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国語科教育法Ⅳ

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令和2年度以降入学者 国語科教育法Ⅳ
教員名 永吉寛行
単位数    2 学年    3 開講区分 文理学部
科目群 コース科目
学期 後期 履修区分 選択必修
授業形態 対面授業
授業概要 (1)国語科授業実践力向上のために、単元指導計画及び学習指導案作成を行い、受講者全員で検討を行う。
(2)全受講者が模擬授業を行い、他の受講者は生徒役として参加する。模擬授業終了後に事後検討会を行う。

上記を高等学校での教諭経験及び教育委員会での指導主事経験のある教員が、実践成果をふまえた知見を伝えながら授業を行う。
授業のねらい・到達目標 (1)状況に応じ議論に参加し、質問したり提案したりすることができる。(A-3-3)
(2)学習指導要領に準拠した単元指導計画の作成ができる。(A-1-3)
(3)実際の現場や採用試験をイメージした模擬授業を行うことができる。(A-2-3)

〈DP・CPとの関係〉
この科目は、DP及びCP1,2,3に対応している。
授業の形式 講義、演習
授業の方法 教員作成の資料を基に講義を行った上で、受講者が「問い」や「探究ポイント」を見出してディスカッションを行う。単元指導計画についても、作成・提出のみならず、例となる単元指導計画を使用して検討を深める。模擬授業については、教材は事前に受講者が選択し、全受講者が予習をした上で模擬授業に臨む。毎回事後検討会を行う。
履修条件 国文学科の学生とそれ以外の学科の学生に分け、授業時間の指定を行う。詳細は時間割で確認の上、受講すること。原則として指定以外の時間は、受講不可とする。
国文学科の学生はこの講義を履修できないので、もう一方の国語科教育法Ⅱを履修すること。
授業計画
1 ガイダンスによる本科目の到達目標を確認する。
中学校国語科教科書収載教材について理解を深め、教材選択の参考とする。
【事前学習】各自が中学校・高校時代に受けてきた国語の授業を振り返り、その是非を考えておく。 (2時間)
【事後学習】各自ノートに本時の内容と感想をまとめておく。 (2時間)
【授業形態】対面授業
2 高等学校国語科教科書収載教材について理解を深め、教材選択の参考とする。
【事前学習】高校国語教材においていわゆる「定番」教材について、内容を振り返っておく。 (2時間)
【事後学習】各自ノートに本時の内容と感想をまとめておく。 (2時間)
【授業形態】対面授業
3 単元指導計画の立て方の基本を学び、実際に具体的な教材を用いて計画立案演習を行う。
【事前学習】三浦哲郎『とんかつ』の内容をインターネット等を用いて調べておく。 (2時間)
【事後学習】各自ノートに本時の内容と感想をまとめておく。 (2時間)
【授業形態】対面授業
4 模擬授業の基本的な行い方を学ぶ。
【事前学習】現在求められている国語科授業の在り方について復習しておく。 (2時間)
【事後学習】各自ノートに本時の内容と感想をまとめておく。 (2時間)
【授業形態】対面授業
5 模擬授業及び事後検討会を行い、国語科の授業作りについて理解を深める。(主に、話し方や板書などの基本的授業技術について)
【事前学習】授業者が指定した教材について、前もって内容を理解しておく。 (2時間)
【事後学習】各自ノートに本時の内容と感想をまとめておく。 (2時間)
【授業形態】対面授業
6 模擬授業及び事後検討会を行い、国語科の授業作りについて理解を深める。(主に、教材研究成果の妥当性について)
【事前学習】授業者が指定した教材について、前もって内容を理解しておく。 (2時間)
【事後学習】各自ノートに本時の内容と感想をまとめておく。 (2時間)
【授業形態】対面授業
7 模擬授業及び事後検討会を行い、国語科の授業作りについて理解を深める。(主に、言語活動の設定内容について)
【事前学習】授業者が指定した教材について、前もって内容を理解しておく。 (2時間)
【事後学習】各自ノートに本時の内容と感想をまとめておく。 (2時間)
【授業形態】対面授業
8 模擬授業及び事後検討会を行い、国語科の授業作りについて理解を深める。(主に、単元指導計画内の本時の位置づけについて)
【事前学習】授業者が指定した教材について、前もって内容を理解しておく。 (2時間)
【事後学習】各自ノートに本時の内容と感想をまとめておく。 (2時間)
【授業形態】対面授業
9 模擬授業及び事後検討会を行い、国語科の授業作りについて理解を深める。(主に、評価規準及び評価方法について)
【事前学習】授業者が指定した教材について、前もって内容を理解しておく。 (2時間)
【事後学習】各自ノートに本時の内容と感想をまとめておく。 (2時間)
【授業形態】対面授業
10 模擬授業及び事後検討会を行い、国語科の授業作りについて理解を深める。(主に、近現代文学作品の授業目標の設定内容について)
【事前学習】授業者が指定した教材について、前もって内容を理解しておく。 (2時間)
【事後学習】各自ノートに本時の内容と感想をまとめておく。 (2時間)
【授業形態】対面授業
11 模擬授業及び事後検討会を行い、国語科の授業作りについて理解を深める。(主に、評論教材の授業の要点について)
【事前学習】授業者が指定した教材について、前もって内容を理解しておく。 (2時間)
【事後学習】映像資料の分析について、原作との違いを視点の中心にしながらレポートにまとめる。 (2時間)
【授業形態】オンデマンド型授業
12 模擬授業及び事後検討会を行い、国語科の授業作りについて理解を深める。(主に、古文教材の授業の要点について)
【事前学習】授業者が指定した教材について、前もって内容を理解しておく。 (2時間)
【事後学習】各自ノートに本時の内容と感想をまとめておく。 (2時間)
【授業形態】対面授業
13 模擬授業及び事後検討会を行い、国語科の授業作りについて理解を深める。(主に、漢文教材の授業の要点について)
【事前学習】授業者が指定した教材について、前もって内容を理解しておく。 (2時間)
【事後学習】各自ノートに本時の内容と感想をまとめておく。 (2時間)
【授業形態】対面授業
14 模擬授業及び事後検討会を行い、国語科の授業作りについて理解を深める。(主に、中学校国語科教育との連続性について)
【事前学習】授業者が指定した教材について、前もって内容を理解しておく。 (2時間)
【事後学習】各自ノートに本時の内容と感想をまとめておく。 (2時間)
【授業形態】対面授業
15 読書指導を目的とした授業作りについて、講師の模擬授業を受けることで理解を深める。
【事前学習】国語科学習指導要領における「読書指導」について理解をしておく。 (2時間)
【事後学習】各自ノートに本時の内容と感想をまとめておく。 (2時間)
【授業形態】対面授業
その他
教科書 使用しない
参考書 文部科学省のサイトにPDFファイルが公開されている。
成績評価の方法及び基準 レポート:修正学習指導案および最終レポートの内容精査により、実践的授業力の定着度及び授業作りへの意欲向上状況を評価する。(70%)、授業参画度:検討会への参加意欲、授業終了時に記述・提出する振り返りシートの内容・分量で評価する。(30%)
オフィスアワー メールで受け付けます。nagayoshi.hiroyuki☆nihon-u.ac.jp(☆を@に置き換えてください)
備考 授業中に周囲の受講者との話し合いの場が多くあります。積極的に参加してください。
受講者の学習状況などを考慮して、シラバスの内容を変更することもあります。

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