検索したい科目/教員名/キーワードを入力し「検索開始」ボタンをクリックしてください。
※教員名では姓と名の間に1文字スペースを入れずに、検索してください。
令和2年度以降入学者 | 社会保障論2 | ||||
---|---|---|---|---|---|
教員名 | 山本麻由美 | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 2 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 社会福祉学科 | ||||
学期 | 後期 | 履修区分 | 必修 |
授業形態 | 対面授業 |
---|---|
授業概要 | 前期「社会保障論Ⅰ」で学んだ社会保障の諸制度がどのような経緯で作られて運用され、現在に至っているかを学ぶ。 現代の社会保障が抱えている問題を多角的に理解する。 また、欧米諸国および韓国の社会保障について、制度の発展経緯も含めて特徴を理解する。 |
授業のねらい・到達目標 | <授業のねらい> ・日本の社会保障がどのように発展してきたかについて知識を身に付ける。 ・諸外国(欧米主要国と韓国)の社会保障制度の概要(公的年金、医療、介護)に関する知識を身に付ける。 <到達目標> 以下について学修し、それぞれの内容について説明することができる。 ①日本の社会保障の発展過程 ②諸外国の社会保障制度の概要 <ディプロマポリシーとの関係> この科目は文理学部(学士(社会福祉学))のDP及びCP1、2、3、4に対応しています。 <日本大学教育憲章との関係> ① 日本の社会保障の発展過程を理解し、その時々の要点を説明できる(A-1-2) ② 諸外国の社会保障制度の概要を理解し、その特徴を説明することができる(A-2-2) ④ ①について、理論的・批判的に思考し、説明できる(A-3-2) ⑤ ①と②をふまえて現在の日本の社会保障が抱える具体的な課題を説明できる(A-4-2) |
授業の形式 | 講義 |
授業の方法 | ・各回について事前配信する資料に基づいて講義を行う(教科書は指定しない)。 ・各回について(試験時を除く)、課題を出題し(アンケート程度のもの)、オンラインでの提出を求める。結果は次回の冒頭でフィードバックする。詳細は講義初回でお伝えする。 |
授業計画 | |
---|---|
1 |
ガイダンス・社会保障創設期 ・ガイダンス((授業のテーマ、到達目標、授業方法の説明) ・欧米での貧困への初期対応 ・世界恐慌後の対応 ・第二次世界大戦後に本格的な社会保障へ 【事前学習】事前に配信された資料を読み、分からない点や自分の考えを整理してノートにまとめておく。 (1時間) 【事後学習】資料に基づいて授業を振り返り、気になった点について自分で調べて理解を深める。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
2 |
日本の社会保障前史 ・戦前までの貧困への対応 ・公的医療保険と厚生年金のはじまり 【事前学習】事前に配信された資料を読み、分からない点や自分の考えを整理してノートにまとめておく。 (1時間) 【事後学習】資料に基づいて授業を振り返り、気になった点について自分で調べて理解を深める。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
3 |
戦後の立て直し ・生活保護制度ができるまで ・身体障害者福祉法と児童福祉法の制定 【事前学習】事前に配信された資料を読み、分からない点や自分の考えを整理してノートにまとめておく。 (1時間) 【事後学習】資料に基づいて授業を振り返り、気になった点について自分で調べて理解を深める。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
4 |
皆保険と皆年金 ・皆保険と皆年金体制とそれを求めた社会的背景 ・当時の二重構造との関係 【事前学習】事前に配信された資料を読み、分からない点や自分の考えを整理してノートにまとめておく。 (1時間) 【事後学習】資料に基づいて授業を振り返り、気になった点について自分で調べて理解を深める。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
5 |
福祉元年までの充実 ・所得倍増計画と社会保障の充実 ・出生率の低下と児童手当の制定 ・福祉元年の内容 【事前学習】事前に配信された資料を読み、分からない点や自分の考えを整理してノートにまとめておく。 (1時間) 【事後学習】資料に基づいて授業を振り返り、気になった点について自分で調べて理解を深める。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
6 |
