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令和2年度以降入学者 | 社会学入門1 | ||||
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教員名 | 石岡丈昇 | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 1 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 社会学科 | ||||
学期 | 前期 | 履修区分 | 必修 |
授業形態 | 対面授業 |
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授業の形態 | 対面授業ですべての回をおこなう |
授業概要 | 社会学の歴史を、社会学の巨人(マルクス、デュルケム、ヴェーバー、マートンなど)の足跡をおいながら学習していく。その作業を通じて、高校までに学習した「社会科」と大学で学ぶ「社会学」がいかに別物なのかを理解することを目指す。 |
授業のねらい・到達目標 | この授業では、以下の三点を到達目標とする。 1)高校までの「社会科」と大学で学ぶ「社会学」がいかに異なっているのかを理解し説明できるようになる。 2)社会学の歴史を、社会学の巨人の知的格闘に沿いつつ、系統だって説明できるようになる。 3)社会学と他の社会科学との異同を理解し説明できるようになる。 以上の目標に到達するために、この授業では奥村隆『社会学の歴史1』(有斐閣)を使用し、「反転授業」を実施する。「反転授業」とは、毎回の授業に先立って指定箇所を受講生は読み、事前課題を提出する。そのあとに授業で教員が解説を加えるという形式の授業である。 <知識><技能> ・社会学的想像力と創造力に触れる。 ・現代社会への批判的/批評的態度を体得する。 ・権威ではなく討議によって、集団を組織する力を体得する。 ・問題関心を洗練させ、社会学の「面白さ」を極める。 <能力> 上記の<知識><技能>の習得を経て、以下の<能力>を育むことが目標である。 ・どのような研究課題や社会問題に対しても,その解決のために必要な情報や知識,資源を集め,分析を通じて解決策を提示することができる。(A-5-4: 挑戦力) ・多様な社会事象や社会問題に対し,社会学の枠組みや方法に即して議論を深めることで理解を深めるのみならず,それを不特定多数の他者にわかりやすく提示することができる。(A-6-4: コミュニケーション力) ・積極的にリーダーシップを発揮し,適切な形で他者をサポートしながら調査研究活動を進めることで,研究成果を最大化することができる。(A-7-4: リーダーシップ・協働力) ・自身のみならず他者の学修状況を比較分析しながら,相互にフィードバックすることができる。(A-8-4: 省察力) この科目は文理学部(学士(社会学))のディプロマポリシーDP5~8びカリキュラムポリシーCP5~8に対応しています。 |
授業の形式 | 演習 |
授業の方法 | 「授業のねらい」に記したように反転授業でおこなう。受講生は事前に指定箇所を読み事前課題を提出した上で、授業実施日には授業に臨むことが求められる。本授業の事前・事後学習は,各1時間の学習を目安とする。なお、各回における受講生からの報告や質問については、Canvasを用いて応答しつつ、受講者全体にフィードバックされるように授業を展開する。また翌週の回においても、重要な報告や質問について解説する時間を設ける。レポートについては、採点・記述のポイントを提示しつつ、複数のレポート例をもとにコメント・解説をおこなう。 |
授業計画 | |
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1 |
高校までの「社会科」と大学で学ぶ「社会学」の違いとは?(A-5-4、A-6-4、A-7-4)
【事前学習】シラバスを読み、疑問点を質問できるように準備しておく。 (1時間) 【事後学習】リアクションペーパーを作成する (1時間) 【授業形態】対面授業 |
2 |
カール・マルクス─資本という謎(1)(A-5-4、A-6-4、A-7-4)
【事前学習】教科書の指定箇所を読み事前課題を提出する (1時間) 【事後学習】リアクションペーパーを作成する (1時間) 【授業形態】対面授業 |
