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令和2年度以降入学者 | 社会学史2 | ||||
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教員名 | 渡辺彰規 | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 2 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 社会学科 | ||||
学期 | 後期 | 履修区分 | 必修 |
授業形態 | 対面授業 |
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授業概要 | 社会学史1と2の概要としては、前期の社会学史1で社会学を確立した代表的な人物の議論を紹介し、後期の社会学史2で、その後の展開を行った多様な人々の議論を紹介することにします。 |
授業のねらい・到達目標 | <知識・技能>と<能力> 主要な理論家が,各々の研究対象について,どこに眼を向け,テーマをいかに絞り,全体としての現代社会のどのような趨勢と関わりを持つと考えたか等々を習得し,そこから,受講生各自の研究活動の中で理論を生産的な仕方で用いる方法を習得することができる。(A-2-2: 世界の現状を理解し、説明する力)。 社会学の主要な研究について、そのメソッドを知り、近代社会の何を明らかにしたかを述べることができる。(A-1-2: 豊かな知識・教養に基づく高い倫理観)。 この科目は文理学部(学士(社会学))のディプロマポリシーDP1・2及びカリキュラムポリシーCP1・2に対応しています。 |
授業の形式 | 講義 |
授業の方法 | 前期に行った講義「社会学史1」を受けて、後期はアメリカにおける社会学の展開並びにそれ以降の現代社会学の展開を見ていきます。 授業内で課題(試験やレポート等)に対するフィードバックを行う。 本授業の事前・事後学習は,各2時間の学習を目安とします。 |
授業計画 | |
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1 |
ガイダンス,ゲオルグ・ジンメルが見ていたもの(A-2-2)
【事前学習】ゲオルク・ジンメル『ジンメル・コレクション』(ちくま学芸文庫)を読んでおいてください。 (2時間) 【事後学習】授業ノートの復習をしてください。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
2 |
パーソンズ:ホッブズ問題:秩序はいかにして可能か(A-1-2)
【事前学習】参考書『社会学の歴史Ⅰ』を読んでおいてください。 (2時間) 【事後学習】授業ノートの復習をしてください。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
3 |
パーソンズ:構造機能主義の構想(A-1-2)
【事前学習】参考書『社会学の歴史Ⅰ』を読んでおいてください。 (2時間) 【事後学習】授業ノートの復習をしてください。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
4 |
マートン:中範囲の理論(1)(A-1-2)
【事前学習】参考書『社会学の歴史Ⅰ』を読んでおいてください。 (2時間) 【事後学習】授業ノートの復習をしてください。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
5 |
マートン:中範囲の理論(2)(A-1-2)
【事前学習】参考書『社会学の歴史Ⅰ』を読んでおいてください。 (2時間) 【事後学習】授業ノートの復習をしてください。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
6 |
ゴフマン:集まりの秩序(A-1-2)
【事前学習】参考書『社会学の歴史Ⅱ』を読んでおいてください。 (2時間) 【事後学習】授業ノートの復習をしてください。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
7 |
ガーフィンケル:エスノメソドロジー(1)(A-1-2)
【事前学習】参考書『社会学の歴史Ⅱ』を読んでおいてください。 (2時間) 【事後学習】授業ノートの復習をしてください。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
8 |
ガーフィンケル:エスノメソドロジー(2)(A-1-2)
【事前学習】参考書『社会学の歴史Ⅱ』を読んでおいてください。 (2時間) 【事後学習】授業ノートの復習をしてください。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
9 |
社会構築主義(1):レイベリング理論(A-1-2)
【事前学習】ベッカー『アウトサイダーズ』(新泉社)を読んでおいてください。 (2時間) 【事後学習】授業ノートの復習をしてください。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
10 |
社会構築主義(2):異議申し立てへの注目(A-1-2)
【事前学習】キッセ,スペクター『社会問題の構築:ラベリング理論をこえて』 (2時間) 【事後学習】授業ノートの復習をしてください。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
11 |
ブルデュー「界の理論」(1):理論的基礎(A-1-2)
【事前学習】参考書『社会学の歴史Ⅱ』を読んでおいてください。 (2時間) 【事後学習】授業ノートの復習をしてください。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
12 |
ブルデュー「界の理論」(2)応用可能性(A-2-2)
【事前学習】南田勝也『ロックミュージックの社会学 』(青弓社ライブラリー) (2時間) 【事後学習】授業ノートの復習をしてください。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
13 |
ルーマン「システム理論」:理論と応用(A-1-2)(A-2-2)
【事前学習】(A-1-2) (2時間) 【事後学習】授業ノートの復習をしてください。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
14 |
フーコーにおける知識と権力の関係(A-1-2)
【事前学習】参考書『社会学の歴史Ⅱ』を読んでおいてください。 (2時間) 【事後学習】授業ノートの復習をしてください。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
15 |
まとめ(A-2-2)
【事前学習】これまでの講義内容の復習を進めてください。 (2時間) 【事後学習】授業ノートの復習をしてください。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
その他 | |
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教科書 | 適宜紹介する。 |
参考書 | 奥村隆 『社会学の歴史Ⅰ (有斐閣アルマ)』 有斐閣 2014年 奥村隆 『社会学の歴史Ⅱ (有斐閣アルマ)』 有斐閣 2023年 講義中に指示を行う。 |
成績評価の方法及び基準 | 授業内テスト:中間試験,期末試験を行い,その点数を評価する(80%)、授業参画度:リアクションペーパーの提出状況を評価する(20%) 試験の評価に当たっては、まず講義内容をよく理解していることを前提とします。それに加えて、本講義で紹介した文献を実際に読んでさらに学習を深めることを期待しています。 以上を踏まえ、A-1-2(豊かな知識・教養に基づく高い倫理観)ならびにA-2-2(世界の現状を理解し、説明する力)の修得状況を評価します。 中間試験,期末試験の点数を授業内テスト(80%)とみなし、リアクションペーパーの提出状況を授業参画度(20%)とみなし、双方で評価を行います。 |
オフィスアワー | 授業終了後。質問はメールでも対応します。 |