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令和2年度以降入学者 | 日本史基礎実習2 | ||||
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教員名 | 古川隆久 | ||||
単位数 | 1 | 学年 | 2 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 史学科 | ||||
学期 | 後期 | 履修区分 | 選択必修 |
授業形態 | 対面授業 |
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授業概要 | 日本近現代史(幕末以降)を対象とした卒業論文を執筆できるための基礎的な研究能力を習得する。 なお、歴史学の研究方法を生かした研究をおこなえるよう、古川ゼミでは卒論に向けての研究の対象時期は当面1990年までとしているため、ここでも研究対象時期は1990年までとする。 |
授業のねらい・到達目標 | 日本近現代史研究の学術論文を読解できるようにし、合わせて、文献・史料の検索・収集方法、口頭報告や討論のやり方を修得し、研究テーマや史料の多様性についての認識を深める。 この科目は文理学部(学士(文学))のディプロマポリシーDP4~8及びカリキュラムポリシーCP4~8に対応しています。 ・日常生活における現象に潜む人文学的問題を発見し、専門的知識に基づいて説明することができる。(A-4-2) ・新しい問題に取り組む意識を持ち、そのために必要な情報を収集することができる。(A-5-2) ・新しい人びととコミュニケーションを取り、専門的知識について正しく説明することができる。(A-6-2) ・学修活動において、積極的にリーダーシップを発揮し、他者と協働して作業をすることができる。(A-7-2) ・自分の学修経験の振り返りを継続的に行い、分析することができる。(A-8-2) |
授業の形式 | 実習 |
授業の方法 | ①演習形式、グループ討論や口頭報告と質疑討論の形で進める。 ②一人につき口頭報告(12~15分)とコメンテーター(3~5分)各1回を義務とし、自発的な発言を奨励する。また、毎回リアクションペーパーを提出してもらう。 ③事前に教員が示した論文リストの中から報告したい論文を順位をつけて5本選ぶ。報告される論文リストの中からコメンテーターを希望する論文を順位をつけて3本選ぶ。 本授業の事前・事後学習は,平均して各1時間の学習を目安とするが、その他、口頭発表やコメンテーターの準備でそれなりの時間をとることになる。 ※対面授業に参加できない要件を満たした場合、zoom等で参加し、指定日時までにCanvas LMS配信の課題を提出する。 *履修者は初回講義開始までにCanvas LMSのコース登録をすること。Canvas LMSは受講者への連絡に使う場合があるので随時確認すること。 |
履修条件 | 日本近現代史の予備知識の有無は問わないが、日本近現代史の研究に積極的に取り組む意志があること。 |
授業計画 | |
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1 |
ガイダンスと論文読解の重要性及び論文リストの説明(A-5、A-6、A-8)
【事前学習】シラバスを読んで授業の概要を把握し、対象論文リストを見ておく。 (1時間) 【事後学習】授業内容を整理しておく。 (1時間) 【授業形態】対面授業 |
2 |
報告論文・報告順の決定と教科書第1章についてのグループ討論(A-5、A-6、A-7、A-8)
【事前学習】報告希望論文リストと教科書第1章の感想と疑問点のレポート提出 (1時間) 【事後学習】討論内容を整理しておく。 (1時間) 【授業形態】対面授業 |
3 |
コメンテーター決定と教科書第2章についてのグループ討論(A-5、A-6、A-7、A-8)
【事前学習】コメンテーター希望論文リストと教科書第2章の感想と疑問点のレポート提出。 (1時間) 【事後学習】討論内容を整理しておく。 (1時間) 【授業形態】対面授業 |
4 |
教科書第3~6章に関するグループ討論(A-5、A-6、A-7、A-8)
