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社会学応用演習

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令和6年度以前入学者 社会学応用演習
教員名 森一平
単位数    1 学年    2 開講区分 文理学部
科目群 社会学科
学期 後期 履修区分 選択必修
授業形態 対面授業
授業概要 公正な教育と社会の実現をめざし教育現象を社会学的に探究する「教育社会学」、おしゃべりから授業、外科手術まで様々なコミュニケーションの“しくみ”を探求する「エスノメソドロジー・会話分析」、“社会”の全体像にロジカルな見通しを与えようとする「社会(学)理論」――これら領域の文献について、書評セッション(書評プレゼンテーションとディスカッション)と書評レポートの執筆を実施することにより、それぞれの領域に関する幅広い知識、学術的文章を構造的に読解・執筆する力、プレゼンテーション/ディスカッションスキルなどを養っていきます。
授業のねらい・到達目標 <授業のねらい>
・教育社会学、エスノメソドロジー・会話分析、社会学理論に関する幅広い知識を身に付ける。
・学術的文章を構造的に読解・執筆する力を身に付ける。
・プレゼンテーション及びディスカッションスキルを身に付ける。
<到達目標及び日本大学教育憲章との関係>
・教育社会学、エスノメソドロジー・会話分析、社会学理論のうち、自身が関心をもった部分について基本的な事柄を説明することができる。(A-8-2)
・学術的文章を構造的に読解することができる。(A-5-2,A-8-2)
・他者と協働しながら分かりやすいプレゼンテーションを作成・実施することができる。(A-6-2,A-7-2)
・他者と協働しながら積極的にディスカッションを創り上げることができる。(A-6-2,A-7-2,A-8-2)
・学術的文章を構造的・説得的に執筆することができる。(A-5-2,A-8-2)
<ディプロマポリシーとの関係>
この科目は文理学部(学士(社会学))のディプロマポリシーDP5,6,7,8、およびカリキュラムポリシーCP5,6,7,8に対応しています。
授業の形式 演習
授業の方法 ・演習形式で進めます。具体的には、複数人の担当者が1つの文献を担当し書評プレゼンテーションを行ったのち、履修者全員でディスカッションを行うという形式で進めます。
・学期末には、各自担当した書評プレゼンテーションを発展させた書評レポートを執筆してもらいます。
授業計画
1 オリエンテーション:授業の概要説明・自己紹介・スケジュールの決定
【事前学習】シラバスに目を通し、授業全体の流れに見通しを得る (2時間)
【事後学習】読みたい文献を調べ、1つ以上リストアップしておく (2時間)
【授業形態】対面授業
2 ガイダンス:文献読解・プレゼンテーション・ディスカッションの方法について
【事前学習】リストアップした文献に目を通し、演習で紹介できるようにする (2時間)
【事後学習】次回の検討文献にあらかじめ目を通しておく (2時間)
【授業形態】対面授業
3 書評プレゼンテーション(1):教育社会学分野①
【事前学習】検討文献を読み込んでおく。報告者はプレゼンの準備をする (2時間)
【事後学習】プレゼンの評価できる点、改善すべき点をまとめておく (2時間)
【授業形態】対面授業
4 書評プレゼンテーション(2):教育社会学分野②
【事前学習】検討文献を読み込んでおく。報告者はプレゼンの準備をする (2時間)
【事後学習】プレゼンの良かった点、改善すべき点をまとめておく (2時間)
【授業形態】対面授業
5 書評プレゼンテーション(3):教育社会学分野③
【事前学習】検討文献を読み込んでおく。報告者はプレゼンの準備をする (2時間)
【事後学習】プレゼンの良かった点、改善すべき点をまとめておく (2時間)
【授業形態】対面授業
6 中間総括(1):教育社会学分野の書評プレゼンについて
【事前学習】これまでのプレゼンの良かった点、改善すべき点を整理しておく (2時間)
【事後学習】次回の検討文献にあらかじめ目を通しておく (2時間)
【授業形態】対面授業
7 書評プレゼンテーション(4):エスノメソドロジー・会話分析分野①
【事前学習】検討文献を読み込んでおく。報告者はプレゼンの準備をする (2時間)
【事後学習】プレゼンの評価できる点、改善すべき点をまとめておく (2時間)
【授業形態】対面授業
8 書評プレゼンテーション(5):エスノメソドロジー・会話分析分野②
【事前学習】検討文献を読み込んでおく。報告者はプレゼンの準備をする (2時間)
【事後学習】プレゼンの良かった点、改善すべき点をまとめておく (2時間)
【授業形態】対面授業
9 書評プレゼンテーション(6):エスノメソドロジー・会話分析分野③
【事前学習】検討文献を読み込んでおく。報告者はプレゼンの準備をする (2時間)
【事後学習】プレゼンの良かった点、改善すべき点をまとめておく (2時間)
【授業形態】対面授業
10 中間総括(2):エスノメソドロジー・会話分析分野の書評プレゼンについて
【事前学習】これまでのプレゼンの良かった点、改善すべき点を整理しておく (2時間)
【事後学習】次回の検討文献にあらかじめ目を通しておく (2時間)
【授業形態】対面授業
11 書評プレゼンテーション(7):社会(学)理論分野①
【事前学習】検討文献を読み込んでおく。報告者はプレゼンの準備をする (2時間)
【事後学習】プレゼンの評価できる点、改善すべき点をまとめておく (2時間)
【授業形態】対面授業
12 書評プレゼンテーション(8):社会(学)理論分野②
【事前学習】検討文献を読み込んでおく。報告者はプレゼンの準備をする (2時間)
【事後学習】プレゼンの良かった点、改善すべき点をまとめておく (2時間)
【授業形態】対面授業
13 書評プレゼンテーション(9):社会(学)理論分野③
【事前学習】検討文献を読み込んでおく。報告者はプレゼンの準備をする (2時間)
【事後学習】プレゼンの良かった点、改善すべき点をまとめておく (2時間)
【授業形態】対面授業
14 中間総括(3):社会(学)理論分野の書評プレゼンについて/レポート執筆に向けて
【事前学習】これまでのプレゼンの良かった点、改善すべき点を整理しておく (2時間)
【事後学習】レポートを完成させ、提出する (2時間)
【授業形態】対面授業
15 最終総括:全体に対する講評とレポートの返却と講評
【事前学習】自分が執筆したレポートを見直しておく (2時間)
【事後学習】レポートを修正し、再提出する (2時間)
【授業形態】対面授業
その他
教科書 特に指定しない。
参考書 戸田山和久 『最新版 論文の教室: レポートから卒論まで (NHKブックス1272)』 NHK出版 2022年
小熊英二 『基礎からわかる論文の書き方 (講談社現代新書2660)』 講談社 2022年
成績評価の方法及び基準 レポート(40%)、授業参画度:ディスカッションへの貢献度により評価(30%)、プレゼンの内容とパフォーマンス(30%)
オフィスアワー 授業の前後(教室にて)、及び火曜~木曜の昼休み(研究室にて)。
授業に関する質問については以上のオフィスアワー以外に、メールでも随時対応する。

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