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令和2年度以降入学者 | 西洋史講究 | ||||
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教員名 | 新谷崇 | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 1 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 史学科 | ||||
学期 | 後期 | 履修区分 | 選択必修 |
授業形態 | 対面授業 |
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授業概要 | イタリアを中心に古代から現代までの歴史と文化を概説する: 本授業は西洋の歴史と文化を論じるものであるが、とりわけ地中海の中央に位置し、西洋文明の形成において重要な役目を果たしたイタリアに着目する。長い歴史を有するこの地の思想や芸術はグローバルに通じる基礎教養という側面を持つ。授業では歴史の話が中心となるが、履修者が各自の専門、関心と結びつけられるよう、イタリアの文化や社会についても様々な角度から取り上げたい。 |
授業のねらい・到達目標 | イタリアを素材に西洋社会の歴史的展開とその基本構造を理解するとともに、歴史を自らの学修に活かす視点を養う。 中学社会科・高校地歴科の授業実践に必要な基礎知識を身に付ける。 1、西洋史に関する基礎知識や概念を習得して、時代ごとの主要動向を理解し、それらを大学生として適当な表現を用いて説明できるようになる。 2、地域の連関に着目しながら歴史を学び、西洋世界の地理的理解を深める。 3、授業で扱う歴史的事象を自身の関心と結びつけながら理解し、その後の学修に展開する。 4、西洋史の知識を基に現代世界の諸課題の背景を考察できるようになる。 【ディプロマポリシー(DP)/カリキュラムポリシー(CP)との対応】 ・この科目は文理学部(学士(文学))のDP1、2およびCP1、2に対応している。 【日本大学教育憲章との対応】 ・学修から得られた豊かな知識と教養、及び、自己の倫理観に基づいて、人文学・歴史学の役割を説明することができる。(A-1-2) ・現代社会における人文学・歴史学の役割を理解し、そのことを踏まえて、国際社会が直面している問題を説明することができる。(A-2-2) |
授業の形式 | 講義 |
授業の方法 | 配布資料とパワーポイントを用いた講義形式で行う。 ・配布資料はCanvas LMSに掲載する。履修者はこの資料に目を通し、下調べをし、基礎知識を確認しながら授業に臨むこと。 ・毎回の授業で課題を含んだリアクションペーパーを記入してもらい、次回の授業で幾つか取り上げフィードバックする。 注意点: ・履修を希望する者は、初回授業前日までにCanvas LMSのコース登録を済ませること。 ・受講者の人数や補充の説明の必要性などに応じて授業計画を若干変更することがある。 |
授業計画 | |
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1 |
ガイダンス(シラバスを基にした確認):イタリアへのイメージ(偏見)を考えてみる
【事前学習】シラバスの内容を確認し、授業全体の流れを理解する。イタリアという国について地理を中心に下調べしてくる。 (2時間) 【事後学習】イタリアについて抱いているイメージ、知識を整理してみる。 (2時間) |
2 |
イタリアという国の概観(1)法制度・社会
【事前学習】授業資料に目を通し、用語や人名、地名などを下調べする。 (2時間) 【事後学習】授業内容を振り返り、疑問点や重要だと思われる論点を整理する。 (2時間) |
3 |
イタリアという国の概観(2)文化・芸術
【事前学習】授業資料に目を通し、用語や人名、地名などを下調べする。 (2時間) 【事後学習】授業内容を振り返り、疑問点や重要だと思われる論点を整理する。 (2時間) |
4 |
イタリアではどのような言語が話されているか?
【事前学習】授業資料に目を通し、用語や人名、地名などを下調べする。 (2時間) 【事後学習】授業内容を振り返り、疑問点や重要だと思われる論点を整理する。 (2時間) |
5 |
古代:ローマを中心とした諸民族の交差
【事前学習】授業資料に目を通し、用語や人名、地名などを下調べする。 (2時間) 【事後学習】授業内容を振り返り、疑問点や重要だと思われる論点を整理する。 (2時間) |
6 |
中世~ルネサンス:教皇のローマと都市国家の発展
【事前学習】授業資料に目を通し、用語や人名、地名などを下調べする。 (2時間) 【事後学習】授業内容を振り返り、疑問点や重要だと思われる論点を整理する。 (2時間) |
7 |
宗教改革~啓蒙改革:国際関係のなかで分裂するイタリア半島
【事前学習】授業資料に目を通し、用語や人名、地名などを下調べする。 (2時間) 【事後学習】授業内容を振り返り、疑問点や重要だと思われる論点を整理する。 (2時間) |
8 |
フランス革命とリソルジメント:イタリアの「覚醒」?
【事前学習】授業資料に目を通し、用語や人名、地名などを下調べする。 (2時間) 【事後学習】授業内容を振り返り、疑問点や重要だと思われる論点を整理する。 (2時間) |
9 |
自由主義時代のイタリア王国:「イタリア人」を創る
【事前学習】授業資料に目を通し、用語や人名、地名などを下調べする。 (2時間) 【事後学習】授業内容を振り返り、疑問点や重要だと思われる論点を整理する。 (2時間) |
10 |
ファシズム時代:独裁体制下の社会
【事前学習】授業資料に目を通し、用語や人名、地名などを下調べする。 (2時間) 【事後学習】授業内容を振り返り、疑問点や重要だと思われる論点を整理する。 (2時間) |
11 |
レジスタンスと共和国:冷戦を背景とした国内対立
【事前学習】授業資料に目を通し、用語や人名、地名などを下調べする。 (2時間) 【事後学習】授業内容を振り返り、疑問点や重要だと思われる論点を整理する。 (2時間) |
12 |
南北アメリカの移民社会:
【事前学習】授業資料に目を通し、用語や人名、地名などを下調べする。 (2時間) 【事後学習】授業内容を振り返り、疑問点や重要だと思われる論点を整理する。 (2時間) |
13 |
ヴァティカン市国:首都にある別国家
【事前学習】授業資料に目を通し、用語や人名、地名などを下調べする。 (2時間) 【事後学習】授業内容を振り返り、疑問点や重要だと思われる論点を整理する。 (2時間) |
14 |
近代日本との関係
【事前学習】授業資料に目を通し、用語や人名、地名などを下調べする。 (2時間) 【事後学習】授業内容を振り返り、疑問点や重要だと思われる論点を整理する。 (2時間) |
15 |
総括:全体を振り返っての補足説明と質疑。
【事前学習】これまでの授業内容を振り返る。 (2時間) 【事後学習】これまでの授業内容を踏まえ、レポートをまとめる。 (2時間) |
その他 | |
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教科書 | 使用しない |
参考書 | 高橋進、村上義和 『イタリアの歴史を知るための50章』 明石書店 2022年 土肥秀行、山手昌樹 『教養のイタリア近現代史 』 ミネルヴァ書房 2017年 北村暁夫、伊藤武 『近代イタリアの歴史 16世紀から現代まで』 ミネルヴァ書房 2012年 *各界の授業でも紹介する |
成績評価の方法及び基準 | レポート:内容、学術的な表現で書かれているか、参考資料の明記(50%)、授業参画度:授業内容に応じた課題を含んだレスポンスシートの内容(50%) |
オフィスアワー | 授業後もしくは金曜日3時限(研究室:事前に連絡をすること)。授業に関する連絡、質問、問い合わせはCanvas LMSのメッセージですること。 |