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令和2年度以降入学者 | ゼミナール3 | ||||
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教員名 | 宮崎理枝 | ||||
単位数 | 1 | 学年 | 4 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 社会福祉学科 | ||||
学期 | 前期 | 履修区分 | 必修 |
授業形態 | 対面授業 |
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授業概要 | 「福祉」という言葉ほど多様な意味を持つ言葉もないかもしれません。その意味では、世の中のあらゆることが福祉的な課題・テーマとなりえると言っても過言ではありません。とはいえ、そうした課題やテーマを福祉研究として探求する際は、必ず先人の学問的な蓄積を踏まえ、その上に成立させる必要があります。 このゼミナールでは、4年生となり、いよいよ卒業論文の作成に着手することになります。これまでのゼミナール1および2における学修を踏まえ、“自分の関心のあるテーマ探し”から“そのテーマに関する学術論文の執筆”という段階に移行し、受講者各自が関心のあるテーマの福祉的意義を学術的に探求し、それを完成させていくこととなります。 ゼミナール4における受講者の卒業論文の完成をゴールに、このゼミナール3では、卒業論文全体のイメージをとらえたうえで、卒業論文の前半部分で重要な役割を果たす先行研究の文献調査に着手し、その完成に目途がつけられるようにします。またゼミナール3では、受講者とよく協議の上、現場の見学等も1,2回程度実施する予定です。 |
授業のねらい・到達目標 | <授業の到達目標> このゼミナール3の最終目標は次の2点です。第一に、自身の卒業論文の具体的なイメージがつけられること、第二に、卒業論文において重要な位置を占める先行研究調査の完成にめどが立つこと。 <ディプロマポリシーとの関係> この科目は文理学部(学士(社会福祉学))のディプロマポリシーDP3、4、5、6、7、8及びカリキュラムポリシーCP3、4、5、6、7、8に対応しています。 <日本大学教育憲章との関係> ・物事を既存の知識にとらわれることなく、科学的根拠に基づいて論理的・批判的に考察し、説明することができる。(A-3-3) ・物事を既存の知識にとらわれることなく、科学的根拠に基づいて論理的・批判的に考察し、その本質を捉えたうえで、他者に説明することができる。(A-3-4) ・社会や身近な環境に存在する福祉課題を発見し、専門的知識に基づいて問題解決のための提案を行うことができる。(A-4-3) ・社会や身近な環境に存在する福祉課題を発見し、専門的知識に加え、独自性を持って、問題を解決することができる。(A-4-4) ・与えられたどのような問題に対しても、あきらめずに、それを解決するために必要な情報を収集・分析し、用いることができる。(A-5-4) ・どのような状況においても多種多様な背景を持つ人々の説明の趣旨を理解し、自分の専門的知識を正しく分かりやすく提供することができる。(A-6-4) ・学修活動において積極的にリーダーシップ及び指導力を発揮して、他者と協働して作業をすることができる。(A-7-3) ・さまざまな集団活動において、積極的にリーダーシップ及び指導力を発揮して、 他者と協働して作業をすることができる。(A-7-4) ・学修状況を自己分析し、その成果を評価することができる。(A-8-3) ・学修活動に関する自己分析の他、他者からの評価を謙虚に受け止め、今後の学修活動に生かすことができる。(A-8-4) |
授業の形式 | 講義、演習、ゼミ |
授業の方法 | ・授業の形式は、対面を基本とします。また、授業方法は教員による講義形式と学生主導の演習形式(グループディスカッション、グループワーク)とします。 ・ゼミの形式は原則対面で全員参加としますが、4年時に入り、受講者各自がより専門的な観点で調査や分析執筆活動を行う必要があり、またこれに対する個別指導や各自の卒業論文のこれについては事前に教員と受講者間で協議します。 ・ゲストスピーカー、フィールドワーク、現場見学の実施は、みなさんと相談の上決定します。 事前・事後学習時間には、受講者が個人発表・研究報告等をする際の準備時間は含まれません。 |
授業計画 | |
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1 |
オリエンテーション-ゼミの目的、全体像、授業方法、受講者の取り組むべき内容及び要望等の共有と合意
【事前学習】シラバスの熟読・疑問点・要望を集約しておく (1時間) 【事後学習】ゼミ内容の振り返りと各自の進捗・活動状況に関する報告シートの提出 (1時間) |
2 |
卒業論文とは?―図書館で先輩たちの卒業論文及び先行研究の文献を閲覧し、イメージを把握する。
【事前学習】前回の授業で確認された各自の課題への取り組み (1時間) 【事後学習】ゼミ内容の振り返りと各自の進捗・活動状況に関する報告シートの提出 (1時間) |
3 |