【事前学習】教科書3~6章の感想と疑問点のレポート提出。 (1時間) 【事後学習】討論内容を整理しておく。 (1時間) 【授業形態】対面授業 |
5 |
論文読解の報告と討論(発表者1,2,3)(A-5、A-6、A-7、A-8)
【事前学習】発表対象の論文(またはその要旨)を読んで質問を考えておく (1時間) 【事後学習】発表内容や質疑内容を整理しておく。 (1時間) 【授業形態】対面授業 |
6 |
論文読解の報告と討論(発表者4、5,6)(A-5、A-6、A-7、A-8)
【事前学習】発表対象の論文(またはその要旨)を読んで質問を考えておく (1時間) 【事後学習】発表内容や質疑内容を整理しておく。 (1時間) 【授業形態】対面授業 |
7 |
論文読解の報告と討論(発表者7,8、9)(A-5、A-6、A-7、A-8)
【事前学習】発表対象の論文(またはその要旨)を読んで質問を考えておく (1時間) 【事後学習】発表内容や質疑内容を整理しておく。 (1時間) 【授業形態】対面授業 |
8 |
論文読解の報告と討論(発表者10、11、12)(A-5、A-6、A-7、A-8)
【事前学習】発表対象の論文(またはその要旨)を読んで質問を考えておく (1時間) 【事後学習】発表内容や質疑内容を整理しておく。 (1時間) 【授業形態】対面授業 |
9 |
論文読解の報告と討論(発表者13、14、15)(A-5、A-6、A-7、A-8)
【事前学習】発表対象の論文(またはその要旨)を読んで質問を考えておく (1時間) 【事後学習】発表内容や質疑内容を整理しておく。 (1時間) 【授業形態】対面授業 |
10 |
論文読解の報告と討論(発表者16、17、18)(A-5、A-6、A-7、A-8)
【事前学習】発表対象の論文(またはその要旨)を読んで質問を考えておく (1時間) 【事後学習】発表内容や質疑内容を整理しておく。 (1時間) 【授業形態】対面授業 |
11 |
論文読解の報告と討論(発表者19、20、21)(A-5、A-6、A-7、A-8)
【事前学習】発表対象の論文(またはその要旨)を読んで質問を考えておく (1時間) 【事後学習】発表内容や質疑内容を整理しておく。内容や質疑内容を整理しておく。 (1時間) 【授業形態】対面授業 |
12 |
論文読解の報告と討論(発表者22、23、24)(A-5、A-6、A-7、A-8)
【事前学習】発表対象の論文(またはその要旨)を読んで質問を考えておく (1時間) 【事後学習】発表内容や質疑内容を整理しておく。 (1時間) 【授業形態】対面授業 |
13 |
論文読解の報告と討論(発表者25、26、27)(A-5、A-6、A-7、A-8)
【事前学習】発表対象の論文(またはその要旨)を読んで質問を考えておく (1時間) 【事後学習】発表内容や質疑内容を整理しておく。 (1時間) 【授業形態】対面授業 |
14 |
論文読解の報告と討論(発表者28、29、30)(A-5、A-6、A-7、A-8)
【事前学習】発表対象の論文(またはその要旨)を読んで質問を考えておく (1時間) 【事後学習】発表内容や質疑内容を整理しておく。 (1時間) 【授業形態】対面授業 |
15 |
日本近現代史の研究方法とは?(全体討論)(A-5、A-6、A-7、A-8)
【事前学習】ここまでの授業内容を整理しておく。 (1時間) 【事後学習】討論内容を整理しておく。 (1時間) 【授業形態】対面授業 |
その他 | |
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教科書 | 松沢裕作 『歴史学はこう考える (ちくま新書)』 筑摩書房 2024年 |
参考書 | 使用しない |
成績評価の方法及び基準 | 授業参画度:授業中の自発的発言25%、リアクションペーパー10%(35%)、レジュメの出来具合20%、口頭報告25%、コメンテーター20%(65%) 自発的発言は自発的な挙手による発言かグループ頓論じの司会者をした授業回数の割合。また、口頭発表及びコメンテーターをしない場合は単位なし。 ※対面授業に参加できない要件を満たし、zoom等で参加した場合、別途指示する課題の提出によって評価する。対面授業での評価と差が出ることはない。 |
オフィスアワー | 火曜日昼休み、古川研究室(2号館9階2905)にて。 |