文理学部シラバスTOP > 文理学部 > 社会福祉学科 > 産業福祉インターンシップ1
日本大学ロゴ

産業福祉インターンシップ1

このページを印刷する

令和6年度以前入学者 産業福祉インターンシップ1
教員名 宮崎理枝
単位数    1 学年    3 開講区分 文理学部
科目群 社会福祉学科
学期 前期 履修区分 選択
授業形態 対面授業
授業概要 本福祉学科のキャリア形成教育における4つのコースのうち、「産業福祉コース」は、より専門的な福祉や福祉的活動、福祉行政や福祉専門職に関連する他の3つのコースよりも、より広く「福祉」の在り方をとらえることを特徴としています。産業福祉インターンシップは、そうした福祉の在り方が、社会的活動として、あるいは職業活動として、実際にどのように機能し、成立しているのかを理解し、体験する授業です。
 この「産業福祉インターンシップ1」は、最初の1~5回は、講義形式で、この授業におけるインターンシップの領域や方法をグループディスカッションを交えながら、体系的に講義します。その後、受講者の皆さんに、ブレインストーミングを兼ねて、インターンシップ先や形式について簡単な報告をしてもらいます。その後それを踏まえて、教員との個人面談や、教員からの支援により、インターンシップ計画を具体化するしていきます。また、この間、関連分野のゲストスピーカーもお呼びして、より具体的なイメージを把握できるようにします。
この産業福祉インターンシップ1は、受講者各自が関心のある領域において、実際に見学や簡単なボランティア活動の企画立案と実行ができるように、各自の関心領域の福祉的意義を探求していきます。
授業のねらい・到達目標 <授業の到達目標>
この授業の最終目標は、自分のインターンシップ先に関する実施計画を、実施先や教員の支援を得ながら作成できるようになること。またそのための予備的な調整を自分で行えるようになること。
<ディプロマポリシーとの関係>
この科目は文理学部(学士(社会福祉学))のディプロマポリシーDP3、4、5、6及びカリキュラムポリシーCP3、4、5、6に対応しています。
<日本大学教育憲章との関係性>
・既存の知識にとらわれることなく、物事を論理的・批判的に説明することができ る。(A-3-2)
・社会や身近な環境に存在する福祉課題を発見し、専 門的知識に基づいて説明することができる。(A-4-2)
・新しい問題に取り組む意識を持ち、そのために必要な情報を収集することができる。(A-5-2)
・周りの人々とコミュニケー ションを取り、専門的知識について正しく説明すること ができる。(A-6-2)
授業の形式 講義、演習
授業の方法 ・授業の形式は、対面を基本とします。また、授業方法は前半回(1~7回)を中心に、教員による講義形式とグループディスカッションを中心に行います。
・後半(8~15回)では、学生主導の簡易報告を通じた演習形式を中心とします。また予備的なインターンシップ活動等のために、必ずしも通常の開講曜日と時間帯に実施されな場合も生じます。これについては事前に教員と受講者間で協議します。
・就職や卒業論文作成で多忙な3~4年生を対象としている点やインターンシップである点を考慮し、授業が実施されます。
・ゲストスピーカー、フィールドワーク、現場見学の実施は、みなさんと相談の上決定します。
事前・事後学習はそれぞれ1時間程度としますが、受講者が個人発表・報告等をする際の準備時間はこれに含まれていません。
授業計画
1 オリエンテーション-ゼミの目的、全体像、受講者の取り組むべき内容及び要望等の共有と合意
【事前学習】シラバスの熟読・疑問点・要望を集約しておく (1時間)
【事後学習】内容の振り返りとコメントシートの提出 (1時間)
2 福祉とは何か? 世の中の福祉とは 身近な地域の福祉①
【事前学習】前回の授業で確認された各自の課題への取り組み (1時間)
【事後学習】内容の振り返りとコメントシートの提出 (1時間)
3 福祉とは何か? 世の中の福祉とは 身近な地域の福祉②
【事前学習】前回の授業で確認された各自の課題への取り組み (1時間)
【事後学習】内容の振り返りとコメントシートの提出 (1時間)
