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令和2年度以降入学者 | 福祉政策運営管理 | ||||
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教員名 | 原田悠希 | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 3 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 社会福祉学科 | ||||
学期 | 前期集中 | 履修区分 | 選択 |
授業形態 | 対面授業 |
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授業概要 | 社会福祉の政策は、様々なプロセスを経て形成され、実施段階においても執行管理・評価等をする仕組みが存在します。こうした一連の福祉政策を国・地方自治体において運営・管理する仕組みについて、具体的な事例を交えて学ぶ講義です。 なお、担当教員は、国家公務員として厚生労働省・総務省に2011年から計12年間勤務した実務経験を有します。厚生労働行政・地方公務員行政の分野で政策の企画立案業務を担当した経験を踏まえて講義を行います。 |
授業のねらい・到達目標 | <授業のねらい> 社会福祉の政策・制度の形成、福祉行政の執行管理・評価の仕組みについて、実例や職務経験を交えてその仕組みと課題に関する知識を身に付ける。 <到達目標> 以下の内容について学び、説明できるようになる。 ①政策の形成過程と民意、関係者の意見の反映 ②計画行政を通じた地方自治体における福祉政策の運営管理 ③行政評価等の政策・制度の実施状況の評価・チェック <ディプロマポリシーとの関係> この科目は文理学部(学士(社会福祉学))のDP及CP3、4に対応しています。 <日本大学教育憲章との関係> ①政策の形成過程と民意、関係者の意見の反映の手法、計画行政を通じた地方自治体における福祉政策の運営管理、行政評価等の政策・制度の実施状況の評価・チェックのそれぞれの仕組みを学び、科学的根拠に基づき理論的・批判的に考察し、説明することができる(A-3-3) ②①の学習を踏まえ、政策形成や執行管理、評価に関する課題と自らが考える解決の方向性を説明できる(A-4-3) |
授業の形式 | 講義 |
授業の方法 | ・各回について配布するレジュメに基づいて講義を行う(教科書は指定しない)。 ・各回について、リアクションペーパーの提出を求める。リアクションペーパーに記載の質問等については、次回の授業の冒頭にフィードバックする。 ・講義の中で、グループワークを数回実施する。情報検索のため、ノートパソコン・タブレット端末等を持参することが望ましい。 |
授業計画 | |
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1 |
ガイダンスとイントロダクション ・ガイダンス(授業のテーマ、到達目標、授業方法の説明) ・政策の企画立案、実施、評価の流れとこの講義で学ぶ内容 【事前学習】シラバスによって、授業のねらいや到達目標、各回の構成を確認する。また、この授業で学ぶことの目的意識について、自 分の考えを整理してノートにまとめておく (1時間) 【事後学習】レジュメに基づいて授業を振り返り、事前学習でノートにまとめた履修の目的意識を再度整理する (1時間) 【授業形態】対面授業 |
2 |
法令の策定過程(1) ・日本の立法プロセス総論、省庁内過程(審議会、検討会など)について学修する 【事前学習】前週に配布したレジュメを事前に読み、分からないところをノートに整理しておく (2時間) 【事後学習】レジュメに基づいて授業の内容を振り返り、復習問題を解いて間違ったところはレジュメを再度確認する (2時間) 【授業形態】対面授業 |
3 |
法令の策定過程(2) ・政府内過程、与党審査、国会審議について学修する 【事前学習】前週に配布したレジュメを事前に読み、分からないところをノートに整理しておく (2時間) 【事後学習】レジュメに基づいて授業の内容を振り返り、復習問題を解いて間違ったところはレジュメを再度確認する (2時間) 【授業形態】対面授業 |
4 |
予算の編成過程 ・日本の予算編成プロセス総論、省庁内過程、政府内過程、与党審査、国会審議について学修する 【事前学習】前週に配布したレジュメを事前に読み、分からないところをノートに整理しておく (2時間) 【事後学習】レジュメに基づいて授業の内容を振り返り、復習問題を解いて間違ったところはレジュメを再度確認する (2時間) 【授業形態】対面授業 |
5 |
公務員制度の運用(1) ・公務員制度総論、採用、給与・定員、勤務条件などについて学修する 【事前学習】前週に配布したレジュメを事前に読み、分からないところをノートに整理しておく (2時間) 【事後学習】レジュメに基づいて授業の内容を振り返り、復習問題を解いて間違ったところはレジュメを再度確認する (2時間) 【授業形態】対面授業 |
