検索したい科目/教員名/キーワードを入力し「検索開始」ボタンをクリックしてください。
※教員名では姓と名の間に1文字スペースを入れずに、検索してください。
令和7年度以降入学者 | 福祉社会キャリアデザイン論2 | ||||
---|---|---|---|---|---|
令和6年度以前入学者 | 福祉社会実践基礎講義2 | ||||
教員名 | 宮崎理枝 | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 1 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 社会福祉学科 | ||||
学期 | 後期 | 履修区分 | 必修 |
授業形態 | 対面授業 |
---|---|
授業概要 | 「福祉」という言葉ほど多様な意味を持つ言葉もないかもしれません。その意味では、世の中のあらゆることが福祉的な課題・テーマであると言っても過言ではありません。一見、「社会福祉」とは無関係のように見えても、多くの職業や社会的役割にはほぼ必ず、福祉的な要素がふくまれています。これに対して、福祉学科でしか学べないこと、福祉学科でしか習得(取得)できないような職業的技術や技能(あるいは資格)があります。そして、国内の身近な地域社会、あるいはこれとは対照的なグローバル社会において、そこでの社会問題、あるいは平和で文化的、社会的、経済的に充足された社会の維持に、より直接的に貢献するような活動や職業が多様に存在します。 この福祉社会キャリアデザイン論2では、福祉社会キャリアデザイン論1で学んだ社会福祉教育や職業、社会活動に関する知識を基により実践的かつ現実的なイメージを描けるようになることを目指します。福祉学科に進学した皆さんが、ここで、何を学び、体験し、社会に出て、どのような職業的役割や、社会的役割を担う可能性を持っているのかについて、より多くのゲストスピーカーをお招きしてできる限り広い視野で全容を説明していきます。 |
授業のねらい・到達目標 | <授業の到達目標> ・第一、「福祉」の社会的な意義と役割の全容のイメージが理解できる。 ・第二、職業選択や、社会的役割における社会福祉分野の技術や技能の活かし方について一定のイメージが描けるようになる。 ・自身の適性や関心と社会におけるキャリア形成について、一定のイメージが描けるようになるとともに、それに寄与する学修計画(履修選択のプラン)を描けるようになる。 <ディプロマポリシーとの関係> この科目は文理学部(学士(社会福祉学))のディプロマポリシーDP3、4、5、6、7、8及びカリキュラムポリシーCP3、4、5、6、7、8に対応しています。 <日本大学教育憲章との関係> ・物事を既存の知識にとらわれることなく、科学的根拠に基づいて論理的・批判的に考察し、説明することができる。(A-3-3) ・物事を既存の知識にとらわれることなく、科学的根拠に基づいて論理的・批判的に考察し、その本質を捉えたうえで、他者に説明することができる。(A-3-4) ・社会や身近な環境に存在する福祉課題を発見し、専門的知識に基づいて問題解決のための提案を行うことができる。(A-4-3) ・社会や身近な環境に存在する福祉課題を発見し、専門的知識に加え、独自性を持って、問題を解決することができる。(A-4-4) 与えられたどのような問題に対しても、あきらめずに、それを解決するために必要な情報を収集・分析し、用いることができる。(A-5-4) ・どのような状況においても多種多様な背景を持つ人々の説明の趣旨を理解し、自分の専門的知識を正しく分かりやすく提供することができる。(A-6-4) ・さまざまな集団活動において、積極的にリーダーシップ及び指導力を発揮して、 他者と協働して作業をすることができる。(A-7-4) ・学修状況を自己分析し、その成果を評価することができる。(A-8-3) ・学修活動に関する自己分析の他、他者からの評価を謙虚に受け止め、今後の学修活動に生かすことができ る。(A-8-4) |
授業の形式 | 講義、演習 |
授業の方法 | ・授業の形式は、対面による講義を基本としますが、学生主導の演習形式(グループディスカッション、グループワーク)も含まれます。 ・ゲストスピーカー、フィールドワーク、現場見学の実施は、みなさんと相談の上決定します。 |
授業計画 | |
---|---|
1 |
オリエンテーション-授業目的、全体像、授業方法、受講者の取り組むべき内容及び要望等の共有と合意
【事前学習】シラバスの熟読・疑問点・要望を集約しておく (1時間) 【事後学習】授業内容の振り返りとコメント・感想シートの提出 (1時間) |
2 |
児童福祉領域の職業及び社会的活動―事前学習 (講義とグループワーク)
【事前学習】前回の授業で確認された各自の課題への取り組み (1時間) 【事後学習】授業内容の振り返りと各自の進捗・活動状況に関する報告シートの提出 (1時間) |
