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令和2年度以降入学者 | スポーツ実習(器械運動) | ||||
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教員名 | 水島宏一 | ||||
単位数 | 1 | 学年 | 1~4 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 体育学科 | ||||
学期 | 前期 | 履修区分 | 選択必修 |
授業形態 | 対面授業 |
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Canvas LMSコースID・コース名称 | K06009A14 2024スポーツ実習(器械運動)(水島宏一・前・火1) K06109A14 2024スポーツ実習(器械運動)(水島宏一・前・火2) K06209A14 2024スポーツ実習(器械運動)(水島宏一・前・火3) K06309A14 2024スポーツ実習(器械運動)(水島宏一・前・水1) K06409A14 2024スポーツ実習(器械運動)(水島宏一・前・水1) |
授業概要 | 学校体育の運動領域のひとつである「器械運動」で取り扱われる内容の「マット運動」「跳び箱運動」「鉄棒運動」「平均台運動」を学習種⽬として取り上げ,実技能力及び指導方法などを教授する。具体的な学習内容は,下記の授業計画に⽰すとおりである。 日本スポーツ協会公認スポーツ指導者資格コーチ3(体操)やF.I.GアカデミーカテゴリⅢを有し,⽂部科学省のデジタル教材作成委員や学習指導要領解説(⼩学校 体育編 平成29年)の執筆,器械運動アプリ(デジタル体育)作成,文部科学省及びスポーツ庁主催の研修会講師など,器械運動にかかわる実務経験を活かして,今,指導者に求められる「知識・技能」に関しての情報を教授する。 |
授業のねらい・到達目標 | <ディプロマポリシーとの関係> この科⽬は⽂理学部(学⼠(体育学)のDP4,5,8及びCP4,5,8に対応しています。 ・事象を注意深く観察して,解決すべき問題を認識できる(A4-1-1)。 ・新しいことに挑戦する気持ちをもつことができる(A5-1-1)。 ・⾃⼰の学修経験の振り返りを継続的に⾏うことができる(A8-1-1)。 <授業のねらい> 授業資料である学習指導要領や学習指導要領解説に記載されている⼩学校,中学校,⾼等学校で学習する技の構造に関する知識や技術を身に付ける。 教員採⽤試験(⼩・中・⾼校)の出題課題に対応できる知識と即興能力を身に付ける。 <到達⽬標> ・学校教育で学習する基本的な技や教員採⽤試験(⼩・中・⾼校)に出題される技・組み合わせ技などができる。 ・技能を身に付けるための練習方法や場の設定,補助などをすることができる。 ・課題を解決するために意見を提示したり,話し合ったりすることができる。 |
授業の形式 | 実習 |
授業の方法 | 授業の形式:【実習】 マット運動と跳び箱運動,鉄棒運動,平均台運動に必要な支持能力や転がる能力,逆さ,懸垂,バランス能力などを身に付けるために全授業を通して20分程度の専門的準備運動を行う。また,技の学習では,各系統の基本的な技を補助や場を工夫しながら授業を進める。 学習者の評価に関しては,学習者自身の現在の評価が分かるチェックシート(授業担当者作成)を活用して学習を進める。また,専門的知識及び実技能力以外にその領域特性を踏まえた体つくり運動も行う。さらに,授業全体を通して,本授業の課題(授業者のつまずきや課題解決方法など)についてフィードバックを行う。 ※対面授業への対面参加が困難な学生への配慮について 対面授業に参加できない場合の要件を満たし,科目担当者が指定した方法で授業を受講すること。 なお,上記の対応を受ける場合には,所属学科への事前の申請および科目担当者に事前に相談をすること(不測の事態の場合には可能な限り早期に連絡すること)。 |
授業計画 | |
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1 |
ガイダンス 授業⽅法,到達⽬標,学習⽅法,配付資料等の説明する。 基本的な技を行い,現状把握をする。 【事前学習】参考資料の確認(事前にアップロードされた資料) (1時間) 【事後学習】第2回以降の授業に備え,技の正式名称などに慣れるようにする。 (1時間) 【授業形態】対面授業 |
2 |
マット運動(接転技群):技の紹介と実践(自身の能力の確認) 回転系-接転技群-前・後転グループ 前転 開脚前転 伸膝前転 倒⽴前転 後転 開脚後転 伸膝後転 後転倒⽴ 組み合わせ技(基本的な技) 【事前学習】Canvas LMSにアップロードしてある,動画資料(接転技群)を視聴して,技のポイントや練習⽅法を学習する。 (1時間) 【事後学習】各自授業で実践した技の課題をまとめ,動画資料でポイントなどを知る。 (1時間) 【授業形態】対面授業 |
