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考古学特講8

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令和2年度以降入学者 考古学特講8
教員名 谷口榮
単位数    2 学年 2~4 開講区分 文理学部
科目群 史学科
学期 後期 履修区分 選択必修
授業形態 対面授業
授業概要 地域博物館の建設準備も含め約30年間学芸員として勤務、資料の収集保管、調査研究(学術発掘調査、他館との協働研究)、教育普及や企画・特別展示、デジタルミュージアム、博物館ボランティアの育成と運営などを行なってきた。その後、産業観光部に学芸員として異動し、遺跡だけでなく地域に所在する指定・未指定の文化遺産を保護するとともに観光振興の資源として活用し、地域の歴史特性をシビックプライドに繋げる仕事をしてきた。また他大学で考古学と博物館学の非常勤講師もしている。これらの経験を基に、考古学史特講8では、主に東京低地をフィールドとし各地の発掘事例も紹介しながら中世の考古学について学史を踏まえて講義を行ない、考古学的手法で地域の歴史を時間で切らずに通史的に読み解くことの魅力を伝えたい。あわせて学術的成果の活用の仕方についても折に触れ紹介したい。
授業のねらい・到達目標 考古学は、時間と空間に限定されることなくヒトの過去を明らかにする歴史学の一分野である。本授業では、文字が普及する7世紀以降を対象とするいわゆる歴史考古学について先学の研究に学びながら、時代にとらわれず物質資料から歴史を読み解く方法論を学修することで地域の歴史を重層的に捉えることが可能となり、地域の歴史的特性などを説明できる力を身につけてもらいたい。
<日本大学教育憲章との関係>
・学修から得られた豊かな知識と教養、及び、自己の倫理観に基づいて、人文学・歴史学が直面する倫理的課題を説明することができる。(A-1-3)
・現代社会における人文学・歴史学の役割を理解し、そのことを踏まえて、国際社会が直面している問題を説明することができる。(A-2-2)
・物事を既存の知識にとらわれることなく、人文学的根拠にもとづいて論理的・批判的に考察し、説明することができる。(A-3-3)
・日常生活における現象に潜む人文学的問題を発見し、専門的知識に基づいて説明することができる。(A-4-2)
<ディプロマポリシーとの関係性>
この科目は文理学部(学士(文学))のDP及びCP1、2、3、4に対応しています。
授業の形式 講義
授業の方法 授業は対面で行う。授業は教科書を使用してそれにPPTで資料を投映しながら解説していく。必要に応じて配付資料も用意する。また 授業の理解度を確認するため、授業内テストを行なう。
本授業の単位は、必要な学修等を考慮して定められている。
授業計画
1 ガイダンス:本授業のねらいと特徴、講義内容及び進め方、講義の舞台となる東京低地についての説明
【事前学習】歴史考古学について事前に本やWebで調べ、教科書のプロローグとⅠ章を読んでおくこと。 (2時間)
【事後学習】授業ノートを整理し、今回の授業のポイントを整理しておくこと。 (3時間)
【担当教員】谷口 榮
【授業形態】対面授業
2 中世考古学への招待1:考古学による中世を対象とした調査と研究史を解説(A-1-3、A-2-2)
【事前学習】授業で提示するキーワードを本やWebで調べ、教科書のⅠ章6を読んでおくこと。 (2時間)
【事後学習】授業ノートを整理し、今回の授業のポイントを整理しておくこと。 (3時間)
【担当教員】谷口 榮
【授業形態】対面授業
3 中世考古学への招待2:中世考古学と古典・絵画資料について解説(A-1-3、A-2-2)
【事前学習】授業で提示する歴史考古学に関するキーワードを本やWebで調べておくこと。 (2時間)
【事後学習】授業ノートを整理し、今回の授業のポイントを整理しておくこと。 (3時間)
【担当教員】谷口 榮
【授業形態】対面授業
4 陶磁器の生産と流通:国産陶器の生産地の調査と輸入陶磁器について解説(A-1-3、A-2-2)
【事前学習】教科書のⅢ章3を事前に読むとともに中世の窯業について本やWebで調べおくこと。 (2時間)
【事後学習】授業ノートを整理し、今回の授業のポイントを整理しておくこと。 (3時間)
【担当教員】谷口 榮
【授業形態】対面授業、オンデマンド型授業
5 城館の変遷:発掘された城館と史料からうかがえる城館の特徴と変遷を探る(A-1-3、A-2-2)
【事前学習】戦国期だけでなく、それ以前の城について事前に本やWebで調べておくこと。 (2時間)
【事後学習】授業ノートを整理し、今回の授業のポイントを整理しておくこと。 (3時間)
【担当教員】谷口 榮
【授業形態】対面授業
