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社会保障論１
| 令和２年度以降入学者 | 社会保障論１ | ||||
|---|---|---|---|---|---|
| 教員名 | 山本麻由美 | ||||
| 単位数 | 2 | 学年 | 2 | 開講区分 | 文理学部 |
| 科目群 | 社会福祉学科 | ||||
| 学期 | 前期 | 履修区分 | 必修 | ||
| 授業形態 | 対面授業 |
|---|---|
| 授業概要 | 以下について学び、それぞれの内容を説明できるようになる。 ①社会保障の概念や対象及びその理念 ②社会保障と財政 ③社会保険の特徴 ④公的年金制度（国民年金、厚生年金） ⑤公的医療保険制度（健康保険、国民健康保険、後期高齢者医療制度） ⑥雇用保険制度 ⑦労働者災害補償保険制度 ⑧生活保護制度、児童手当 ⑨生活困窮者自立支援制度、社会福祉サービス |
| 授業のねらい・到達目標 | ・具体的な制度を学ぶ前提として、社会保障の概念や対象及びその制度体系、社会保険に関する知識を身に付ける。 ・社会保障を構成する各制度の内容と制度の動向に関する知識を身に付ける。 ・社会保障の財源の特徴と動向に関する知識を身につける。 ＜ディプロマポリシーとの関係＞ この科目は文理学部（学士（社会福祉学））のDP及びCP1、2、3、4に対応しています。 ＜日本大学教育憲章との関係＞ ① 社会保障制度の社会保障の理念や機能、体系、費用と財源について理解し、社会保障の意義について説明できる（A-1-2） ② 日本の社会保障を構成する各制度の概要を理解し、その役割を説明できる(A-1-2) ③ 欧米との比較を通して、日本の社会保障の特徴を説明できる（A-2-2) ③ ①の各制度の現状について、理論的・批判的に思考し、説明できる(A-3-2) ④ ①の各制度が抱える具体的な課題を説明できる(A-4-2) |
| 授業の形式 | 講義 |
| 授業の方法 | ・各回について事前配信する資料に基づいて講義を行う（教科書は指定しない）。 ・各回について（試験時を除く）、課題を出題し（アンケート程度のもの）、オンラインでの提出を求める。結果は次回の冒頭でフィードバックする。詳細は講義初回でお伝えする。 |
| 授業計画 | |
|---|---|
| 1 |
ガイダンス・社会保障の概念と機能 ・ガイダンス（授業のテーマ、到達目標、授業方法の説明） ・社会保障の機能、最低賃金制度との関係について 【事前学習】事前に配信された資料を読み、分からない点や自分の考えを整理してノートにまとめておく （1時間） 【事後学習】資料に基づいて授業を振り返り、気になった点について自分で調べて理解を深める。 （2時間） 【授業形態】対面授業 |
| 2 |
社会保険と民間保険 ・保険の仕組みについて ・社会保険と民間保険の違い 【事前学習】事前に配信された資料を読み、分からない点や自分の考えを整理してノートにまとめておく （1時間） 【事後学習】資料に基づいて授業を振り返り、気になった点について自分で調べて理解を深める。 （2時間） 【授業形態】対面授業 |
| 3 |
公的医療保険制度① 国民健康保険制度、健康保険制度、後期高齢者医療制度の被保険者、保険料、財源構成について 制度の狭間にいる人への対応について 【事前学習】事前に配信された資料を読み、分からない点や自分の考えを整理してノートにまとめておく （1時間） 【事後学習】資料に基づいて授業を振り返り、気になった点について自分で調べて理解を深める。 （2時間） 【授業形態】対面授業 |
| 4 |
公的医療保険制度② ・現金給付と現物給付の特徴について ・医療サービスの提供体制の課題 【事前学習】事前に配信された資料を読み、分からない点や自分の考えを整理してノートにまとめておく （1時間） 【事後学習】資料に基づいて授業を振り返り、気になった点について自分で調べて理解を深める。 （2時間） 【授業形態】対面授業 |
| 5 |
公的介護保険制度 ・被保険者、保険料、財源構成、給付までの流れについて ・ニーズの変化と課題について 【事前学習】事前に配信された資料を読み、分からない点や自分の考えを整理してノートにまとめておく （1時間） 【事後学習】資料に基づいて授業を振り返り、気になった点について自分で調べて理解を深める。 （2時間） 【授業形態】対面授業 |
| 6 |