3 |
マット運動(ほん転技群):技の紹介と実践(自身の能力の確認) 回転系-ほん転技群-倒⽴回転グループ-はね起きグループ 側⽅倒⽴回転 ロンダート 前⽅倒⽴回転 前⽅倒⽴回転跳び ⾸はね起き 頭はね起き 組み合わせ技(基本的な技) 【事前学習】Canvas LMSにアップロードしてある,動画資料(ほん転技群)を視聴して,技のポイントや練習⽅法を学習する。 (1時間) 【事後学習】各自授業で実践した技の課題をまとめ,動画資料でポイントなどを知る。 (1時間) 【授業形態】対面授業 |
4 |
マット運動:組み合わせ技の作成と実践(A-4-1) 各自,回転系(接転技群・ほん転技群)のできる技を行い,組み合わせることのできる技を確認して演技を作る。 【事前学習】Canvas LMSにアップロードしてある,動画資料(接転技・ほん転技群)を視聴して,技のポイントや練習⽅法を学習する。 (1時間) 【事後学習】各自授業で作成した組み合わせ技の課題をまとめ,動画資料でポイントなどを知る。 (1時間) 【授業形態】対面授業 |
5 |
跳び箱運動:技の紹介と実践(自身の能力の確認) 切り返し系① 開脚跳びーかかえ込み跳び 回転系① 台上前転ー首はね跳びー頭はね跳び 【事前学習】Canvas LMSにアップロードしてある,動画資料(切り返し系・回転系)を視聴して,技のポイントや練習⽅法を学習する。 (1時間) 【事後学習】各自授業で実践した技の課題をまとめ,動画資料でポイントなどを知る。 (1時間) 【授業形態】対面授業 |
6 |
跳び箱運動:技の紹介と実践(自身の能力の確認)(A-4-1) 切り返し系② 開脚伸身跳びー屈身跳び 回転系② 前方屈腕倒立回転跳びー前方倒立回転跳びー側方倒立回転跳び 演技(切り返し・回転系) 【事前学習】Canvas LMSにアップロードしてある,動画資料(切り返し系・回転系)を視聴して,技のポイントや練習⽅法を学習する。 (1時間) 【事後学習】各自授業で実践した技と演技の課題をまとめ,動画資料でポイントなどを知る。 (1時間) 【授業形態】対面授業 |
7 |
鉄棒運動:技の紹介と実践(自身の能力の確認) 上がり技 逆上がり ⾜掛け系の技 け上がり ⽀持回転技 前⽅・後⽅⽀持回転 下り技 棒下振り出し下り 演技(上がり技・支持回転技・下り技の基本的な技を選択して組み合わせる) 平均台運動 決められた演技の技を練習し,自身の能力を確認する。 【事前学習】Canvas LMSにアップロードしてある,動画資料(上がり技・⽀持回転技・下り技),平均台運動を視聴して,技のポイントや練習⽅法を学習する。 (1時間) 【事後学習】各自授業で実践した技と演技の課題をまとめ,動画資料でポイントなどを知る。 (1時間) 【授業形態】対面授業 |
8 |
鉄棒運動:技の紹介と実践(自身の能力の確認)(A-4-1) 上がり技 逆上がり ⾜掛け系の技 け上がり ⽀持回転技 前⽅・後⽅⽀持回転 下り技 棒下振り出し下り 演技(上がり技・支持回転技・下り技からできる技を選択して組み合わせる) 平均台運動 決められた演技の技を練習して課題を解決する。 【事前学習】Canvas LMSにアップロードしてある,動画資料(上がり技・⽀持回転技・下り技),平均台運動を視聴して,技のポイントや練習⽅法を学習する。 (1時間) 【事後学習】各自授業で実践した技と演技の課題をまとめ,動画資料でポイントなどを知る。 (1時間) 【授業形態】対面授業 |
9 |
マット運動:組み合わせ技の実践(A-5-1) 自身の作成した組み合わせ技の実施(テスト) 跳び箱運動・鉄棒運動・平均台運動:組み合わせ技の実践 自身の作成した組み合わせ技の実施(練習) ※ 進捗状況によっては,マット運動以外の種目の実施(テスト)を行う 【事前学習】Canvas LMSにアップロードしてある,動画資料(各種目)を視聴して,技のポイントや練習⽅法や自身の課題について学習する。 (1時間) 【事後学習】自身の課題を明確にして、その課題解決のためのレポートをまとめる。 (1時間) 【授業形態】対面授業 |
10 |
マット運動:組み合わせ技の実践(A-8-1) 自身の作成した組み合わせ技の実施(テスト) 跳び箱運動・鉄棒運動・平均台運動:組み合わせ技の実践 自身の作成した組み合わせ技の実施(練習) ※ 進捗状況によっては,マット運動以外の種目の実施(テスト)を行う 【事前学習】Canvas LMSにアップロードしてある,動画資料(各種目)を視聴して,技のポイントや練習⽅法や自身の課題について学習する。 (1時間) 【事後学習】自身の課題を明確にして、その課題解決のためのレポートをまとめる。 (1時間) 【授業形態】対面授業 |
11 |
跳び箱運動(A-5-1) 自身の選択した技の実施(テスト) ・鉄棒運動・平均台運動,マット運動:組み合わせ技の実践 自身の作成した組み合わせ技の実施(練習) ※ 進捗状況によっては,跳び箱運動以外の種目の実施(テスト)を行う 【事前学習】Canvas LMSにアップロードしてある,動画資料(各種目)を視聴して,技のポイントや練習⽅法や自身の課題について学習する。 (1時間) 【事後学習】自身の課題を明確にして、その課題解決のためのレポートをまとめる。 (1時間) 【授業形態】対面授業 |