3 |
カール・マルクス─資本という謎(2)(A-5-4、A-6-4、A-7-4)
【事前学習】Canvas上で事前作業課題を提出する (1時間) 【事後学習】リアクションペーパーを作成する (1時間) 【授業形態】対面授業 |
4 |
エミール・デュルケーム─連帯という謎(1)(A-5-4、A-6-4、A-7-4)
【事前学習】教科書の指定箇所を読み事前課題を提出する (1時間) 【事後学習】リアクションペーパーを作成する (1時間) 【授業形態】対面授業 |
5 |
エミール・デュルケーム─連帯という謎(2)(A-5-4、A-6-4、A-7-4)
【事前学習】Canvas上で事前作業課題を提出する (1時間) 【事後学習】リアクションペーパーを作成する (1時間) 【授業形態】対面授業 |
6 |
マックス・ヴェーバー─行為という謎(1)(A-5-4、A-6-4、A-7-4)
【事前学習】教科書の指定箇所を読み事前課題を提出する (1時間) 【事後学習】リアクションペーパーを作成する (1時間) 【授業形態】対面授業 |
7 |
マックス・ヴェーバー─行為という謎(2)(A-5-4、A-6-4、A-7-4)
【事前学習】Canvas上で事前作業課題を提出する (1時間) 【事後学習】リアクションペーパーを作成する (1時間) 【授業形態】対面授業 |
8 |
ゲオルク・ジンメル─距離という謎(1)(A-5-4、A-6-4、A-7-4)
【事前学習】教科書の指定箇所を読み事前課題を提出する (1時間) 【事後学習】リアクションペーパーを作成する (1時間) 【授業形態】対面授業 |
9 |
ゲオルク・ジンメル─距離という謎(2)(A-5-4、A-6-4、A-7-4)
【事前学習】Canvas上で事前作業課題を提出する (1時間) 【事後学習】リアクションペーパーを作成する (1時間) 【授業形態】対面授業 |
10 |
シカゴ学派とミード─アメリカという謎(1)(A-5-4、A-6-4、A-7-4)
【事前学習】教科書の指定箇所を読み事前課題を提出する (1時間) 【事後学習】リアクションペーパーを作成する (1時間) 【授業形態】対面授業 |
11 |
シカゴ学派とミード─アメリカという謎(2)(A-5-4、A-6-4、A-7-4)
【事前学習】Canvas上で事前作業課題を提出する (1時間) 【事後学習】リアクションペーパーを作成する (1時間) 【授業形態】対面授業 |
12 |
パーソンズとマートン─秩序という謎(1)(A-5-4、A-6-4、A-7-4)
【事前学習】教科書の指定箇所を読み事前課題を提出する (1時間) 【事後学習】リアクションペーパーを作成する (1時間) 【授業形態】対面授業 |
13 |
パーソンズとマートン─秩序という謎(2)(A-5-4、A-6-4、A-7-4)
【事前学習】Canvas上で事前作業課題を提出する (1時間) 【事後学習】リアクションペーパーを作成する (1時間) 【授業形態】対面授業 |
14 |
亡命者たちの社会学─ナチズムという謎(1)(A-5-4、A-6-4、A-7-4)
【事前学習】教科書の指定箇所を読み事前課題を提出する (1時間) 【事後学習】リアクションペーパーを作成する (1時間) 【授業形態】対面授業 |
15 |
亡命者たちの社会学─ナチズムという謎(2)(A-5-4、A-6-4、A-7-4)
【事前学習】Canvas上で事前作業課題を提出する (1時間) 【事後学習】リアクションペーパーを作成する (1時間) 【授業形態】対面授業 |
その他 | |
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教科書 | 奥村隆 『社会学の歴史1』 有斐閣 2014年 本授業では反転学習を展開するため、履修者は必ず教科書を準備の上で授業に臨むこと。 |
参考書 | 必要なものは、授業内で指示する。 |
成績評価の方法及び基準 | レポート:毎回の事前課題、リアクションペーパー、最終レポート(100%) 「レポート」の内訳は、毎回の事前課題とリアクションペーパーが70%、最終レポートが30%の評価割合とする。 |
オフィスアワー | メールで事前に日時を決めた上で、個別にZoomで対応する。 |