6 中世の都市的な場:人と物資が集まり、生と死の交差する空間について考える(A-1-3、A-2-2)
【事前学習】中世の都市的な場の要件について事前に本やWebで調べておくこと。 (2時間)
【事後学習】授業ノートを整理し、今回の授業のポイントを整理しておくこと。 (3時間)
【担当教員】谷口 榮
【授業形態】対面授業
7 宗教的な場の調査:地下式土坑と地下式土壙の違いや葬送儀礼に伴う諸遺構を解説(A-1-3、A-2-2)
【事前学習】中世の墓制や葬送儀礼について事前に本やWebで調べておくこと。 (2時間)
【事後学習】授業ノートを整理し、今回の授業のポイントを整理しておくこと。 (3時間)
【担当教員】谷口 榮
【授業形態】対面授業
8 発掘された板碑:武蔵型板碑の造立と分布、出土板碑の観察や出土状況の分析等について解説(A-1-3、A-2-2)
【事前学習】教科書のⅢ章4を事前に読むとともに中世の板碑についての基礎的なことを事前に本やWebで調べておくこと。 (2時間)
【事後学習】授業ノートを整理し、今回の授業のポイントを整理しておくこと。 (3時間)
【担当教員】谷口 榮
【授業形態】対面授業
9 埋められた渡来銭:出土渡来銭から貨幣経済の状況と備蓄と埋納について考える(A-1-3、A-2-2)
【事前学習】中世の銭貨及び中世の貨幣経済について事前に本やWebで調べておくこと。 (2時間)
【事後学習】授業ノートを整理し、今回の授業のポイントを整理しておくこと。 (3時間)
【担当教員】谷口 榮
【授業形態】対面授業
10 中世の厨房を覗く:「食」に関する考古資料と絵画資料を比較して食の風景を復元する(A-1-3、A-2-2)
【事前学習】教科書Ⅲ章6を事前に読んでおくこと。 (2時間)
【事後学習】授業ノートを整理し、今回の授業のポイントを整理しておくこと。 (3時間)
【担当教員】谷口 榮
【授業形態】対面授業
11 武家と唐物:唐物が物語る武家社会の嗜好と家格を解説(A-1-3、A-2-2)
【事前学習】教科書Ⅲ章5・6を事前に読んでおくこと。 (2時間)
【事後学習】授業ノートを整理し、今回の授業のポイントを整理しておくこと。 (3時間)
【担当教員】谷口 榮
【授業形態】対面授業
12 安土城の出現:発掘調査から明らかになった瓦葺き建物と石垣がそびえる城郭について解説(A-1-3、A-2-2)
【事前学習】安土城について事前に本やWebで調べておくこと。 (2時間)
【事後学習】授業ノートを整理し、今回の授業のポイントを整理しておくこと。 (3時間)
【担当教員】谷口 榮
【授業形態】対面授業
13 徳川家康入部した江戸:家康入部以前の江戸の様子と入部後の江戸城と城下の開発を探る(A-1-3、A-2-2)
【事前学習】教科書Ⅳ章1を事前に読んでおくこと。 (2時間)
【事後学習】授業ノートを整理し、今回の授業のポイントを整理しておくこと。 (3時間)
【担当教員】谷口 榮
【授業形態】対面授業
14 後期授業のポイントの再確認:講義の内容の振り返りと重要項目の確認(A-1-3、A-2-2、A-3-3・A-4-2)
【事前学習】今まで授業で取り上げた教科書の内容及び授業ノートを事前に確認しておくこと。 (2時間)
【事後学習】授業ノートや授業配布資料等を整理して試験に備えておくこと。 (3時間)
【担当教員】谷口 榮
【授業形態】対面授業
15 後期授業の総括:前期授業の仕上げとして授業内試験を行う(A-1-3、A-2-2、A-3-3・A-4-2)
【事前学習】前回の授業内容を再確認するとともに、教科書やノート、配布資料に目を通しておくこと。 (2時間)
【事後学習】試験を受けて理解力が不足していたり、再確認すべき事柄などがあれば学習すること。 (3時間)
【担当教員】谷口 榮
【授業形態】対面授業
その他
教科書 谷口 榮 『増補第3版 江戸東京の下町と考古学―地域考古学のすすめ』 雄山閣 2025年 第3版
参考書 山本孝文・青木敬・城倉正祥・寺前直人・浜田晋介 『考古学概論 初心者のための基礎理論』 ミネルヴァ書房 2022年 第1版
松本武彦 『はじめての考古学』 筑摩書房 2021年 第1版
谷口 榮 『東京下町の開発と景観 中世編』 雄山閣 2019年 第1版
成績評価の方法及び基準 試験(70%)、授業参画度:リアクションペーパー(30%)
授業での質問や問いに対する回答やコメント等をリアクションペーパーに記入してもらい評価します。
オフィスアワー 授業中にこちらから問いかけをするので積極的な意見を述べたり、質問をして欲しい。その他、何かあれば授業前・後でも声を掛けて欲しいが、授業に関することで連絡を取りたい場合はCanvas LMSなどでも受け付ける。

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