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令和2年度以降入学者 | 史学概論 | ||||
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教員名 | 古川隆久 | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 1 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 史学科 | ||||
学期 | 前期 | 履修区分 | 必修 |
授業形態 | 対面授業 |
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授業概要 | 歴史学はどのような学問なのか、について学ぶ。 |
授業のねらい・到達目標 | 歴史学(考古学・文化財学を含む)を学ぶ上で大前提となる概念、すなわち、歴史学はどのような学問なのか、について学ぶ。目標は、歴史学の来歴(史学史)や特徴、研究方法、社会的意義について理解できるようになること。副次的な目標は、事前配布プリントや課題図書についてのレポート作成を通じて、調査研究に必要な読解力をつけること。なお、史学史は第3回から第8回の授業の中で触れる。 この科目は文理学部(学士(文学))のディプロマポリシーDP1,2及びカリキュラムポリシーCP1,2に対応しています。 ・学修から得られた豊かな知識と教養に基づいて、人文学・歴史学の役割を説明することができる(A-1-1)。 ・現代社会における人文学・歴史学の役割を説明することができる(A-2-1)。 |
授業の形式 | 講義 |
授業の方法 | 課題の提出はCanvas LMSを用いるので初回講義開始までにコース登録をすること。受講者への連絡もCanvas LMSを使うので随時確認すること。 毎回の授業前(1回目を除く)に,その授業の事前学習のための小レポート(事前課題レポート)を提出してもらい、それを前提に授業を行う。適宜発言を求めるほか、学生同士の意見交換の場も設ける見込みで、授業の最後にリアクションペーパーを提出してもらう。いずれも返却しないが、感想・質問のうち重要なものに対するコメントは次の授業の冒頭で行う。本授業の事前・事後学習の詳細については各回のシラバス、及び初回授業配布のガイダンスプリントを参照。 ※対面授業に参加できない要件を満たした場合、zoom等での参加を可とする。 |
授業計画 | |
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1 |
「歴史」「史料」の語義は?ここから10回目までと15回目が「学修から得られた豊かな知識と教養に基づいて、人文学・歴史学の役割を説明することができる」(A-1)能力を養成する部分となる。
【事前学習】シラバスを読んで授業の概要を把握しておく。 (1時間) 【事後学習】 授業で内容を復習しておく。 (1時間) 【授業形態】対面授業、課題研究 |
2 |
歴史学の学術論文を読んでみよう!
【事前学習】事前配布プリントの課題を指定日時までに提出する。 (3時間) 【事後学習】授業内容を復習しておく。 (1時間) 【授業形態】対面授業 |
3 |
歴史研究における史料の意味とは?
【事前学習】教科書の第1章を使って事前課題を指定日時までに提出する。 (3時間) 【事後学習】授業内容を復習しておく。 (1時間) 【授業形態】対面授業 |
4 |
史料を読むとはどういうことか?
【事前学習】教科書の第2章を使って事前課題を指定日時までに提出する。 (3時間) 【事後学習】授業内容を復習しておく。 (1時間) 【授業形態】対面授業 |
5 |
研究はどうやって進めるのか?(人に即して考える)
【事前学習】教科書の第3章を使って事前課題を指定日時までに提出する。 (3時間) 【事後学習】授業内容を復習しておく。 (1時間) 【授業形態】対面授業 |
6 |
研究はどうやって進めるのか?(仕組みに即して考える)
【事前学習】教科書の第4章を使って事前課題を指定日時までに提出する。 (3時間) 【事後学習】授業内容を復習しておく。 (1時間) 【授業形態】対面授業 |
7 |
研究はどうやって進めるのか?(集団に即して考える)
【事前学習】教科書の第5章を使って事前課題を指定日時までに提出する。 (3時間) 【事後学習】授業内容を復習しておく。 (1時間) 【授業形態】対面授業 |
8 |
研究をまとめる時の考え方とは?
【事前学習】教科書の第6章を使って事前課題を指定日時までに提出する。 (3時間) 【事後学習】授業内容を復習しておく。 (1時間) 【授業形態】対面授業 |
9 |
史料はどこにあるのか?ここまでで(A-1)の能力の養成がなされる。
【事前学習】事前配布プリントの課題を指定日時までに提出する。 (3時間) 【事後学習】授業内容を復習しておく。 (1時間) 【授業形態】対面授業 |
10 |
怪しい歴史書の見分け方とは? ここまでで(A-1)の能力の養成がなされる。
【事前学習】事前配布プリントの課題を指定日時までに提出する。 (3時間) 【事後学習】授業内容を復習しておく。 (1時間) 【授業形態】対面授業 |
11 |
歴史小説で歴史を学べるか? ここから14回目までが「現代社会における人文学・歴史学の役割を説明することができる」(A-2)能力を養成する部分となる。
【事前学習】事前配布プリントの課題を指定日時までに提出する。 (3時間) 【事後学習】授業内容を復習しておく。 (1時間) 【授業形態】対面授業 |
12 |
歴史学でしかできないことは何か?
【事前学習】事前配布プリントの課題を指定日時までに提出する。 (3時間) 【事後学習】授業内容を復習しておく。 (1時間) 【授業形態】対面授業 |
13 |
学校で歴史を教えるのはなぜか?
【事前学習】事前配布プリントの課題を指定日時までに提出する。 (3時間) 【事後学習】授業内容を復習しておく。 (1時間) 【授業形態】対面授業 |
14 |
歴史や歴史学は社会の役に立つか?ここまでで(A-2)の能力の養成がなされる。
【事前学習】事前配布プリントの課題を指定日時までに提出する。 (3時間) 【事後学習】授業内容を復習しておく。 (1時間) 【授業形態】対面授業 |
15 |
歴史学はどのような学問か?この回で、(A-1)及び(A-2)の能力養成を総合する。
【事前学習】事前配布プリントの課題を指定日時までに提出する。 (3時間) 【事後学習】授業全体の復習をしておく。 (3時間) 【授業形態】対面授業 |
その他 | |
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教科書 | 松沢裕作 『歴史学はこう考える (ちくま新書)』 筑摩書房 2024年 教科書は主に第3回~第8回の授業で使用する。それ以外の授業では事前配布のプリントを使用する(第3回~第8回でも補足プリント配布の可能性あり)。 |
参考書 | 使用しない |
成績評価の方法及び基準 | 試験(50%)、レポート:課題レポートとリアクションペーパー(各20%)(40%)、授業参画度:授業での発言率(授業回数に対して、上限5回)(10%) ①対面授業に参加できない要件を満たし、別途指示する方法による課題の提出をした場合、対面授業での評価と差が出ることはない。 ②授業内試験を受けられない場合、対面授業に参加できない要件を満たしていれば、別途指示する授業内容に関するレポートの提出によって評価する。授業内試験を受けた場合の評価と差が出ることはない。 ③試験は電子機器以外持ち込み可。 |
オフィスアワー | 木曜日昼休み(昼休みに会議がある場合を除く)、古川研究室(2号館9階、2905)にて。 |
備考 | 15回目の授業の際に、学問の扉(自主創造の基礎2)履修対象者向けに、同科目の夏休み中の宿題の説明を行う。 |