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地球科学

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令和2年度以降入学者 地球科学
令和元年度以前入学者 地球科学
教員名 戸邉勇人
単位数    2 学年 1~4 開講区分 文理学部
科目群 総合教育科目
学期 後期 履修区分 選択
授業形態 対面授業
授業の形態 対⾯授業(⼀部遠隔授業),遠隔授業の場合は,オンデマンド型
授業概要 地球科学の諸分野のうち、⾝の回りに存在し⽇常⽣活と深く関わるインフラストラクチャ―と地質との関係(土木地質学)、および自然災害と地質との関係(災害地質学)について学ぶ。地質調査業および総合建設業において調査・研究に携わってきた教員が、実務経験を活かし地質・建設・災害とそれらの関連性について、基礎的な知識から⾝近で⽣活に直接関係する内容まで幅広い範囲について講義する。
授業のねらい・到達目標 私たちは、⽣活のいろいろな場⾯で地質に関係する種々の問題に直接・間接的に影響を受けることがある。このような場合、⾃分⾃⾝で関⼼を持ち、問題解決の糸⼝を掴めるようになることをこの授業を通しての目標とする。具体的には以下のとおりである。
・⾝の回りの地質・建設・災害の相互のかかわりについて関⼼を持ち,地形・地質の形成についても理解できるようになる。
・近年話題になった地質と建設との関わりを理解できるようになる。
・わが国の地形・地質の成り⽴ちの特徴、および隆起・沈降の意味を理解できるようになる。
・気候の変動と環境の変化について理由を説明することができるようになる。
・国内外の地盤災害の歴史や地域特性を理解できるようになる。
・わが国における地盤沈下の実情と原因、沈下によりもたらされる被害や課題を理解できるようになる。
・液状化現象とその原因が説明でき、対策を理解できるようになる。
・⽇本の斜⾯災害の特徴が説明でき、事例を通じて河川の制御⽅法、歴史を理解できるようになる。
・⾃然災害のリスクの考え⽅について理解し,現状について説明できるようになる。
・公刊資料の存在意義と活⽤について,その目的を理解できるようになる。
・公刊資料の意味を理解し、わが国・⾝近な⼟地における地形・地質概況を説明できるようになる。
ディプロマポリシー(DP)およびカリキュラムポリシー(CP)との関係:
この科目は⽂理学部(学⼠(理学))のディプロマポリシーDP2,3,4およびカリキュラムポリシーCP2,3,4 に対応しています。
⽇本⼤学教育憲章との関係:
・世界諸国の災害史,地形,地質を概説できる。
・仮説に基づく課題や問題を提⽰し,客観的な情報を基に,論理的・批判的に考察すを通じて重要性を説明できる。
・事象を注意深く観察して,解決すべき問題を認識できる。
授業の形式 講義
授業の方法 Blackboardを通してオンデマンドまたは予習⽤の教材(原則PDF資料)を授業計画の第1回〜第13回、第15回の順に配信します。教材のうち第2回〜第13回に配信されるpdf資料は使⽤するPowerPoint資料の⼀部をまとめたものであり、これを予習などに使⽤すること(第1回および第15回にはpdf資料の配信はない)。第14回では、CanvasLMSによりオンラインで試験(テスト)を実施する予定です。
対⾯授業に参加できない場合,事前にご相談ください.
(1)対⾯型授業に参加できない場合は,対⾯型授業終了後,CanvasLMSに記載している期⽇までに動画を視聴する.
履修条件 授業開始前にCHIPSによる抽選を⾏う科目です。
抽選申請期間及び⼿続き⽅法等については,COMITS2に掲載されていますので確認してください。
授業計画
1 概要説明と授業の進め⽅
初回講義開始までにCanvasLMSのコース登録をすること。受講者への連絡はCanvasLMSの“連絡事項”欄に掲⽰するので随時確認すること。
【事前学習】シラバスを事前に確認し、授業全体の流れを理解する (1時間)
【事後学習】第2回以降の授業に備え、第1回の講義で説明のあった内容・分野について理解を深め、また⽇常⽣活においても関連事項について関⼼を持っておくこと。 (2時間)
【担当教員】戸邉勇人
【授業形態】対面授業
2 ⾝の回りの地質に関わる事象
【事前学習】PDF資料で予習し⾃らの課題を整理しておくこと。特にこの回で講義する地形・地質の違いに関しては、私たちの⽣活にも異なった影響を与える。この点を踏まえて事前学習を⾏うこと。 (1時間)
【事後学習】課題が解決されたかを確認すること。授業内容のまとめを⾏うこと。 (2時間)
【担当教員】戸邉勇人
【授業形態】対面授業
3 我が国の地形・地質の成り⽴ち その1
【事前学習】PDF資料で予習し⾃らの課題を整理しておくこと。「⼭地」と「平野部」における地盤形成の違いに留意して事前学習を⾏うこと。 (1時間)
