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日本史特講3

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令和2年度以降入学者 日本史特講3
教員名 田中大喜
単位数    2 学年 2~4 開講区分 文理学部
科目群 史学科
学期 後期 履修区分 選択必修
授業形態 対面授業
授業概要 かつて日本列島には「東国」という地域概念があり、それは政治的な枠組みともなって、時代とともに変化していきました。本講義では、主に10世紀から13世紀半ばにおける東国を舞台に活動した武士団の存在形態と展開を考察しながら、東国という地域の実態と東国に視点を据えた中世史像について論じていきます。
授業のねらい・到達目標 【授業のねらい】
中世の東国史および東国武士団に関する研究の到達点を学び、理解を深める。また、史料の読解力の向上と史料から歴史像を構築する手法の習得を目指す。

【到達目標】
・中世の東国史と東国武士団に関する理解を深めることができる。
・史料の読解力を身に付ける。
・史料から歴史像を構築する手法を習得する。

【ディプロマポリシーとの関係】
この科目は、文理学部(学士(文学))のディプロマポリシーDP2,3およびカリキュラムポリシーCP2,3に対応しています。

【日本大学教育憲章との関係】
・現代社会における人文学・歴史学の役割を理解し、そのことを踏まえて、国際社会が直面している問題を説明することができる(A-2-2)。
・物事を既存の知識にとらわれることなく、人文学的根拠にもとづいて論理的・批判的に考察し、説明することができる(A-3-3)。
授業の形式 講義
授業の方法 ・授業時に配布する史料レジュメを読解しながら進めます。
・毎回講義のあとに、授業内容に対するコメントや質問(リアクションペーパー)を提出してもらい、それらに対するフィードバックを次の授業にて行います。
・本授業の事前・事後学習は、各2時間の学習を目安とします。
・対面授業に参加できない要件を満たした場合は、Zoomでの参加を認めます。必ず事前に教員に申し出ること。
授業計画
1 「東国史」という研究視角
【事前学習】シラバスの概要を確認する。 (2時間)
【事後学習】紹介した参考文献を読み、授業内容の理解を深める。 (2時間)
【授業形態】対面授業
2 平将門の乱(1)―「東国」のあけぼの―
【事前学習】前回配布した史料レジュメに目を通し、疑問点をまとめておく。 (2時間)
【事後学習】紹介した参考文献を読み、授業内容の理解を深める。 (2時間)
【授業形態】対面授業
3 平将門の乱(2)―「東国」の目覚め―
【事前学習】前回配布した史料レジュメに目を通し、疑問点をまとめておく。 (2時間)
【事後学習】紹介した参考文献を読み、授業内容の理解を深める。 (2時間)
【授業形態】対面授業
4 将門以後(1)―東国武士団の始祖たち―
【事前学習】前回配布した史料レジュメに目を通し、疑問点をまとめておく。 (2時間)
【事後学習】紹介した参考文献を読み、授業内容の理解を深める。 (2時間)
【授業形態】対面授業
5 将門以後(2)―河内源氏と東国―
【事前学習】前回配布した史料レジュメに目を通し、疑問点をまとめておく。 (2時間)
【事後学習】紹介した参考文献を読み、授業内容の理解を深める。 (2時間)
【授業形態】対面授業
6 東国における中世荘園の成立―上野国新田荘を事例に―
【事前学習】前回配布した史料レジュメに目を通し、疑問点をまとめておく。 (2時間)
【事後学習】紹介した参考文献を読み、授業内容の理解を深める。 (2時間)
【授業形態】対面授業
7 東国武士団と保元・平治の乱
【事前学習】前回配布した史料レジュメに目を通し、疑問点をまとめておく。 (2時間)
【事後学習】紹介した参考文献を読み、授業内容の理解を深める。 (2時間)
【授業形態】対面授業
8 東国武士団と平家政権
【事前学習】前回配布した史料レジュメに目を通し、疑問点をまとめておく。 (2時間)
【事後学習】紹介した参考文献を読み、授業内容の理解を深める。 (2時間)
【授業形態】対面授業
9 東国の治承・寿永内乱
【事前学習】前回配布した史料レジュメに目を通し、疑問点をまとめておく。 (2時間)
【事後学習】紹介した参考文献を読み、授業内容の理解を深める。 (2時間)
【授業形態】対面授業
10 鎌倉幕府とは何か
【事前学習】前回配布した史料レジュメに目を通し、疑問点をまとめておく。 (2時間)
【事後学習】紹介した参考文献を読み、授業内容の理解を深める。 (2時間)
【授業形態】対面授業
11 頼朝没後の東国覇権抗争
【事前学習】前回配布した史料レジュメに目を通し、疑問点をまとめておく。 (2時間)
【事後学習】紹介した参考文献を読み、授業内容の理解を深める。 (2時間)
【授業形態】対面授業
12 東国武士団と承久の乱
【事前学習】前回配布した史料レジュメに目を通し、疑問点をまとめておく。 (2時間)
【事後学習】紹介した参考文献を読み、授業内容の理解を深める。 (2時間)
【授業形態】対面授業
13 鎌倉時代の都市鎌倉
【事前学習】前回配布した史料レジュメに目を通し、疑問点をまとめておく。 (2時間)
【事後学習】紹介した参考文献を読み、授業内容の理解を深める。 (2時間)
【授業形態】対面授業
14 鎌倉時代の東国社会
【事前学習】前回配布した史料レジュメに目を通し、疑問点をまとめておく。 (2時間)
【事後学習】紹介した参考文献を読み、授業内容の理解を深める。 (2時間)
【授業形態】対面授業
15 授業内テストと問題の解説
【事前学習】これまでの授業を復習しておく。 (2時間)
【事後学習】解説を振り返りながら自身の答案を見直す。 (2時間)
【授業形態】対面授業
その他
教科書 使用しない
参考書 鈴木哲雄 『平将門と東国武士団 (動乱の東国史1)』 吉川弘文館 2012年
高橋一樹 『東国武士団と鎌倉幕府 (動乱の東国史2)』 吉川弘文館 2013年
湯浅治久 『蒙古合戦と鎌倉幕府の滅亡 (動乱の東国史3)』 吉川弘文館 2012年
長村祥知 『源頼朝と木曾義仲 (対決の東国史1)』 吉川弘文館 2023年
高橋秀樹 『北条氏と三浦氏 (対決の東国史2)』 吉川弘文館 2021年
授業中に適宜必要な参考書・参考文献を紹介します。
成績評価の方法及び基準 授業内テスト:期末試験を行い、その点数を評価する。(70%)、授業参画度:毎回のリアクションパーパーの内容を評価する。(30%)
A-2,3の達成度はリアクションペーパーの内容と期末試験の結果にて判定します。
オフィスアワー 授業前・後あるいは教員へのメールにて受け付けます。

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