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| 令和2年度以降入学者 | 考古学特講7 | ||||
|---|---|---|---|---|---|
| 教員名 | 谷口榮 | ||||
| 単位数 | 2 | 学年 | 2~4 | 開講区分 | 文理学部 |
| 科目群 | 史学科 | ||||
| 学期 | 前期 | 履修区分 | 選択必修 | ||
| 授業形態 | 対面授業 |
|---|---|
| 授業概要 | 地域博物館の建設準備も含め約30年間学芸員として勤務、資料の収集保管、調査研究(学術発掘調査、他館との協働研究)、教育普及や企画・特別展示、デジタルミュージアム、博物館ボランティアの育成と運営などを行なってきた。その後、産業観光部に学芸員として異動し、遺跡だけでなく地域に所在する指定・未指定の文化遺産を保護するとともに観光振興の資源として活用し、地域の歴史特性をシビックプライドに繋げる仕事をしてきた。また他大学で考古学や博物館学の非常勤講師もしている。これらの経験を基に、考古学史特講7では、主に東京低地をフィールドとし各地の発掘事例も紹介しながら古代(奈良・平安時代)の考古学について学史を踏まえ講義を行ない、考古学的手法で地域の歴史を時間で切らずに通史的に読み解くことの魅力を伝えたい。あわせて学術的成果の活用の仕方についても折に触れて紹介したい。 |
| 授業のねらい・到達目標 | 考古学は、時間と空間に限定されることなくヒトの過去を明らかにする歴史学の一分野である。本授業では、文字が普及する7世紀以降を対象とするいわゆる歴史考古学について先学の研究に学びながら、時代にとらわれず物質資料から歴史を読み解く方法論を学修することで地域の歴史を重層的に捉えることが可能となり、地域の歴史的特性などを説明できる力を身につけてもらいたい。 <日本大学教育憲章との関係> ・学修から得られた豊かな知識と教養、及び、自己の倫理観に基づいて、人文学・歴史学が直面する倫理的課題を説明することができる。(A-1-3) ・現代社会における人文学・歴史学の役割を理解し、そのことを踏まえて、国際社会が直面している問題を説明することができる。(A-2-2) ・物事を既存の知識にとらわれることなく、人文学的根拠にもとづいて論理的・批判的に考察し、説明することができる。(A-3-3) ・日常生活における現象に潜む人文学的問題を発見し、専門的知識に基づいて説明することができる。(A-4-2) <ディプロマポリシーとの関係性> この科目は文理学部(学士(文学))のDP及びCP1、2、3、4に対応している。 |
| 授業の形式 | 講義 |
| 授業の方法 | 授業は対面で行う。授業は教科書を使用してそれにPPTで資料を投映しながら解説していく。必要に応じて配付資料も用意する。また 授業の理解度を確認するため、授業内テストを行なう。 本授業の単位は、必要な学修等を考慮して定められている。 |
| 授業計画 | |
|---|---|
| 1 |
ガイダンス:本授業のねらいと特徴、講義内容及び進め方、講義の舞台となる東京低地についての説明
【事前学習】歴史考古学について事前に本やWebで調べ、教科書のプロローグを読んでおくこと。 (2時間) 【事後学習】授業ノートを整理し、今回の授業のポイントを整理しておくこと。 (3時間) 【担当教員】谷口 榮 【授業形態】対面授業 |
| 2 |
歴史考古学への招待1:古代以降を対象としたいわゆる歴史考古学の調査研究について解説(A-1-3、A-2-2)
【事前学習】授業で提示するキーワードを本やWebで調べ、教科書のプロローグ及びⅠ章を事前に読んでおくこと。 (2時間) 【事後学習】授業ノートを整理し、今回の授業のポイントを整理しておくこと。 (3時間) 【担当教員】谷口 榮 【授業形態】対面授業 |
| 3 |
歴史考古学への招待2:歴史考古学と関連する学問との関係について解説(A-1-3、A-2-2)
【事前学習】授業で提示するキーワードを本やWebで調べ、教科書のプロローグ及びⅠ章を事前に読んでおくこと。 (2時間) 【事後学習】授業ノートを整理し、今回の授業のポイントを整理しておくこと。 (3時間) 【担当教員】谷口 榮 【授業形態】対面授業 |
| 4 |
考古学と地域史:モノ資料を軸に地域の歴史を読み解く「地域考古学」入門(A-1-3、A-2-2)
【事前学習】教科書のプロローグ及びⅠ章を事前に読んでおくこと。 (2時間) 【事後学習】授業ノートを整理し、今回の授業のポイントを整理しておくこと。 (3時間) 【担当教員】谷口 榮 【授業形態】対面授業 |
| 5 |
考古資料と時間:考古資料の時間的位置づけを型式学・層位学、出土文字資料等から探る(A-1-3、A-2-2)
【事前学習】簡、漆紙文書、墨書土器等について事前に本やWebで調べておくこと。 (2時間) 【事後学習】授業ノートを整理し、今回の授業のポイントを整理しておくこと。 (3時間) 【担当教員】谷口 榮 【授業形態】対面授業 |
| 6 |
