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東洋史基礎実習1

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令和2年度以降入学者 東洋史基礎実習1
教員名 青木俊介
単位数    1 学年    2 開講区分 文理学部
科目群 史学科
学期 前期 履修区分 選択必修
授業形態 対面授業
授業概要 日本語には、中国古代のエピソードに由来する熟語やことわざ=「故事成語」が多くあります。本授業では、漢文の読み方の基礎を学んだ上で、故事成語の由来となった中国の古典を講読していきます。漢文の読解方法を身につけるだけでなく、講義での解説を通して故事成語が生まれた時代背景を学ぶ「一挙両得」を狙います。
授業のねらい・到達目標 <授業のねらい>
・漢文史料を読解し、故事成語が生まれた中国古代の時代背景を知る。
・漢文史料から後期の小論文作成へ向けたテーマを見つける。
<到達目標>
・漢文史料の構造を把握できるようになる。
・訓点のついて漢文を書き下し・現代語訳できるようになる。
・白文に訓点をつけ、書き下し・現代語訳できるようになる。
<日本大学教育憲章との関係>
・日常生活における現象に潜む人文学的問題を発見し,専門的知識に基づいて説明することができる(A-4-2)。
・新しい問題に取り組む意識を持ち,そのために必要な情報を収集することができる(A-5-2)。
・新しい人びととコミュニケーションを取り,専門的知識について正しく説明することができる(A-6-2)。
・自分の学修経験の振り返りを継続的に行い,分析することができる(A-8-2)。
<ディプロマシーとの関係>
この科目は文理学部(学士(文学))のDP4~8及びCP4~8に対応しています。
授業の形式 講義、演習
授業の方法 講読する漢文のテキストを配布しますので、書き下しと現代語訳を事前に作成してきてください。
授業では、前半にその回で扱う故事成語の時代背景を解説する講義をした後、漢文の講読をします。ランダムに指名しますので、指名された方は書き下しと現代語訳を発表してください。教員側から随時、間違いの修正や情報の補足、フィードバックを行い、答え合わせをしながら進めていきます。
なお、授業の方法は、受講者の人数などによって一部変わることがあります。
※連絡はCanvas LMSを通じて行いますので、初回の授業までにコース登録をしておき、リマインド設定や確認を忘れないようにしてください。
授業計画
1 授業の進め方の説明、講読史料の解説、参考書・工具書の説明
【事前学習】シラバスを事前に読んで、授業の概要を把握する。 (2時間)
【事後学習】資料を読んで、復習する。 (2時間)
【授業形態】対面授業
2 解説:漢文の形式を学ぶ
【事前学習】Canvas LMSにアップされた資料を事前に読んでおく。 (1時間)
【事後学習】資料を読んで復習する。 (3時間)
【授業形態】対面授業
3 解説:漢文の句法を学ぶ
【事前学習】資料を事前に読んでおく。 (2時間)
【事後学習】資料を読んで復習する。 (2時間)
【授業形態】対面授業
4 解説:殷王朝と殷周革命
演習:「酒池肉林」の故事講読
【事前学習】書き下し・現代語訳の作成。 (3時間)
【事後学習】授業内容を復習する。 (1時間)
【授業形態】対面授業
5 解説:周王朝と周の東遷
演習:「傾国の美女」の故事講読
【事前学習】書き下し・現代語訳の作成。 (3時間)
【事後学習】授業内容を復習する。 (1時間)
【授業形態】対面授業
6 解説:春秋時代の覇者体制
演習:「鳴かず飛ばず/鼎の軽重を問う」の故事講読
【事前学習】書き下し・現代語訳の作成。 (3時間)
【事後学習】授業内容を復習する。 (1時間)
【授業形態】対面授業
7 解説:呉・越の戦争
演習:「臥薪嘗胆/会稽の恥」の故事講読
【事前学習】書き下し・現代語訳の作成。 (3時間)
【事後学習】授業内容を復習する。 (1時間)
【授業形態】対面授業
8 解説:戦国時代の外交戦
演習:「枕を高くして寝る」の故事講読
【事前学習】書き下し・現代語訳の作成。 (3時間)
【事後学習】授業内容を復習する。 (1時間)
【授業形態】対面授業
9 解説:秦の統一前夜
演習:「完璧/怒髪天を衝く」の故事講読
【事前学習】書き下し・現代語訳の作成。 (3時間)
【事後学習】授業内容を復習する。 (1時間)
【授業形態】対面授業
10 解説:始皇帝の政治
演習:「焚書坑儒」の故事講読
【事前学習】書き下し・現代語訳の作成。 (3時間)
【事後学習】授業内容を復習する。 (1時間)
【授業形態】対面授業
11 解説:秦末の反乱
演習:「先んずれば人を制す」の故事
【事前学習】書き下し・現代語訳の作成。 (3時間)
【事後学習】授業内容を復習する。 (1時間)
【授業形態】対面授業
12 解説:項羽政権と楚漢戦争の始まり
演習:「左遷」の故事講読
【事前学習】書き下し・現代語訳の作成。 (3時間)
【事後学習】授業内容を復習する。 (1時間)
【授業形態】対面授業
13 解説:項羽と劉邦の戦い
演習:「雌雄を決す」の故事講読
【事前学習】書き下し・現代語訳の作成。 (3時間)
【事後学習】授業内容を復習する。 (1時間)
【授業形態】対面授業
14 解説:漢王朝の統治体制
演習:「右に出ずる者無し」の故事講読
【事前学習】書き下し・現代語訳の作成。 (3時間)
【事後学習】授業内容を復習する。 (1時間)
【授業形態】対面授業
15 期末試験と解説
【事前学習】これまでの授業の内容を復習する。 (3時間)
【事後学習】これまで講読した漢文史料から、歴史上の気になる物事を見つける (1時間)
【授業形態】対面授業
その他
教科書 指定の教科書はありません。講義資料と講読用の漢文テキストを配布します。
参考書 西田太一郎 『漢文の語法 (角川ソフィア文庫)』 KADOKAWA 2023年
鈴木健一 『漢文のルール』 笠間書院 2018年
古田島洋介・湯城吉信 『漢文訓読入門』 明治書院 2011年
必ずしも購入する必要はありませんが、どれか1冊でも手元にあると便利です。
『漢和辞典』を用意するようにしてください。通常の授業や予習の際にはネット検索で単語などを調べても構いませんが、試験の際に必要となります。
成績評価の方法及び基準 試験(60%)、授業参画度:書き下しと現代語訳の発表、リアクションなど。(40%)
オフィスアワー Canvas LMSを通じて質問・相談などに応じます。

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