給付拡大後の調整 ・1980年代から本格化した給付の適正化 ・医療保険と年金における財政調整 【事前学習】事前に配信された資料を読み、分からない点や自分の考えを整理してノートにまとめておく。 (1時間) 【事後学習】資料に基づいて授業を振り返り、気になった点について自分で調べて理解を深める。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
7 |
中間試験と解説
【事前学習】第1回から第6回までの講義内容を再度復習して持ち込み用紙を作成する。 (8時間) 【事後学習】試験の結果を振り返り、分からなかった点や興味を持った点について調べる。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
8 |
高齢化への対応と福祉サービスの変化 ・老人保健制度や介護保険創設の意味 ・少子化と高齢化への対応 【事前学習】事前に配信された資料を読み、分からない点や自分の考えを整理してノートにまとめておく。 (1時間) 【事後学習】資料に基づいて授業を振り返り、気になった点について自分で調べて理解を深める。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
9 |
持続可能な社会保障へ① ・年金改正の考え方の転換 ・2025年問題への対応 【事前学習】事前に配信された資料を読み、分からない点や自分の考えを整理してノートにまとめておく。 (1時間) 【事後学習】資料に基づいて授業を振り返り、気になった点について自分で調べて理解を深める。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
10 |
持続可能な社会保障へ② ・地域で支える医療・介護の体制づくり ・子育ての社会化へ? 【事前学習】事前に配信された資料を読み、分からない点や自分の考えを整理してノートにまとめておく。 (1時間) 【事後学習】資料に基づいて授業を振り返り、気になった点について自分で調べて理解を深める。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
11 |
現代の貧困と社会保障 ・1990年代以降の貧困問題 ・稼働年齢層、高齢者、子どもの貧困 【事前学習】事前に配信された資料を読み、分からない点や自分の考えを整理してノートにまとめておく。 (1時間) 【事後学習】資料に基づいて授業を振り返り、気になった点について自分で調べて理解を深める。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
12 |
イギリス・アメリカの社会保障 ・イギリスの社会保障の概要と課題 ・アメリカの社会保障の概要と課題 【事前学習】事前に配信された資料を読み、分からない点や自分の考えを整理してノートにまとめておく。 (1時間) 【事後学習】資料に基づいて授業を振り返り、気になった点について自分で調べて理解を深める。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
13 |
ドイツとスウェーデンの社会保障 ・ドイツの社会保障の概要と課題 ・スウェーデンの社会保障の概要と課題 【事前学習】事前に配信された資料を読み、分からない点や自分の考えを整理してノートにまとめておく。 (1時間) 【事後学習】資料に基づいて授業を振り返り、気になった点について自分で調べて理解を深める。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
14 |
韓国の社会保障と各国比較 ・韓国の社会保障の概要と課題 ・福祉国家の類型論 【事前学習】事前に配信された資料を読み、分からない点や自分の考えを整理してノートにまとめておく。 (1時間) 【事後学習】資料に基づいて授業を振り返り、気になった点について自分で調べて理解を深める。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
15 |
最終試験と解説
【事前学習】第8回から第14回までの講義内容を再度復習して持ち込み用紙を作成する。 (9時間) 【事後学習】試験の結果を振り返り、分からなかった点や興味を持った点について調べる。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
その他 | |
---|---|
教科書 | 教科書は指定しません。 |
参考書 | 適宜、講義の中で紹介します。 国家試験を受験予定の学生は、受験する年に最新のテキストを購入することを推奨します。 |
成績評価の方法及び基準 | 授業内テスト:中間試験と最終試験を合わせて評価します。(100%) 講義の最後に提示するアンケートへの回答率(課題提出率)が低い学生は、回答率を加味して成績をつけます。回答率だけで不可になることはありません。 |
オフィスアワー | 質問には講義後の時間に対応します。 |