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西洋史講究

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令和2年度以降入学者 西洋史講究
教員名 林亮
単位数    2 学年    1 開講区分 文理学部
科目群 史学科
学期 後期 履修区分 選択必修
授業形態 対面授業
授業の形態 対面授業
遠隔対応をしない
授業概要 「ヨーロッパにおける城と社会」をテーマに、フランスを中心とした主に西ヨーロッパ社会において、「城」がどのような役割を果たし、影響を及ぼしてきたのかについて学修する。
授業のねらい・到達目標 ヨーロッパ社会の城について、その形成や発展、社会との関係性といった歴史的展開などを具体的に述べることができるようになることを目的とする。
なお、このテーマで授業を進めるにあたり、対象となる「城」は、軍事的役割としての「城砦」のほか、周辺地域の統治の拠点としての「宮廷」、権威の象徴や外交・交流の舞台としての「宮殿」といった、広義の意味で取り扱う。

この科目は文理学部(学士(文学))のディプロマポリシーDP2,3及びカリキュラムポリシーCP2,3に対応しています。
・世界諸国の歴史、経済、文化、政治などの背景を理解し、国際社会が直面している問題を人文学の視点から説明することができる。(A-2-3)
・物事を既存の知識にとらわれることなく、人文学的根拠にもとづいて論理的・批判的に考察し、説明することができる。(A-3-3)
授業の形式 講義
授業の方法 毎回、教員が講義として話す内容について、授業時に配布するプリントをもとに内容の理解を確認しながら、当該回のテーマに沿ってより深く考察する。原則として板書は行わないので、教員の話す内容を主体的にノートに取る姿勢が必須となる。
授業を受ける前提として、事前学修用資料をよく読んで授業に臨むことが求められる(事前学修)。また、毎回の授業内容を自分なりに整理しまとめる作業が必要になる(事後学修)。
授業内容および事前・事後学修の取り組みの確認として各回課題を行う。
課題に対するフィードバックとしては、課題提出後に修正、補足、解説の講評を提示する。また、掲示板で随時質疑応答を行う。
なお、受講者の人数とその理解度に応じて、授業計画を若干変更することがある。
履修条件 なし
授業計画
1 導入:授業テーマや到達目標について、また授業の進め方や事前学修・事後学修の方法について、評価の方針について説明する(A-2-3)(A-3-3)
【事前学習】シラバスを一通り読んで授業全体の流れを理解しておくこと (2時間)
【事後学習】第2回以降の授業に備え、西洋史の主な時代区分やヨーロッパの大まかな地理、地名などに慣れるようにする (2時間)
【授業形態】対面授業
2 イントロダクション:ヨーロッパ史概要(A-2-3)(A-3-3)
【事前学習】配信資料No.2を熟読しておく (2時間)
【事後学習】ヨーロッパ史の概要を要点とし、講義内容を整理し、説明できるようにする (2時間)
3 古代地中海世界の城・その1:都市国家社会における城の位置付け(A-2-3)(A-3-3)
【事前学習】配信資料No.3を熟読しておく (2時間)
【事後学習】都市国家社会における城の位置付けの概要を要点とし、講義内容を整理し、説明できるようにする (2時間)
【授業形態】対面授業
4 古代地中海世界の城・その2:世界の中心たるローマ宮廷(A-2-3)(A-3-3)
【事前学習】配信資料No.4を熟読しておく (2時間)
【事後学習】ローマ宮廷の概要を要点とし、講義内容を整理し、説明できるようにする (2時間)
【授業形態】対面授業
5 中世前期の城(A-2-3)(A-3-3)
【事前学習】配信資料No.5を熟読しておく (2時間)
【事後学習】中世前期の城の概要を要点とし、講義内容を整理し、説明できるようにする (2時間)
【授業形態】対面授業
6 中世盛期の城・その1:城の時代の幕開け(A-2-3)(A-3-3)
【事前学習】配信資料No.6を熟読しておく (2時間)
【事後学習】城の時代の概要を要点とし、講義内容を整理し、説明できるようにする (2時間)
【授業形態】対面授業
7 中世盛期の城・その2:クルトワジーの流行(A-2-3)(A-3-3)
【事前学習】配信資料No.7を熟読しておく (2時間)
【事後学習】クルトワジーの流行の概要を要点とし、講義内容を整理し、説明できるようにする (2時間)
【授業形態】対面授業
8 中世後期の城(A-2-3)(A-3-3)
【事前学習】配信資料No.8を熟読しておく (2時間)
【事後学習】中世後期の城の概要を要点とし、講義内容を整理し、説明できるようにする (2時間)
【授業形態】対面授業
9 ルネサンス期の城(A-2-3)(A-3-3)
【事前学習】配信資料No.9を熟読しておく (2時間)
【事後学習】ルネサンス期の城の概要を要点とし、講義内容を整理し、説明できるようにする (2時間)
【授業形態】対面授業
10 近世の城・その1:主権国家体制下における城の位置付け
【事前学習】配信資料No.10を熟読しておく (2時間)
【事後学習】主権国家体制下における城の位置付けの概要を要点とし、講義内容を整理し、説明できるようにする (2時間)
【授業形態】対面授業
11 近世の城・その2:宮殿の隆盛(A-2-3)(A-3-3)
【事前学習】配信資料No.11を熟読しておく (2時間)
【事後学習】宮殿の隆盛の概要を要点とし、講義内容を整理し、説明できるようにする (2時間)
【授業形態】対面授業
12 革命と城(A-2-3)(A-3-3)
【事前学習】配信資料No.12を熟読しておく (2時間)
【事後学習】革命と城の概要を要点とし、講義内容を整理し、説明できるようにする (2時間)
【授業形態】対面授業
13 近代の城(A-2-3)(A-3-3)
【事前学習】配信資料No.13を熟読しておく (2時間)
【事後学習】近代の城の概要を要点とし、講義内容を整理し、説明できるようにする (2時間)
【授業形態】対面授業
14 現代の城(A-2-3)(A-3-3)
【事前学習】配信資料No.14を熟読しておく (2時間)
【事後学習】現代の城の概要を要点とし、講義内容を整理し、説明できるようにする (2時間)
【授業形態】対面授業
15 学修内容の整理(A-2-3)(A-3-3)
【事前学習】第02回から第14回授業内容を確認し、要点を整理しておく (2時間)
【事後学習】ヨーロッパ社会の城について、その形成や発展、社会との関係性といった歴史的展開などを説明できるようにする (2時間)
【授業形態】対面授業
その他
教科書 授業では市販の教科書は用いない。毎回配信する資料を必ず熟読して、授業に参加すること。
参考書 適宜、授業で紹介する。
成績評価の方法及び基準 授業内テスト:第15回授業時に行う(55%)、授業参画度:各回の授業の内容に対応して小テスト・課題を行い、それぞれ評価を行う(全体で45%)(45%)
オフィスアワー eメールなどで対応予定。

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