学術論文のルールと作成工程の確認
【事前学習】前回の授業で確認された各自の課題への取り組み (1時間) 【事後学習】ゼミ内容の振り返りと各自の進捗・活動状況に関する報告シートの提出 (1時間) |
4 |
各自の文献調査による文献紹介とディスカッション ①
【事前学習】前回の授業で確認された各自の課題への取り組み (1時間) 【事後学習】ゼミ内容の振り返りと各自の進捗・活動状況に関する報告シートの提出 (1時間) |
5 |
各自の文献調査による文献紹介とディスカッション ②
【事前学習】前回の授業で確認された各自の課題への取り組み (1時間) 【事後学習】ゼミ内容の振り返りと各自の進捗・活動状況に関する報告シートの提出 (1時間) |
6 |
各自の文献調査による文献紹介とディスカッション ③
【事前学習】前回の授業で確認された各自の課題への取り組み (1時間) 【事後学習】ゼミ内容の振り返りと各自の進捗・活動状況に関する報告シートの提出 (1時間) |
7 |
各自の文献調査による文献紹介とディスカッション ④
【事前学習】前回の授業で確認された各自の課題への取り組み (1時間) 【事後学習】ゼミ内容の振り返りと各自の進捗・活動状況に関する報告シートの提出 (1時間) |
8 |
現場見学と調査マナーの確認 I
【事前学習】前回の授業で確認された各自の課題への取り組み (1時間) 【事後学習】ゼミ内容の振り返りと各自の進捗・活動状況に関する報告シートの提出 (1時間) |
9 |
先行研究の文献調査報告 ① 卒業論文における先行文献レビュー部分の完成見通しを付ける
【事前学習】前回の授業で確認された各自の課題への取り組み (1時間) 【事後学習】ゼミ内容の振り返りと各自の進捗・活動状況に関する報告シートの提出 (1時間) |
10 |
先行研究の文献調査報告 ② 卒業論文における先行文献レビュー部分の完成見通しを付ける
【事前学習】前回の授業で確認された各自の課題への取り組み (1時間) 【事後学習】内容の振り返りとコメントシートの提出ゼミ内容の振り返りと各自の進捗・活動状況に関する報告シートの提出 (1時間) |
11 |
先行研究の文献調査報告 ③ 卒業論文における先行文献レビュー部分の完成見通しを付ける
【事前学習】前回の授業で確認された各自の課題への取り組み (1時間) 【事後学習】ゼミ内容の振り返りと各自の進捗・活動状況に関する報告シートの提出 (1時間) |
12 |
先行研究の文献調査報告 ④ 卒業論文における先行文献レビュー部分の完成見通しを付ける
【事前学習】前回の授業で確認された各自の課題への取り組み (1時間) 【事後学習】ゼミ内容の振り返りと各自の進捗・活動状況に関する報告シートの提出 (1時間) |
13 |
先行研究の文献調査報告 ⑤ 卒業論文における先行文献レビュー部分の完成見通しを付ける
【事前学習】前回の授業で確認された各自の課題への取り組み (1時間) 【事後学習】ゼミ内容の振り返りと各自の進捗・活動状況に関する報告シートの提出 (1時間) |
14 |
現場見学と調査マナーの確認 II
【事前学習】前回の授業で確認された各自の課題への取り組み (1時間) 【事後学習】ゼミ内容の振り返りと各自の進捗・活動状況に関する報告シートの提出 (1時間) |
15 |
総括とゼミナール4への展望
【事前学習】前回の授業で確認された各自の課題への取り組み (1時間) 【事後学習】ゼミ内容の振り返りと各自の進捗・活動状況に関する報告シートの提出 (1時間) |
その他 | |
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教科書 | 使用しない |
参考書 | 使用しない |
成績評価の方法及び基準 | レポート:基本的に個人発表を基とした成果物とします(40%)、授業参画度:発言と行動の積極性とそれによる授業貢献度(30%)、コメントシート提出回数と質(30%) コメントシートは毎回のゼミナール後提出してもらいます。原則として、提出期限は次のゼミの前日までとしますので、自分で関心のあることを調べたりしながら、空き時間に時間をかけて作成してください。 授業参画度とは、学術的な意味だけでなく、ゼミの時間が全員によってより良い時間となるための、コミュニケーションの取り方や各種の尽力についても評価します。 |
オフィスアワー | 担当教員のオフィスアワーは開講時に指示します。原則として事前にアポイントを取ってください。ただし、研究室在室時、メール、チャット、会議機能等での対応も可能です。 |
備考 | 卒業論文作成や自身のより専門的な興味関心に対して、より具体的で適切な指導や助言を得るために、担当教員の以下の専門・関心分野は必ず確認しておいてください。 担当教員の専門分野のキーワード:ケア(介護・子育て)政策、ケア労働、家事労働者、外国人労働者、イタリア、社会保障制度、労働政策、仕事―家庭の両立(ワークライフバランス) 担当教員の関心分野のキーワード:動物福祉、人間―動物の相互作用(Human-Animal Interaction)、公共空間、サードプレイス、インフォーマルな社会的活動(Informal Social Activities)、芸術・音楽活動と福祉 |