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令和2年度以降入学者 | 卒業論文 | ||||
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教員名 | 水落文夫 | ||||
単位数 | 8 | 学年 | 4 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 体育学科 | ||||
学期 | 履修区分 | 選択必修 |
授業形態 | 対面授業 |
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授業の形態 | 実験室での対面授業 |
Canvas LMSコースID・コース名称 | K223099A7 2024卒業論文(水落文夫・通・木5) |
授業概要 | スポーツ心理学領域の課題に対して,科学的・客観的な分析を行い,科学論文として公表する。 |
授業のねらい・到達目標 | <授業のねらい> スポーツで起こっていることやスポーツを行なっている人の行動についての問題や疑問に対して,スポーツ心理学の知見をもとに仮説を設定し,計画的にデータを収集して,その結果に基づいた結論を論文という形で示すことができるようになる。 <到達目標> スポーツや運動行動についての心理的な知識を深め,科学的に分析・評価する方法と価値を理解できるように指導する。最終的に「卒業論文」を作成して公表する。 <ディプロマポリシーとの関係> この科目は,文理学部(学士(体育学))のディプロマポリシーDP1,2,3,4,8,およびカリキュラムポリシーCP1,2,3,4,8に対応している。 <日本大学教育憲章との関係> ・経験や学修から得られた豊かな知識と教養に基づいて,自己の高い倫理観を倫理的な課題に適切に適用することができる(A-1-4)。 ・世界諸国の歴史や政治,経済,文化,価値観,信条などの現状および相互関係を,複数の世界観に立って解釈し説明できる(A-2-4)。 ・仮説に基づく課題や問題を提示し,客観的な情報に基づく論理的・批判的な考察を通じて,課題に対し,具体的かつ論理整合的な見解を示すとともに,その限界を認識することができる(A-3-4)。 ・創造力と独自性をもって問題解決の方法と手順を立案し,独力または他者と協働して問題を解決することができる(A-4-4)。 ・学修状況の自己分析に基づく評価を,今後の学修に活かすことができる(A-8-4)。 |
授業の形式 | 卒業論文・研究 |
授業の方法 | 対面授業を中心とするが,卒論作成のためにフィールドワークを行っている学生に対してZoomを利用したライブ授業を並行して行うことがある。卒業論文完成までに提示される課題について学修し,提出された成果物やプレゼン資料について質疑応答を行い,卒業論文の執筆に役立てる。完成した卒業論文の口述試験に代え,スポーツ関連学会の大会において口頭発表を行う。課題の提出方法,フィードバック方法等については,授業開始時に提示する。 卒論作成に関わるフィールドデータ収集のためなど,一部の対面授業に参加できない学生が稀ではないと考えられるため,Zoomによるオンライン参加を認める場合がある。 |
授業計画 | |
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1 |
卒業論文についての目的と意義,研究を適正に行うための注意(A-1) スポーツ心理学とその関連領域(研究テーマの概観) 【事前学習】シラバスを事前に確認し,授業全体の流れを理解しておく。研究ノートを準備しておく。 (8時間) 【事後学習】卒業論文における自分の問題意識と作業過程を研究ノートにまとめておく。 (8時間) 【担当教員】水落文夫 【授業形態】対面授業 |
2 |
スポーツ心理学とその関連領域(これまでの卒論テーマ)
【事前学習】Webで閲覧できるこれまでの卒業論文を調べ,興味関心に基づき研究領域を確認しておく。 (8時間) 【事後学習】図書館,Webなどでの文献検索の方法を確認しておく。 (8時間) 【担当教員】水落文夫 【授業形態】対面授業 |
3 |
スポーツ心理学とその関連領域(研究の仮テーマ決定)(A-1,A-2)
【事前学習】スポーツ心理の広い領域で研究されている課題について確認しておく。 (8時間) 【事後学習】資料冊子「スポーツ心理学演習ワークブック」の記述を振り返り,スポーツシーンで使用される用語と研究課題の関係を対応させておく。 (8時間) 【担当教員】水落文夫 【授業形態】対面授業 |
4 |
研究テーマに関する文献調査(検索と整理の方法)(A-2,A-3)
【事前学習】Webのデータベースの利用とフリーソフトを用いた文献管理を行い,それぞれの結論と成果を概観しておく。 (8時間) 【事後学習】授業内容を振り返り,収集した先行研究の概要を研究ノートに整理して,リサーチクエスチョンを作成しておく。 (8時間) 【担当教員】水落文夫 【授業形態】対面授業 |
5 |
研究テーマに関する文献調査(テーマに関連する研究の動向,問題の所在,目的と仮説)(A-2,A-3,A-4)