【事後学習】課題が解決されたかを確認すること。授業内容のまとめを⾏うこと。「⼭地」と「平野部」の違いに留意すること。 (2時間)
【担当教員】戸邉勇人
【授業形態】対面授業
4 我が国の地形・地質の成り⽴ち その2
【事前学習】PDF資料で予習し⾃らの課題を整理しておくこと。「⽕成岩」と「堆積岩」における建設⽴地条件の違いに留意して事前学習を⾏うこと。 (1時間)
【事後学習】課題が解決されたかを確認すること。授業内容のまとめを⾏うこと。「⽕成岩」と「堆積岩」の違いに留意すること。 (2時間)
【担当教員】戸邉勇人
【授業形態】対面授業
5 我が国の地形・地質とインフラストラクチャーについて
【事前学習】PDF資料で予習し⾃らの課題を整理しておくこと。インフラストラクチャ―の必要性について事前学習を⾏う. (1時間)
【事後学習】課題が解決されたかを確認すること。インフラストラクチャーと地質の関連性ついてまとめを⾏うこと。 (2時間)
【担当教員】戸邉勇人
【授業形態】対面授業
6 斜⾯災害の歴史〜海外の事例〜
【事前学習】PDF資料で予習し⾃らの課題を整理しておくこと。 (1時間)
【事後学習】課題が解決されたかを確認すること。授業内容のまとめを⾏うこと。 (2時間)
【担当教員】戸邉勇人
【授業形態】対面授業
7 斜⾯災害の歴史〜国内の事例・地震によるもの〜
【事前学習】PDF資料で予習し⾃らの課題を整理しておくこと。 (1時間)
【事後学習】課題が解決されたかを確認すること。授業内容のまとめを⾏うこと。 (2時間)
【担当教員】戸邉勇人
【授業形態】対面授業
8 斜⾯災害の歴史〜国内の事例・降雨によるもの〜
【事前学習】PDF資料で予習し,斜⾯災害に関する事例について情報収集してノートにまとめておくこと。 (1時間)
【事後学習】課題が解決されたかを確認すること。授業内容のまとめを⾏うこと。 (2時間)
【担当教員】戸邉勇人
【授業形態】対面授業
9 地震による災害「液状化」
【事前学習】PDF資料で予習し,地震に関する災害事例について情報収集してノートにまとめておくこと。( (1時間)
【事後学習】課題が解決されたかを確認すること。授業内容のまとめを⾏うこと。 (2時間)
【担当教員】戸邉勇人
【授業形態】対面授業、オンデマンド型授業
10 ⽕⼭による災害
【事前学習】資料で予習し,⽕⼭における災害事例について情報収集してノートにまとめておくこと。 (1時間)
【事後学習】課題が解決されたかを確認すること。授業内容のまとめを⾏うこと。 (2時間)
【担当教員】戸邉勇人
【授業形態】対面授業、オンデマンド型授業
11 ⾃然災害におけるハザードマップの役割と地質リスクの評価
【事前学習】PDF資料で予習し⾃らの課題を整理しておくこと。 (1時間)
【事後学習】課題が解決されたかを確認すること。授業内容のまとめを⾏うこと。 (2時間)
【担当教員】戸邉勇人
【授業形態】対面授業、オンデマンド型授業
12 公刊資料の存在意義と活⽤について,その目的を理解する
【事前学習】PDF資料で予習し⾃らの課題を整理しておくこと。 (1時間)
【事後学習】課題が解決されたかを確認すること。授業内容のまとめを⾏うこと。 (2時間)
【担当教員】戸邉勇人
【授業形態】対面授業、オンデマンド型授業
13 わが国・⾝近な⼟地における地形・地質概況を説明できる
【事前学習】PDF資料で予習し⾃らの課題を整理しておくこと。「⾃分ならどの地域に住みたいか」を想定し,客観的に述べられるよ うにする (1時間)
【事後学習】課題が解決されたかを確認すること。「⾃分の住みたい地域」に関して授業内容のまとめを⾏うこと。 (2時間)
【担当教員】戸邉勇人
【授業形態】対面授業、オンデマンド型授業
14 試験(テスト)による到達度の確認【資料参照可】
【事前学習】前回までの授業内容の総復習を⾏うこと。 (3時間)
【事後学習】課題がある場合はそれを整理しておくこと。 (2時間)
【担当教員】戸邉勇人
【授業形態】対面授業、オンデマンド型授業
15 試験(テスト)の正解および解説をおこなう。これまでの復習・解説を⾏い授業の理解を深める。
【事前学習】前回事後学習で課題があることが分かった場合はそれについて理解・解決を図ること。 (2時間)
【事後学習】授業全体を通し、⾃らの課題に関して理解・解決が図られたことを再確認し、不⾜の場合は⾃習により補っておくこと。 (2時間)
【担当教員】戸邉勇人
【授業形態】対面授業、オンデマンド型授業
その他
教科書 教科書はなく、教材としてオンデマンド教材(PowerPoint資料、およびpdf資料)を配信するので、これを参照すること。
参考書 参考書はなし
成績評価の方法及び基準 試験(100%)
試験(テスト)の結果、60%以上の正解を合格とする。
オフィスアワー 遠隔授業の場合は,e-mail を⽤いて適宜.
対⾯授業の場合は,講義終了後適宜.

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