紙数は問わない (2時間)
【事後学習】本授業に関する小レポートを作成してCanvas LMSで提出する。 ※ A4用紙縦置き:紙数は問わない (2時間)
【授業形態】対面授業
その他
教科書 日本コーチング学会 『コーチング学への招待』 大修館書店 2017年 第1版
なし
参考書 なし
成績評価の方法及び基準 試験(40%)、レポート:第15回 事後学習:小レポート(10%)、授業参画度:事後学習の提出(第1回~第14回)(20%)、授業内プレゼンテーション及びディスカッション(30%)
※対面授業への対面参加が困難な学生への配慮について
対面授業に参加できない場合の要件を満たし,科目担当者が指定した方法で授業を受講し,課題等の提出によって評価する。なお,上記の対応を受ける場合には,所属学科への事前の申請および科目担当者に事前に相談をすること(不測の事態の場合には可能な限り早期に連絡すること)。
オフィスアワー Canvas LMSを用いて質疑応答を行います。

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