6 |
公務員制度の運用(2) ・福祉政策の実施を担う第一線公務員に関する理論を学修する 【事前学習】前週に配布したレジュメを事前に読み、分からないところをノートに整理しておく (2時間) 【事後学習】レジュメに基づいて授業の内容を振り返り、復習問題を解いて間違ったところはレジュメを再度確認する (2時間) 【授業形態】対面授業 |
7 |
事例研究(1) ・担当教員が携わった児童扶養手当法改正案(令和2年)を例に、福祉立法の制定過程を学修する 【事前学習】前週に配布したレジュメを事前に読み、分からないところをノートに整理しておく (2時間) 【事後学習】レジュメに基づいて授業の内容を振り返り、復習問題を解いて間違ったところはレジュメを再度確認する (2時間) 【授業形態】対面授業 |
8 |
事例研究(2) ・生活困窮者自立支援法等改正案(令和6年)等の直近の福祉立法改正を題材に、グループワーク形式で学修する 【事前学習】前週に配布したレジュメを事前に読み、分からないところをノートに整理しておく (2時間) 【事後学習】レジュメに基づいて授業の内容を振り返り、復習問題を解いて間違ったところはレジュメを再度確認する (2時間) 【授業形態】対面授業 |
9 |
地方自治体における福祉政策の運営管理 ・地方自治体による計画行政の重要性について学修する 【事前学習】前週に配布したレジュメを事前に読み、分からないところをノートに整理しておく (2時間) 【事後学習】レジュメに基づいて授業の内容を振り返り、復習問題を解いて間違ったところはレジュメを再度確認する (2時間) 【授業形態】対面授業 |
10 |
事例研究(3) ・担当教員が携わった子育て支援計画を例に、地方自治体における福祉に関する計画の制定過程を学修する 【事前学習】前週に配布したレジュメを事前に読み、分からないところをノートに整理しておく (2時間) 【事後学習】レジュメに基づいて授業の内容を振り返り、復習問題を解いて間違ったところはレジュメを再度確認する (2時間) 【授業形態】対面授業 |
11 |
事例研究(4) ・履修者が興味関心を有する地方自治体の福祉に関する計画を題材に、グループワーク形式で学修する 【事前学習】前週に配布したレジュメを事前に読み、分からないところをノートに整理しておく (2時間) 【事後学習】レジュメに基づいて授業の内容を振り返り、復習問題を解いて間違ったところはレジュメを再度確認する (2時間) 【授業形態】対面授業 |
12 |
実施状況に関する評価・チェック ・国における行政評価・監視の仕組みについて、具体的な評価事例等を基に学修する 【事前学習】前週に配布したレジュメを事前に読み、分からないところをノートに整理しておく (2時間) 【事後学習】レジュメに基づいて授業の内容を振り返り、復習問題を解いて間違ったところはレジュメを再度確認する (2時間) 【授業形態】対面授業 |
13 |
地域のNPO等との関わり ・地方自治体が福祉政策を運営管理するに当たって必要となる地域のNPO等との関わりについて学修する 【事前学習】前週に配布したレジュメを事前に読み、分からないところをノートに整理しておく (2時間) 【事後学習】レジュメに基づいて授業の内容を振り返り、復習問題を解いて間違ったところはレジュメを再度確認する (2時間) 【授業形態】対面授業 |
14 |
授業の振り返りとまとめ ・これまでの授業内容を振り返り、かつ、最近の政策の動向を踏まえつつ、政策の企画立案・実施・評価について改めて考察する 【事前学習】これまでのレジュメを参考にしながら、この授業で学んだ内容によって社会福祉の理解が深まった点をノートに整理する (2時間) 【事後学習】第14回のレジュメを参考に授業を振り返り、今後の学びにどのように生かしていくかをノートに整理する (2時間) 【授業形態】対面授業 |
15 |
試験とその解説
【事前学習】これまでのレジュメを参照しながら、福祉政策の運営管理に関する課題と自らが考える解決の方向性を考える (4時間) 【事後学習】解説やレジュメを参照しながら試験問題を復習する (2時間) 【授業形態】対面授業 |
その他 | |
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教科書 | 特定の教科書は用いません。 |
参考書 | 参考書については、講義時に適宜お知らせします。 |
成績評価の方法及び基準 | 授業内テスト:第15回目の試験の結果で評価します(40%)、授業参画度:第2回~第14回のリアクションペーパー等により評価します(60%) |
オフィスアワー | 質問・相談等がありましたら、講義の前後に随時受け付けますので可能な限り直接話し掛けていただけますと幸いです。初回講義時にお伝えするメールアドレスに適宜ご連絡をいただく形でも差し支えありません。 |