公的年金制度① ・年金制度の財政方式について ・公的年金制度の体系について ・老齢基礎年金について（支給要件、給付額） 【事前学習】事前に配信された資料を読み、分からない点や自分の考えを整理してノートにまとめておく （1時間） 【事後学習】資料に基づいて授業を振り返り、気になった点について自分で調べて理解を深める。 （2時間） 【授業形態】対面授業 |
| 7 |
公的年金制度② ・老齢厚生年金について（支給要件、給付額） ・年金額のスライド方法について ・企業年金、個人年金の役割について 【事前学習】事前に配信された資料を読み、分からない点や自分の考えを整理してノートにまとめておく （1時間） 【事後学習】資料に基づいて授業を振り返り、気になった点について自分で調べて理解を深める。 （2時間） 【授業形態】対面授業 |
| 8 |
試験と解説
【事前学習】第1回から第7回までの講義内容を再度復習して持ち込み用紙を作成する （9時間） 【事後学習】試験の結果を振り返り、分からなかった点や興味を持った点について調べる。 （2時間） 【授業形態】対面授業 |
| 9 |
公的年金制度③ ・障害年金について（支給要件、給付額） ・遺族年金について（支給要件、給付額） ・併給調整について 【事前学習】事前に配信された資料を読み、分からない点や自分の考えを整理してノートにまとめておく （1時間） 【事後学習】資料に基づいて授業を振り返り、気になった点について自分で調べて理解を深める。 （2時間） 【授業形態】対面授業 |
| 10 |
労働者災害補償保険制度 ・労災の考え方について ・給付対象、給付内容、保険料について ・労災の近年の動向について 【事前学習】事前に配信された資料を読み、分からない点や自分の考えを整理してノートにまとめておく （1時間） 【事後学習】資料に基づいて授業を振り返り、気になった点について自分で調べて理解を深める。 （2時間） 【授業形態】対面授業 |
| 11 |
雇用保険制度 ・被保険者、給付内容、保険料について ・求職者支援制度について 【事前学習】事前に配信された資料を読み、分からない点や自分の考えを整理してノートにまとめておく （1時間） 【事後学習】資料に基づいて授業を振り返り、気になった点について自分で調べて理解を深める。 （2時間） 【授業形態】対面授業 |
| 12 |
生活保護制度 ・原理原則について ・給付内容、財源について ・近年の動向について 【事前学習】事前に配信された資料を読み、分からない点や自分の考えを整理してノートにまとめておく （1時間） 【事後学習】資料に基づいて授業を振り返り、気になった点について自分で調べて理解を深める。 （2時間） 【授業形態】対面授業 |
| 13 |
社会福祉サービス・生活困窮者自立支援制度 ・対象者、給付内容、サービス提供体制について ・生活困窮者自立支援制度の特徴と課題について 【事前学習】事前に配信された資料を読み、分からない点や自分の考えを整理してノートにまとめておく （1時間） 【事後学習】資料に基づいて授業を振り返り、気になった点について自分で調べて理解を深める。 （2時間） 【授業形態】対面授業 |
| 14 |
社会手当・社会保障の規模および財源 ・社会手当（児童手当など）の対象者、給付額と財源について ・社会保障の給付総額や財源の内訳の特徴について ・国民負担率および欧米諸国との比較 【事前学習】事前に配信された資料を読み、分からない点や自分の考えを整理してノートにまとめておく （1時間） 【事後学習】資料に基づいて授業を振り返り、気になった点について自分で調べて理解を深める。 （2時間） 【授業形態】対面授業 |
| 15 |
試験と解説
【事前学習】第9回から第14回までの講義内容を再度復習して持ち込み用紙を作成する （8時間） 【事後学習】試験の結果を振り返り、分からなかった点や興味を持った点について調べる。 （2時間） 【授業形態】対面授業 |
| その他 | |
|---|---|
| 教科書 | 教科書は指定しません |
| 参考書 | 適宜、講義の中で紹介します。 国家試験を受験予定の学生は、受験する年に最新のテキストを購入することを推奨します。 |
| 成績評価の方法及び基準 | 授業内テスト:中間試験と最終試験を合わせて評価します(100%) 講義の最後に提示するアンケートへの回答率（課題提出率）が低い学生は、回答率を加味して成績をつけます。回答率だけで不可になることはありません。 |
| オフィスアワー | 質問には講義後の時間に対応します。 |