4 福祉とは何か? 世の中の福祉とは 国際福祉と国内の福祉活動
【事前学習】前回の授業で確認された各自の課題への取り組み (1時間)
【事後学習】内容の振り返りとコメントシートの提出 (2時間)
5 各自の関心テーマのマッピング―みんなで各自の共通点を探ろう―グループディスカッションを通じて
【事前学習】前回の授業で確認された各自の課題への取り組み (1時間)
【事後学習】内容の振り返りとコメントシートの提出 (2時間)
6 各自の関心テーマに関する簡易的な文献調査報告とグループワーク・ディスカッション ①
【事前学習】前回の授業で確認された各自の課題への取り組み (1時間)
【事後学習】内容の振り返りとコメントシートの提出 (1時間)
7 各自の関心テーマに関する簡易的な文献調査報告とグループワーク・ディスカッション ②
【事前学習】前回の授業で確認された各自の課題への取り組み (1時間)
【事後学習】内容の振り返りとコメントシートの提出 (1時間)
8 各自の関心テーマに関する簡易的な文献調査報告とグループワーク・ディスカッション ③
【事前学習】前回の授業で確認された各自の課題への取り組み (1時間)
【事後学習】内容の振り返りとコメントシートの提出 (1時間)
9 ゲストスピーカーによる現場の紹介①
【事前学習】前回の授業で確認された各自の課題への取り組み (1時間)
【事後学習】内容の振り返りとコメントシートの提出 (1時間)
10 ゲストスピーカーによる現場の紹介①
【事前学習】前回の授業で確認された各自の課題への取り組み (1時間)
【事後学習】内容の振り返りとコメントシートの提出 (1時間)
11 各自のインターンシップ希望の概要計画と個人面談①
【事前学習】前回の授業で確認された各自の課題への取り組み (1時間)
【事後学習】内容の振り返りとコメントシートの提出 (1時間)
12 各自のインターンシップ希望の概要計画と個人面談②
【事前学習】前回の授業で確認された各自の課題への取り組み (1時間)
【事後学習】内容の振り返りとコメントシートの提出 (1時間)
13 現場の見学 ①
【事前学習】前回の授業で確認された各自の課題への取り組み (1時間)
【事後学習】内容の振り返りとコメントシートの提出 (1時間)
14 現場の見学 ②
【事前学習】前回の授業で確認された各自の課題への取り組み (1時間)
【事後学習】内容の振り返りとコメントシートの提出 (1時間)
15 総括とインターンシップ2への展望
【事前学習】前回の授業で確認された各自の課題への取り組み (1時間)
【事後学習】内容の振り返りとコメントシートの提出 (1時間)
その他
教科書 使用しない
参考書 使用しない
成績評価の方法及び基準 レポート:基本的に個人発表を基とした成果物とします(40%)、授業参画度:発言と行動の積極性とそれによる授業貢献度(30%)、コメントシート提出回数と質(30%)
コメントシートは原則として毎回の授業後、提出期限を次のゼミの前日までとして提出してもらいます。自分で関心のあることを調べたりしながら、空き時間に時間をかけて作成してください。提出されたコメントシートへのフィードバックは次回の授業の開始時に行うほか、適宜個別にコメントをつけます。
授業参画度とは、学術的な意味だけでなく、ゼミの時間が全員によってより良い時間となるための、コミュニケーションの取り方や各種の尽力についても評価します。
オフィスアワー 担当教員のオフィスアワーは開講時に指示します。原則として事前にアポイントを取ってください。ただし、研究室在室時、メール、チャット、会議機能等での対応も可能です。
備考 担当教員の専門分野のキーワード:ケア(介護・子育て)政策、ケア労働、家事労働者、外国人労働者、イタリア、社会保障制度、労働政策、仕事―家庭の両立(ワークライフバランス)
担当教員の関心分野のキーワード:動物福祉、人間―動物の相互作用(Human-Animal Interaction)、公共空間、サードプレイス、インフォーマルな社会的活動(Informal Social Activities)、芸術・音楽活動と福祉

このページのトップ