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令和2年度以降入学者 | 教育思想論 | ||||
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教員名 | 堤優貴 | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 2~4 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 教育学科 | ||||
学期 | 後期 | 履修区分 | 選択 |
授業形態 | 対面授業(一部遠隔授業) |
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授業の形態 | 対面授業8回、遠隔授業(オンデマンド)7回の予定。 |
授業概要 | 本講義では、教育思想史の基礎的な知識を復習しつつ、近代批判(あるいはポストモダニズム)以降の枠組みを用いて教育についての理解を深めていくことを目的としています。ルソーやフーコーといったフランス思想史の大物を主軸としつつも、幅広く教育思想史(研究)に影響を与えた思想や学説を取り上げていく予定です。教育思想史そのものを学ぶというよりも、教育思想史をどのように見るのかという〈視点〉を得ることを目指しています。そのため、前提として教育原理の基礎知識を身につけていることが好ましいですが、授業内でも近代教育思想史の復習を行う予定ですのでご安心ください。フーコーやデリダといったスター哲学者を扱う予定なので、幅広く、思想や哲学に興味がある方の受講も歓迎です(ただし、あくまで近代教育思想史の基礎を身につけることを前提としています)。 |
授業のねらい・到達目標 | 教育思想史の方法について理解するとともに、現代の教育思想の歴史的基盤を相対化することができる。 1)教育思想史の意義と方法について理解している。 2)現代の教育課題について教育思想史の方法で考察することができる(A-1-3, A-2-3, A-8-3)。 <ディプロマポリシーとの関係> この科目は文理学部(学士:教育学)のDP及びCPの1、2、8に対応しています。 |
授業の形式 | 講義 |
授業の方法 | 講義科目ではあるが、一方向的な講義だけで授業が終わるのではなく、グループでのディスカッションを積極的に取り入れる。 |
授業計画 | |
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1 |
イントロダクション:「モダンとポストモダン」
【事前学習】インターネット、新聞、文献等を利用して「近代」に関連する情報に触れ、調査しまとめる。 (2時間) 【事後学習】授業内で扱った「近代」の理念について振り返り、ノート整理を通じて復習する。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
2 |
アリエス『〈子供〉の誕生』
【事前学習】インターネット、新聞、文献等を利用して「子ども」に関連する情報に触れ、調査しまとめる。 (2時間) 【事後学習】授業内で扱った「子ども」の理念について振り返り、ノート整理を通じて復習する。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
3 |
デリダ:声と文字
【事前学習】インターネット、新聞、文献等を利用して「脱構築」に関連する情報に触れ、調査しまとめる。 (2時間) 【事後学習】授業内で扱った「脱構築」の理念について振り返り、ノート整理を通じて復習する。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
4 |
アレント1:「悪の凡庸さ」について
【事前学習】インターネット、新聞、文献等を利用して「悪の凡庸さ」に関連する情報に触れ、調査しまとめる。 (2時間) 【事後学習】授業内で扱った「悪の凡庸さ」の理念について振り返り、ノート整理を通じて復習する。 (2時間) 【授業形態】オンデマンド型授業 |
5 |
アレント2:『人間の条件』「教育の危機」
【事前学習】教科書の該当箇所を読み、疑問点等をまとめる。 (2時間) 【事後学習】授業内容についてノート整理を通じて復習する。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
6 |
新教育運動:デューイとベルクソン
【事前学習】教科書の該当箇所を読み、疑問点等をまとめる。 (2時間) 【事後学習】授業内容についてノート整理を通じて復習する。 (2時間) 【授業形態】オンデマンド型授業 |
7 |
フロイト・ニーチェ:言語論的転回へ
【事前学習】教科書の該当箇所を読み、疑問点等をまとめる。 (2時間) 【事後学習】授業内容についてノート整理を通じて復習する。 (2時間) 【授業形態】オンデマンド型授業 |
8 |
ハイデガーとアレント:私と公共性
【事前学習】教科書の該当箇所を読み、疑問点等をまとめる。 (2時間) 【事後学習】授業内容についてノート整理を通じて復習する。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
9 |
新教育以後の教育思想について
【事前学習】教科書の該当箇所を読み、疑問点等をまとめる。 (2時間) 【事後学習】授業内容についてノート整理を通じて復習する。 (2時間) 【授業形態】オンデマンド型授業 |
10 |
フーコー1『言葉と物』まで
【事前学習】教科書の該当箇所を読み、疑問点等をまとめる。 (2時間) 【事後学習】授業内容についてノート整理を通じて復習する。 (2時間) 【授業形態】オンデマンド型授業 |
11 |
フーコー2『監獄の誕生』以降
【事前学習】教科書の該当箇所を読み、疑問点等をまとめる。 (2時間) 【事後学習】授業内容についてノート整理を通じて復習する。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
12 |
デリダとドゥルーズ : 脱構築と生命
【事前学習】教科書の該当箇所を読み、疑問点等をまとめる。 (2時間) 【事後学習】授業内容についてノート整理を通じて復習する。 (2時間) 【授業形態】オンデマンド型授業 |
13 |
ランシエール『無知な教師』
【事前学習】教科書の該当箇所を読み、疑問点等をまとめる。 (2時間) 【事後学習】授業内容についてノート整理を通じて復習する。 (2時間) 【授業形態】オンデマンド型授業 |
14 |
ポストモダンの教育思想
【事前学習】教科書の該当箇所を読み、疑問点等をまとめる。 (2時間) 【事後学習】授業内容についてノート整理を通じて復習する。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
15 |
まとめと討議 ─近代教育批判以後の教育思想─
【事前学習】これまでの授業を振り返り、疑問点などをまとめておく。 (2時間) 【事後学習】授業内で示されてた課題に取り組む。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
その他 | |
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教科書 | 下司晶 『教育思想のポストモダン』 勁草書房 2016年 |
参考書 | 間篠剛留 『教育と出会いなおすための教育思想』 教育開発研究所 2025年 |
成績評価の方法及び基準 | レポート(60%)、授業参画度:授業内に回収するリアクションペーパー(40%) |
オフィスアワー | 土曜3限(事前にアポイントをとること)。 tsutsumi.yuuki⭐︎nihon-u.ac.jp(⭐︎を@に変えること) |