12 |
跳び箱運動(A-8-1) 自身の選択した技の実施(テスト) ・鉄棒運動・平均台運動,マット運動:組み合わせ技の実践 自身の作成した組み合わせ技の実施(練習) ※ 進捗状況によっては,跳び箱運動以外の種目の実施(テスト)を行う 【事前学習】Canvas LMSにアップロードしてある,動画資料(各種目)を視聴して,技のポイントや練習⽅法や自身の課題について学習する。 (1時間) 【事後学習】自身の課題を明確にして、その課題解決のためのレポートをまとめる。 (1時間) 【授業形態】対面授業 |
13 |
鉄棒運動・平均台運動:組み合わせ技の実践(A-5-1) 決められた組み合わせ技の実施(テスト) 跳び箱運動・マット運動:組み合わせ技の実践 自身の作成した組み合わせ技の実施(練習) ※ 進捗状況によっては,鉄棒運動・平均台運動以外の種目の実施(テスト)を行う 【事前学習】Canvas LMSにアップロードしてある,動画資料(各種目)を視聴して,技のポイントや練習⽅法や自身の課題について学習する。 (1時間) 【事後学習】自身の課題を明確にして、その課題解決のためのレポートをまとめる。 (1時間) 【授業形態】対面授業 |
14 |
鉄棒運動・平均台運動:組み合わせ技の実践(A-8-1) 決められた組み合わせ技の実施(テスト) 跳び箱運動・マット運動:組み合わせ技の実践 自身の作成した組み合わせ技の実施(練習) ※ 進捗状況によっては,鉄棒運動・平均台運動以外の種目の実施(テスト)を行う 【事前学習】Canvas LMSにアップロードしてある,動画資料(各種目)を視聴して,技のポイントや練習⽅法や自身の課題について学習する。 (1時間) 【事後学習】自身の課題を明確にして、その課題解決のためのレポートをまとめる。 (1時間) 【授業形態】対面授業 |
15 |
マット運動,跳び箱運動,鉄棒運動,平均台運動の課題解決をまとめたレポートの提出及びチェックシートの提出
【事前学習】課題解決(各種目)のためのレポート及びチェックシートの作成。 (1時間) 【事後学習】課題解決(各種目)のためのレポート保存 (1時間) 【授業形態】対面授業 |
その他 | |
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教科書 | 使用しない |
参考書 | 文部科学省 『【体育編】⼩学校学習指導要領(平成29年告⽰)解説』 東山書房 2017年 文部科学省 『【保健体育編】中学校学習指導要領(平成29年告⽰)解説』 東山書房 2017年 文部科学省 『【保健体育編 体育編】⾼等学校学習指導要領(平成30年告⽰)解説』 東山書房 2018年 水島宏一 『デジタル体育(アプリ)』 光文書院 2021年 スポーツ庁 『小学校体育(運動領域)指導の手引 ~楽しく身に付く体育の授業~』 スポーツ庁 2023年 文部科学省 『学校体育実技指導資料第10集「器械運動指導の手引」』 文部科学省 2015年 ※ 下記参考書は,文部科学省HPの指導資料集から参照できる 学習指導要領解説(https://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/new-cs/index.htm) 『【体育編】⼩学校学習指導要領(平成29年告⽰)解説』 ⽂部科学省 2017年 『【保健体育編】中学校学習指導要領(平成29年告⽰)解説』 ⽂部科学省 2017年 『【保健体育編 体育編】⾼等学校学習指導要領(平成30年告⽰)解説』 ⽂部科学省 2018年 『学校体育実技指導資料第10集「器械運動指導の手引」』 (https://www.mext.go.jp/a_menu/sports/jyujitsu/1356152.htm) ※ 下記参考書は,スポーツ庁のHPからも参照できる 『https://www.mext.go.jp/sports/b_menu/sports/mcatetop04/list/jsa_00003.htm#8』 |
成績評価の方法及び基準 | 試験(80%)、授業参画度:事後学習のレポート提出(20%) ※対面授業への対面参加が困難な学生への配慮について 対面授業に参加できない場合の要件を満たし,科目担当者が指定した方法で授業を受講すること。 なお,上記の対応を受ける場合には,所属学科への事前の申請および科目担当者に事前に相談をすること(不測の事態の場合には可能な限り早期に連絡すること)。 |
オフィスアワー | Canvas LMSを通して質問をする。 |
備考 | ○怪我の受傷などによって履修不可能になった場合 ・2/3以上の授業履修がある場合,チェックシートを確認し履修進捗状況が良好であれば,授業観察を行い授業中の授業者のコメントや気が付いたことなどをレポートにまとめる。 |