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令和元年度以前入学者 | 日本史研究実習1 | ||||
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教員名 | 戸谷穂高 | ||||
単位数 | 1 | 学年 | 3・4 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 史学科 | ||||
学期 | 前期 | 履修区分 | 選択必修 |
授業形態 | 対面授業 |
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Canvas LMSコースID・コース名称 | B078022W7 2024日本史研究実習1(戸谷穂高・前・金5) |
授業概要 | 卒業論文の執筆を視野に入れ、研究テーマの設定、関連論文の収集・読解、先行研究の分析・整理といった実践的技術を講義する。 |
授業のねらい・到達目標 | <授業のねらい> 受講生が自身で設定したテーマについて、情報を収集、整理する方法・手順を身につけることができる。 <到達目標> 論文要約や史料読解などの授業内容を自身の研究へ応用する能力を身につけることができる。 この科目は文理学部の学士(文学)のDP5,6,8及びCP5,6,8に対応している。 <日本大学教育憲章との関係> ・新しい問題に取り組むために、必要な情報を収集し、それを分析して用いることができる。(A-5-3) ・様々な人々とコミュニケーションを取り、専門的知識について議論することができる。(A-6-3) ・学修状況を自己分析し、その成果を評価することができる。(A-8-3) |
授業の形式 | 講義、実習 |
授業の方法 | ・開講序盤は授業冒頭で配布するレジュメをもとに進め、徐々に事前配布(各自ダウンロード)へと移行する予定である。 ・各単元ごとに計3回のレポート提出(研究テーマ・参考文献リスト・研究史整理)を求め、作業の進捗を確認する。 ・レポートは、個別講評を添えて翌週に返却する。 ☆毎年春~初夏には各地で卒論報告会が開かれるので、その興味・関心に沿って参加してみるのもよい。 (一例として、4月20日土曜日には、地方史研究協議会が卒業論文発表会を都内で開催する) |
授業計画 | |
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1 |
授業の概要とねらい・成績評価の説明。研究テーマの設定について。
【事前学習】自分の関心・研究テーマをイメージし、複数候補を書き出してみる。 (0.5時間) 【事後学習】授業内容をふまえ、研究テーマの具体化を図る。 (0.5時間) 【授業形態】対面授業 |
2 |
参考文献を探す①―参考文献の検索―
【事前学習】引き続き、研究テーマの具体化を図る。 (0.5時間) 【事後学習】授業でふれた手段を実践し、参考文献リストの作成を進める。 (0.5時間) 【授業形態】対面授業 |
3 |
参考文献を探す②―参考文献の入手・整理―
【事前学習】引き続き、参考文献リストの作成を進める。 (0.5時間) 【事後学習】文献リストの作成とあわせ、論文の入手・整理を進める。 (0.5時間) 【授業形態】対面授業 |
4 |
参考文献を読む①―論文の基本構成を知る―
【事前学習】引き続き、論文の入手・整理を進める。 (0.5時間) 【事後学習】論文(含、宿題)の構成を確認する。 (0.5時間) 【授業形態】対面授業 |
5 |
参考文献を読む②―実例に則して―
【事前学習】引き続き、論文(含、宿題)の構成を確認する。 (0.5時間) 【事後学習】論文を読み、その内容理解を試みる。 (0.5時間) 【授業形態】対面授業 |
6 |
史料を読む①―史料の所在と優先順位―
【事前学習】引き続き、論文を読み、その内容理解を試みる。 (0.5時間) 【事後学習】論文が引用している史料の所在を調べ、実際に入手する。 (0.5時間) 【授業形態】対面授業 |
7 |
史料を読む②―辞書類の活用法―
【事前学習】引き続き、史料の所在を調べ、実際に入手する。 (0.5時間) 【事後学習】入手した史料の読解を辞書を用いながら試みる。 (0.5時間) 【授業形態】対面授業 |
8 |
研究史を整理する①―先行研究の相互関係―
【事前学習】引き続き、入手した史料の読解を辞書を用いながら試みる。 (0.5時間) 【事後学習】論文(含、宿題)が示す先行研究の相互関係を確認する。 (0.5時間) 【授業形態】対面授業 |
9 |
研究史を整理する②―論文の趣旨・主張を読み取る―
【事前学習】引き続き、論文(含、宿題)が示す先行研究の相互関係を確認する。 (0.5時間) 【事後学習】論文の趣旨・主張を具体的に書き出してみる。 (0.5時間) 【授業形態】対面授業 |
10 |
研究史を整理する③―引用のルールと技術―
【事前学習】引き続き、論文の趣旨・主張を具体的に書き出してみる。 (0.5時間) 【事後学習】あらためて、先行研究の相互関係を確認する。 (0.5時間) 【授業形態】対面授業 |
11 |
研究史を整理する④―論点の整理―
【事前学習】引き続き、先行研究の相互関係を確認する。 (0.5時間) 【事後学習】先行研究の欠点や疑問点、それへの対案を書き出してみる。 (0.5時間) 【授業形態】対面授業 |
12 |
研究史を整理する⑤―方針を定める―
【事前学習】引き続き、先行研究の欠点や疑問点、それへの対案を書き出してみる。 (0.5時間) 【事後学習】研究史整理を完成させる。 (0.5時間) 【授業形態】対面授業 |
13 |
授業内容(第1回~12回)の要点確認
【事前学習】研究史整理を完成させる。 (0.5時間) 【事後学習】研究テーマと趣旨にもとづき、本論の構成を組み立てる。 (0.5時間) 【授業形態】対面授業 |
14 |
課題レポート③の総評・解説
【事前学習】授業内容(1~14回)を復習、各単元での要点を理解する。 (0.5時間) 【事後学習】授業内容(1~14回)を復習、各単元での要点を理解する。 (0.5時間) 【授業形態】対面授業 |
15 |
授業内テスト(前半)、全体講評(後半)
【事前学習】授業内容(1~14回)を復習、各単元での要点を理解する。 (0.5時間) 【事後学習】全15回の授業内容をふまえ、論文の構想、執筆を前進させる。 (0.5時間) 【授業形態】対面授業 |
その他 | |
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教科書 | 使用しない |
参考書 | 村上紀夫 『歴史学で卒業論文を書くために』 創元社 2019年 第1版 秋山哲雄・田中大喜・野口華世編 『増補改訂新版 日本中世史入門 ―論文を書こう―』 勉誠出版 2021年 第1版 上野大輔・清水光明・三ツ松誠・吉村雅美編 『日本近世史入門 ―ようこそ研究の世界へ!―』 勉誠出版 2024年 第1版 松沢裕作・高嶋修一編 『日本近・現代史研究入門』 岩波書店 2022年 第1版 もし村上紀夫氏の著書を参照するのであれば、遅くとも4年生の5月連休中には読み終えておきたい。 |
成績評価の方法及び基準 | レポート:提出物(計3回)の進捗度・完成度をもとに評価します。(60%)、授業内テスト:第15回前半に実施。後半に解説をおこないます。(30%)、授業参画度:授業での実習姿勢、レポート授受をもって評価します。(10%) 授業内試験を受けられない場合、対面授業に参加できない要件を満たしていれば、別途指示する授業内容に関する課題の提出によって評価します。授業内試験を受けた場合の評価と差が出ることはありません。 |
オフィスアワー | メールで受け付けます。面談を希望する場合は、金曜4限に相当する時間帯をそれに充てます(応相談)。 |