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令和2年度以降入学者 | 日本史研究法入門 | ||||
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教員名 | 田中大喜 | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 1 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 史学科 | ||||
学期 | 前期 | 履修区分 | 選択必修 |
授業形態 | 対面授業 |
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授業概要 | 日本史研究の基礎を学ぶ。 |
授業のねらい・到達目標 | 【授業のねらい】 日本史を研究するうえでの留意すべき点や、さまざまな研究視角・研究方法を学ぶ。日本史研究上の争点、各時代の史料状況、事典類、文書館・図書館・博物館、公的機関のインターネットサイトにどのようなものがあり、どう使えるかという、研究の基礎知識を習得する。 【到達目標】 ・日本史研究方法(先行研究の整理、論点の見つけ方、レポートや論文の書き方など)の基礎を身につけることができる。 ・的確に史料や書籍、論文を探すことができる。 ・辞書類・辞典類、データベースなどを使いこなすことができる。 【ディプロマポリシーとの関係】 この科目は、文理学部史学科(学士(文学))のディプロマポリシーDP2、3、及びカリキュラムポリシーCP2、3に対応しています。 【日本大学教育憲章との関係】 ・現代社会における人文学・歴史学の役割を説明することができる(A-2-1)。 ・既存の知識にとらわれることなく、日本史研究の方法を踏まえて、物事を論理的・批判的に説明することができる(A-3-2)。 |
授業の形式 | 講義 |
授業の方法 | ・毎回講義のあとに、授業内容に対するコメントや質問(リアクションペーパー)を提出してもらい、それらに対するフィードバックを次の授業にて行います。 ・本授業の事前・事後学習は、各2時間の学習を目安とします。 ・対面授業に参加できない要件を満たした場合は、Zoomでの参加を認めます。必ず事前に教員に申し出ること。 |
授業計画 | |
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1 |
日本史の地理的範囲
【事前学習】シラバスの概要を確認する。 (2時間) 【事後学習】授業内容を整理しておく。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
2 |
日本史研究の基礎知識①―干支と年号―
【事前学習】暦の変化と十干十二支について調べる。 (2時間) 【事後学習】授業内容を整理しておく。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
3 |
日本史研究の基礎知識②―日本史の時代区分―
【事前学習】古代・中世・近世・近代という言葉の意味について調べる。 (2時間) 【事後学習】授業内容を整理しておく。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
4 |
古代史研究の争点―大化改新論争―
【事前学習】大化改新について調べる。 (2時間) 【事後学習】授業で紹介された文献を読み、授業内容の理解を深める。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
5 |
中世史研究の争点―中世荘園成立史論―
【事前学習】寄進地系荘園について調べる。 (2時間) 【事後学習】授業で紹介された文献を読み、授業内容の理解を深める。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
6 |
近世史研究の争点―鎖国と開国―
【事前学習】「4つの口」と開国について調べる。 (2時間) 【事後学習】授業で紹介された文献を読み、授業内容の理解を深める。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
7 |
近代史研究の争点―ジェンダー史論―
【事前学習】ジェンダー史について調べる。 (2時間) 【事後学習】授業で紹介された文献を読み、授業内容の理解を深める。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
8 |
さまざまな歴史資料
【事前学習】歴史資料にはどのようなものがあるかについて調べる。 (2時間) 【事後学習】授業で紹介された史資料を図書館等で確認してみる。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
9 |
史料集と史料の読解方法
【事前学習】日本史の史料集にはどのようなものがあるかについて調べる。 (2時間) 【事後学習】授業で紹介された史料集やデータベースを確認してみる。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
10 |
文献史料の扱い方
【事前学習】一次史料と二次史料にはどのようなものがあるかについて調べる。文献史料の資料としての特徴について調べる。 (2時間) 【事後学習】授業で紹介された史料を読み直し、授業内容の理解を深める。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
11 |
文書館と資料保存
【事前学習】東京大学史料編纂所・国立歴史民俗博物館・埼玉県立文書館のホームページを探索しておく。 (2時間) 【事後学習】授業で紹介された文献を読み、授業内容の理解を深める。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
12 |
フィールドワークの有効性
【事前学習】荘園現地調査の歴史について調べる。 (2時間) 【事後学習】授業で紹介された文献を読み、授業内容の理解を深める。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
13 |
フィールドワークと中世史研究―肥前千葉氏の調査研究を事例に―
【事前学習】フィールドワークを活用した研究について調べる。 (2時間) 【事後学習】授業で紹介された文献を読み、授業内容の理解を深める。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
14 |
授業内テスト
【事前学習】前回までの授業内容を整理・復習する。 (2時間) 【事後学習】テストを復習しておく。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
15 |
テストの解説と授業全体のまとめ
【事前学習】日本史の研究方法の特徴について考えをまとめておく。 (2時間) 【事後学習】今後の学修に役立つよう、授業内容全体を整理しておく。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
その他 | |
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教科書 | 使用しない |
参考書 | 岩城卓二・上島享・河西秀哉・塩出浩之・谷川穣・告井幸男 『論点・日本史学』 ミネルヴァ書房 2022年 後藤真・天野真志 『地域歴史文化継承ガイドブック』 文学通信 2022年 新井浩文 『文書館のしごと アーキビストと史料保存』 吉川弘文館 2024年 その他、授業中に適宜紹介します。 |
成績評価の方法及び基準 | 授業内テスト:期末試験を行い、その点数を評価する。(70%)、授業参画度:毎回のリアクションペーパーの内容により評価する。(30%) A-2,3の達成度はリアクションペーパーの内容と期末試験の結果にて判定します。 |
オフィスアワー | 授業前・後あるいは教員へのメールにて受け付けます。 |