3 |
児童福祉領域の実践者からー現場の仕事とキャリア形成の話を聞く①
【事前学習】前回の授業で確認された各自の課題への取り組み (1時間) 【事後学習】授業内容の振り返りとコメント・感想シートの提出 (1時間) |
4 |
児童福祉領域の実践者からー現場の仕事とキャリア形成の話を聞く ② (スクーソーシャルワーク)
【事前学習】前回の授業で確認された各自の課題への取り組み (1時間) 【事後学習】授業内容の振り返りとコメント・感想シートの提出 (1時間) |
5 |
一般民間企業における「福祉」的側面についてーー現場の仕事とキャリア形成の話を聞く
【事前学習】前回の授業で確認された各自の課題への取り組み (1時間) 【事後学習】授業内容の振り返りとコメント・感想シートの提出 (1時間) |
6 |
高齢者福祉領域の職業及び社会的活動―事前学習 (講義とグループワーク)
【事前学習】前回の授業で確認された各自の課題への取り組み (1時間) 【事後学習】授業内容の振り返りとコメント・感想シートの提出 (1時間) |
7 |
高齢者福祉領域の実践者からー現場の仕事とキャリア形成の話を聞く
【事前学習】前回の授業で確認された各自の課題への取り組み (1時間) 【事後学習】授業内容の振り返りとコメント・感想シートの提出 (1時間) |
8 |
社会福祉協議会や地域包括支援センター、地方自治体における地域福祉や生活福祉―事前学習
【事前学習】前回の授業で確認された各自の課題への取り組み (1時間) 【事後学習】授業内容の振り返りとコメント・感想シートの提出 (1時間) |
9 |
社会福祉協議会や地域包括支援センターの実践者(職員の方)からー現場の仕事とキャリア形成の話を聞く
【事前学習】前回の授業で確認された各自の課題への取り組み (1時間) 【事後学習】授業内容の振り返りとコメント・感想シートの提出 (1時間) |
10 |
地域における福祉の実践者(地方自治体の職員の方)から現場の仕事とキャリア形成の話を聞く ①
【事前学習】前回の授業で確認された各自の課題への取り組み (1時間) 【事後学習】授業内容の振り返りとコメント・感想シートの提出 (1時間) |
11 |
地域における福祉の実践者(地方自治体の職員の方)から現場の仕事とキャリア形成の話を聞く ②
【事前学習】前回の授業で確認された各自の課題への取り組み (1時間) 【事後学習】授業内容の振り返りとコメント・感想シートの提出 (1時間) |
12 |
一般民間企業における「福祉」的側面についてー現場の仕事とキャリア形成の話を聞く
【事前学習】前回の授業で確認された各自の課題への取り組み (1時間) 【事後学習】授業内容の振り返りとコメント・感想シートの提出 (1時間) |
13 |
医療機関・医療施設における福祉実践― 現場の仕事とキャリア形成の話を聞く
【事前学習】前回の授業で確認された各自の課題への取り組み (1時間) 【事後学習】授業内容の振り返りとコメント・感想シートの提出 (1時間) |
14 |
ボランティア、無償労働、余暇活動としての福祉的実践ー現場の活動内容と経緯について
【事前学習】前回の授業で確認された各自の課題への取り組み (1時間) 【事後学習】授業内容の振り返りとコメント・感想シートの提出 (1時間) |
15 |
全体のふりかえりとまとめ
【事前学習】前回の授業で確認された各自の課題への取り組み (1時間) 【事後学習】授業内容の振り返りとコメント・感想シートの提出 (1時間) |
その他 | |
---|---|
教科書 | 使用しない |
参考書 | 使用しない |
成績評価の方法及び基準 | 試験(50%)、授業参画度:授業内容に関するコメントシートの提出回数と内容の水準+授業参加態度(50%) コメントシートは毎回の授業後に提出してもらいます。原則として、提出期限は次の授業の前日までとしますので、自分で関心のあることを調べたりしながら、空き時間に時間をかけて作成してください。 |
オフィスアワー | 担当教員のオフィスアワーは開講時に指示します。授業に関連する質問等は、できる限り、授業前後の時間あるいは、オフィスアワーなどにお願いします。これ以外では、研究室在室時、メール、チャット、会議機能等での対応も可能です。 |
備考 | 担当教員の専門・関心分野は以下の通りです。卒業論文作成や専門的な興味・関心に対して、より具体的で適切な指導や助言を得るために参考にしてください。 担当教員の専門分野のキーワード:ケア(介護・子育て)政策、ケア労働、家事労働者、外国人労働者、イタリア、社会保障制度、労働政策、仕事―家庭の両立(ワークライフバランス) 担当教員の関心分野のキーワード:動物福祉、人間―動物の相互作用(Human-Animal Interaction)、公共空間、サードプレイス、インフォーマルな社会的活動(Informal Social Activities)、芸術・音楽活動と福祉 |