【事前学習】リサーチクエスチョンにしたがい調査目的とキーワード,変数を想定しておく。 (8時間) 【事後学習】収集した文献をpdfファイルにしておく。 (8時間) 【担当教員】水落文夫 【授業形態】対面授業 |
6 |
研究テーマに関する調査報告(プレゼンテーション:Aグループ)と講評(A-4,A-8)
【事前学習】PowerPointによるプレゼンテーション資料を作成しておく。 (8時間) 【事後学習】他者のプレゼンテーションを参考に,研究ノートの内容を整理しておく。 (8時間) 【担当教員】水落文夫 【授業形態】対面授業 |
7 |
研究テーマに関する調査報告(プレゼンテーション:Bグループ)と講評(A-4,A-8)
【事前学習】PowerPointによるプレゼンテーション資料を作成しておく。 (8時間) 【事後学習】他者のプレゼンテーションを参考に,研究ノートの内容を整理しておく。 (8時間) 【担当教員】水落文夫 【授業形態】対面授業 |
8 |
研究テーマに関する調査報告(プレゼンテーション:Cグループ)と講評(A-4,A-8)
【事前学習】PowerPointによるプレゼンテーション資料を作成しておく。 (8時間) 【事後学習】他者のプレゼンテーションを参考に,研究ノートの内容を整理しておく。 (8時間) 【担当教員】水落文夫 【授業形態】対面授業 |
9 |
研究テーマに関する調査報告(プレゼンテーション:Dグループ)と講評(A-4,A-8)
【事前学習】PowerPointによるプレゼンテーション資料を作成しておく。 (8時間) 【事後学習】他者のプレゼンテーションを参考に,研究ノートの内容を整理しておく。 (8時間) 【担当教員】水落文夫 【授業形態】対面授業 |
10 |
研究方法と分析方法の設定(スポーツ心理学の研究方法の概観,方法の選択と課題・問題点)(A-3,A-4)
【事前学習】これまでに指摘された内容を踏まえ,具体的な研究計画を設定しておく。 (8時間) 【事後学習】授業内容を振り返り,研究計画を具体化していく。 (8時間) 【担当教員】水落文夫 【授業形態】対面授業 |
11 |
研究方法と分析方法の設定(統計処理の意義と方法)(A-3,A-4)
【事前学習】資料冊子「スポーツ心理学演習ワークブック」をよく読み,統計処理の基本的な知識を得ておく。 (8時間) 【事後学習】資料冊子を参考に,想定される統計処理に関する知識を高めておく。 (8時間) 【担当教員】水落文夫 【授業形態】対面授業 |
12 |
研究方法と分析方法の設定(データ収集と統計処理に必要なソフトの操作)(A-3,A-4)
【事前学習】資料冊子「スポーツ心理学演習ワークブック」をよく読み,必要なソフトの基本的な操作方法を身につけておく。 (8時間) 【事後学習】ExcelおよびSPSSの基本的な利用目的と操作を理解しておく。 (8時間) 【担当教員】水落文夫 【授業形態】対面授業 |
13 |
研究計画に基づくデータ収集のデザイン(A-4,A-8)
【事前学習】調査,実験,測定に関するデザインを決定して,具体的な研究方法を想定しておく。 (8時間) 【事後学習】サンプリング,倫理的配慮,実験統制などの手続きについて,具体的な計画と実施の可能性を確認しておく。 (8時間) 【担当教員】水落文夫 【授業形態】対面授業 |
14 |
第1回から第13回までの授業内容と自らの論文作成について質疑応答(A-4,A-8)
【事前学習】これまでの授業内容と研究ノートの内容を確認しておく。 (8時間) 【事後学習】疑問点の解消,質疑応答の内容などを研究ノートにまとめておく。 (8時間) 【担当教員】水落文夫 【授業形態】対面授業 |
15 |
まとめと解説(A-4)
【事前学習】研究デザインの概要を作成しておく。 (8時間) 【事後学習】夏休み中のデータ収集を目指し,調査用紙,実験機材などを準備する。場合によっては夏休み中に実験・調査を行う。 (8時間) 【担当教員】水落文夫 【授業形態】対面授業 |
16 |
研究目的,仮説,方法までの抄録提出これからの計画修正と具体的な準備
【事前学習】研究デザインに基づきサンプリング,手続き,評価指標を整理しておく。 (8時間) 【事後学習】これまでの進捗状況についてのプレゼン資料を準備しておく。 (8時間) 【担当教員】水落文夫 【授業形態】対面授業 |
17 |
データ処理の進捗状況の報告(プレゼンテーション:Aグループ)と講評(A-4,A-8)
【事前学習】PowerPointによるプレゼンテーション資料を作成しておく。 (8時間) 【事後学習】他者のプレゼンテーションを参考に,研究ノートの内容を整理しておく。 (8時間) 【担当教員】水落文夫 【授業形態】対面授業 |
18 |
データ処理の進捗状況の報告(プレゼンテーション:Bグループ)と講評(A-4,A-8)
【事前学習】PowerPointによるプレゼンテーション資料を作成しておく。 (8時間) 【事後学習】他者のプレゼンテーションを参考に,研究ノートの内容を整理しておく。 (8時間) 【担当教員】水落文夫 【授業形態】対面授業 |