古代王権と「かつしか」:考古資料の分布的特徴と古代史料から地域間交流と王権との関係を読み解く(A-1-3、A-2-2)
【事前学習】教科書Ⅱ章2・3を事前に読んでおくこと。 (2時間) 【事後学習】授業ノートを整理し、今回の授業のポイントを整理しておくこと。 (3時間) 【担当教員】谷口 榮 【授業形態】対面授業 |
| 7 |
律令国家と地方1:律令国家成立の過程と都城と地方との関係を解説(A-1-3、A-2-2)
【事前学習】律令国家について高校の日本史の教科書程度の内容を学習しておくこと。 (2時間) 【事後学習】授業ノートを整理し、今回の授業のポイントを整理しておくこと。 (3時間) 【担当教員】谷口 榮 【授業形態】対面授業 |
| 8 |
律令国家と地方2:発掘調査で明らかになった都城と地方の国府・郡衙の様相
【事前学習】都城や国府、郡衙の構造について事前に本やWebで調べておくこと。 (2時間) 【事後学習】授業ノートを整理し、今回の授業のポイントを整理しておくこと。 (3時間) 【担当教員】谷口 榮 【授業形態】対面授業 |
| 9 |
律令国家と地方3:都城と地方を結ぶ畿内七道と発掘された古代の交通路について解説(A-1-3、A-2-2)
【事前学習】畿内七道や古代交通についての基礎的なことを事前に本やWebで調べておくこと。 (2時間) 【事後学習】授業ノートを整理し、今回の授業のポイントを整理しておくこと。 (3時間) 【担当教員】谷口 榮 【授業形態】対面授業 |
| 10 |
発掘された大嶋郷戸籍の故地:大嶋郷戸籍の故地の発掘調査から古代の戸籍と遺跡との関係を探る(A-1-3、A-2-2)
【事前学習】高校の日本史教科書や古代史関連図書で古代戸籍について学習し、教科書Ⅱ章5を事前に読んでおくこと。 (2時間) 【事後学習】授業ノートを整理し、今回の授業のポイントを整理しておくこと。 (3時間) 【担当教員】谷口 榮 【授業形態】対面授業 |
| 11 |
古典と考古学1:『伊勢物語』『更級日記』を用いて大嶋郷や東京低地の古代交通を様相を探る(A-1-3、A-2-2)
【事前学習】古代東海道や古代交通についての基礎的なことを事前に本やWebで調べ、教科書Ⅱ章5・6を事前に読んでおくこと。 (2時間) 【事後学習】授業ノートを整理し、今回の授業のポイントを整理しておくこと。 (3時間) 【担当教員】谷口 榮 【授業形態】対面授業 |
| 12 |
古典と考古学2:発掘された井戸跡等から『萬葉集』『風土記』を用いて大嶋郷の人々の暮らしや心像を探る(A-1-3、A-2-2)
【事前学習】『萬葉集』東歌の「かつしか」に関連する歌について学ぶとともに、教科書Ⅱ章4・5を事前に読んでおくこと。 (2時間) 【事後学習】授業ノートを整理し、今回の授業のポイントを整理しておくこと。 (3時間) 【担当教員】谷口 榮 【授業形態】対面授業 |
| 13 |
古代から中世へ:律令体制の終焉と武士の台頭について解説(A-1-3、A-2-2)
【事前学習】律令体制の動揺や武士の発生について事前に本やWebで調べておくこと。 (2時間) 【事後学習】授業ノートを整理し、今回の授業のポイントを整理しておくこと。 (3時間) 【担当教員】谷口 榮 【授業形態】対面授業 |
| 14 |
前期授業の再確認:講義の内容の振り返りと重要項目の解説(A-1-3、A-2-2、A-3-3・A-4-2)
【事前学習】今まで授業で取り上げた教科書の内容及び授業ノートを事前に確認しておくこと。 (2時間) 【事後学習】授業ノートや授業配布資料等を整理して試験に備えておくこと。 (3時間) 【担当教員】谷口 榮 【授業形態】対面授業 |
| 15 |
前期授業の総括:前期授業の仕上げとして授業内試験を行う(A-1-3、A-2-2、A-3-3・A-4-2)
【事前学習】前回の授業内容を再確認するとともに、教科書やノート、配布資料に目を通しておくこと。 (2時間) 【事後学習】試験を受けて理解力が不足していたり、再確認すべき事柄などがあれば学習すること。 (3時間) 【担当教員】谷口 榮 【授業形態】対面授業 |
| その他 | |
|---|---|
| 教科書 | 谷口 榮著 『『増補改訂版 江戸東京の下町と考古学―地域考古学のすすめ』』 雄山閣 2025年 第3版 増補改訂第3版は、旧版よりも章を新たに加え本文も増補している。 |
| 参考書 | 山本孝文・青木敬・城倉正祥・寺前直人・浜田晋介 『『考古学概論 初心者のための基礎理論』』 ミネルヴァ書房 2022年 第1版 松本武彦 『『はじめての考古学』』 筑摩書房 2021年 第1版 谷口 榮 『『東京下町の開発と景観 古代編』』 雄山閣 2018年 第1版 |
| 成績評価の方法及び基準 | 試験(70%)、授業参画度:リアクションペーパー等(30%) 授業での質問や問いに対する回答やコメント等をリアクションペーパーに記入してもらい評価します。 |
| オフィスアワー | 授業中にこちらから問いかけをするので積極的な意見を述べたり、質問をして欲しい。その他、何かあれば授業前・後でも声を掛けて欲しいが、授業に関することで連絡を取りたい場合はBlackboardなどでも受け付ける。 |