19 |
データ処理の進捗状況の報告(プレゼンテーション:Cグループ)と講評(A-4,A-8)
【事前学習】PowerPointによるプレゼンテーション資料を作成しておく。 (8時間) 【事後学習】他者のプレゼンテーションを参考に,研究ノートの内容を整理しておく。 (8時間) 【担当教員】水落文夫 【授業形態】対面授業 |
20 |
データ処理の進捗状況の報告(プレゼンテーション:Dグループ)と講評(A-4,A-8)
【事前学習】PowerPointによるプレゼンテーション資料を作成しておく。 (8時間) 【事後学習】他者のプレゼンテーションを参考に,研究ノートの内容を整理しておく。 (8時間) 【担当教員】水落文夫 【授業形態】対面授業 |
21 |
卒業論文の構成と書き方
【事前学習】研究結果,考察,結論を作成し,論文全体を構成しておく。 (8時間) 【事後学習】配布した資料と授業の内容を振り返り,論文を修正しておく。 (8時間) 【担当教員】水落文夫 【授業形態】対面授業 |
22 |
論文の作成(グループワーク:全体の構成,書式と文献のチェック)
【事前学習】配布資料「卒論の手引き」を参考に,論文全体を推敲しておく。 (8時間) 【事後学習】グループでの意見交換を踏まえて論文修正を進めておく。 (8時間) 【担当教員】水落文夫 【授業形態】対面授業 |
23 |
論文の作成(グループワーク:論考の方法,先行研究に基づく根拠と論述のチェック)(A-3)
【事前学習】配布資料「卒論の手引き」を参考に,論述の展開をチェックしておく。 (8時間) 【事後学習】グループでの意見交換を踏まえて論文修正を進め,進捗状況を確認しておく。 (8時間) 【担当教員】水落文夫 【授業形態】対面授業 |
24 |
論文の作成状況の報告(プレゼンテーション:Aグループ)と講評(A-3,A-8)
【事前学習】論文執筆を進め,進捗状況と問題点を整理しておく。 (8時間) 【事後学習】他者のプレゼンテーションを参考に,論文の構成,データ処理,論述を見直しておく。 (8時間) 【担当教員】水落文夫 【授業形態】対面授業 |
25 |
論文の作成状況の報告(プレゼンテーション:Bグループ)と講評(A-3,A-8)
【事前学習】論文執筆を進め,進捗状況と問題点を整理しておく。 (8時間) 【事後学習】他者のプレゼンテーションを参考に,論文の構成,データ処理,論述を見直しておく。 (8時間) 【担当教員】水落文夫 【授業形態】対面授業 |
26 |
論文の作成状況の報告(プレゼンテーション:Cグループ)と講評(A-3,A-8)
【事前学習】論文執筆を進め,進捗状況と問題点を整理しておく。 (8時間) 【事後学習】他者のプレゼンテーションを参考に,論文の構成,データ処理,論述を見直しておく。 (8時間) 【担当教員】水落文夫 【授業形態】対面授業 |
27 |
論文の作成状況の報告(プレゼンテーション:Dグループ)と講評(A-3,A-8)
【事前学習】論文執筆を進め,進捗状況と問題点を整理しておく。 (8時間) 【事後学習】他者のプレゼンテーションを参考に,論文の構成,データ処理,論述を見直しておく。 (8時間) 【担当教員】水落文夫 【授業形態】対面授業 |
28 |
論文口述試験(スポーツ関連学会発表)のためのプレゼン資料作成(A-4)
【事前学習】作成中の論文およびプレゼンに対する指摘をまとめておく。 (8時間) 【事後学習】口述試験(スポーツ関連学会の大会での発表)の準備をしておく。 (8時間) 【担当教員】水落文夫 【授業形態】対面授業 |
29 |
論文口述試験(スポーツ関連学会発表)と講評
【事前学習】作成した卒業論文に関するプレゼン資料を作成して,発表での口頭内容を準備しておく。 (8時間) 【事後学習】口述試験(スポーツ関連学会の大会での発表)での議論を研究ノートに整理しておく。 (8時間) 【担当教員】水落文夫 【授業形態】対面授業 |
30 |
これまでの卒業論文作成のまとめと問題解決スキルの向上(A-1,A-8) 調査・実験結果のフィードバック 【事前学習】作成した卒業論文と研究ノートを通読して,当初の問題意識と完成までのプロセスを整理しておく。 (8時間) 【事後学習】提示された主要な調査課題に対する取り組みを概観し,自らの問題解決のスキルを見直しておく。卒業論文作成に際する協力団体に結果のフィードバックを行う。 (8時間) 【担当教員】水落文夫 【授業形態】対面授業 |
その他 | |
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教科書 | 資料冊子「卒論の手引き」「スポーツ心理学演習ワークブック」を配布する。 |
参考書 | 使用しない |
成績評価の方法及び基準 | 完成した論文および口述試験のできばえから総合的に評価する(100%) A-1,A-2,A-3,A-4,A-8の達成度はいずれも,卒業論文および口述試験のできばえから総合的に判定する。 |
オフィスアワー | Canvas LMS を通しての質問は直接回答するか,授業日までの資料に解説を載せる。 |