検索したい科目/教員名/キーワードを入力し「検索開始」ボタンをクリックしてください。
※教員名では姓と名の間に1文字スペースを入れずに、検索してください。

| 令和2年度以降入学者 | 社会学入門1 | ||||
|---|---|---|---|---|---|
| 教員名 | 渡辺彰規 | ||||
| 単位数 | 2 | 学年 | 1 | 開講区分 | 文理学部 |
| 科目群 | 社会学科 | ||||
| 学期 | 前期 | 履修区分 | 必修 | ||
| 授業形態 | 対面授業 |
|---|---|
| 授業概要 | 本講義では,社会学という学問特有の「ものの見方(社会学的想像力)」を身につけることを目的とする。 前半(第2回~第7回)では,社会学の古典的理論(デュルケム,ウェーバー,ジンメル,パーソンズ等)を取り上げ,近代社会の成立と変動を捉えるための基本概念を学ぶ。 後半(第8回~第14回)では,ミクロ社会学(ゴフマン)および現代社会の主要領域(家族,労働,格差)へと視野を広げ,具体的な社会現象を通して理論の応用可能性を検討する。 |
| 授業のねらい・到達目標 | この科目は文理学部(学士(社会学))のディプロマポリシーDP1, DP3, DP4及びカリキュラムポリシーCP1, CP3, CP4に対応しています。 学生は以下のことができるようになることを目標とする。 知識・理解: 社会科学の中における社会学の特徴やその役割を説明し,主要な社会学説の基本概念を正しく記述できる。(A-1-1) 思考・判断: 社会事象を可視化する道具としての社会学理論の重要性を理解し,個人の行為と社会構造の関係について論理的に考察できる。(A-3-1) 関心・意欲: 日常生活の中の諸課題について,常識にとらわれず社会学的な枠組みを用いて具体的な問題を発見することができる。(A-4-1) |
| 授業の形式 | 講義 |
| 授業の方法 | 対面形式による講義を中心に進める。 学修支援: 定期的に授業冒頭で理解度の確認と到達度の測定を目的とした小テストを実施し,学生の能動的な理解を促す。 フィードバック: 受講生からの質問や報告については,CanvasLMSを用いて応答し,受講者全体に共有・フィードバックを行う。また,翌週の授業冒頭で重要な質問内容について解説する時間を設ける。 課題指導: 提出されたリアクションペーパーについては,複数の好事例を提示・解説することで,学生同士の多角的な視点の共有とリフレクション(省察)を促すアクティブラーニングを取り入れる。 |
| 授業計画 | |
|---|---|
| 1 |
ガイダンスと社会学の視点:授業の進め方,評価方法の説明。社会学の生まれた背景と特徴。(A-1-1)(A-3-1)(A-4-1)
【事前学習】シラバスを熟読し,高校までの「社会」と大学の「社会学」の違いを整理する。 (2時間) 【事後学習】講義内容を振り返り,本講義内容をノートにまとめる。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
| 2 |
E.デュルケム:『自殺論』と近代社会における秩序と連帯(A-1-1)(A-3-1)
【事前学習】『自殺論』がいかなる本であるかについて予習してくる。 (2時間) 【事後学習】現代の社会現象をデュルケムの類型で考察する。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
| 3 |
M.ウェーバー:『プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神』と近代社会における労働(A-1-1)(A-3-1)
【事前学習】『プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神』がいかなる論文であるかについて予習してくる。 (2時間) 【事後学習】現代の社会現象をウェーバーのいう物象化の観点から考察する。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
| 4 |
M.ウェーバー:『支配の社会学』と近代社会における各種官僚制組織(A-1-1)(A-3-1)
【事前学習】近代官僚制とはいかなる特徴を有するものか予習してくる。 (2時間) 【事後学習】現代の社会現象をウェーバーの言う官僚制化の観点から考察する。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
| 5 |
T.パーソンズ:ホッブズ問題と社会システム論の展開(A-1-1)(A-3-1)
【事前学習】第1回のガイダンス内容を復習しておく。 (2時間) 【事後学習】現代の社会現象をパーソンズのシステム論の観点から考察する。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
| 6 |
G.ジンメル:相互作用の観点から秩序を考える(A-1-1)(A-3-1)
【事前学習】パーソンズの議論の問題点について復習しておく。 (2時間) 【事後学習】自身の人間関係をジンメルの概念を用いて分析・整理する。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
| 7 |
古典理論のまとめと現代への接続(A-1-1)(A-3-1)
【事前学習】これまでの講義資料を読み返し,各理論のキーワードを整理する。 (2時間) 【事後学習】古典理論が現代社会分析にどう寄与するかまとめておく。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
| 8 |
E.ゴフマン:公共空間における演技と儀礼(A-3-1)(A-4-1)
【事前学習】ジンメルの議論を復習しておく。 (2時間) 【事後学習】日常生活を演技と儀礼の観点から考察する。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
| 9 |
家族社会学(1):近代家族の成立と歴史的特質(A-3-1)(A-4-1)
【事前学習】教科書の家族の章を読み,近代家族の特徴を整理する。 (2時間) 【事後学習】日本の家族構造の変化について統計的知見を踏まえ復習する。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
| 10 |
家族社会学(2):後期近代における少子化の構図(A-3-1)(A-4-1)
【事前学習】合計特殊出生率,出生数の近年の特徴について,経年変化及び国際比較を調べておく。 (2時間) 【事後学習】自分の結婚観を踏まえた上で未婚化の現状について意見をまとめておく。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
| 11 |
労働社会学(1):日本的経営の成立と歴史的特質(A-3-1)(A-4-1)
【事前学習】教科書の労働の章を読み,働き方の歴史的変化を予習する。 (2時間) 【事後学習】ジョブ型・メンバーシップ型の相違について復習する。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
| 12 |
労働社会学(2):後期近代における非正規雇用化(A-3-1)(A-4-1)
【事前学習】正規・非正規雇用の現状と格差について予習してくる。 (2時間) 【事後学習】非正規雇用化以外の近年の労働の変化について教科書を読んでまとめておく。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
| 13 |
不平等と格差の社会学(1):階級・階層論の基礎(A-3-1)(A-4-1)
【事前学習】マルクス階級論について調べて予習しておく。 (2時間) 【事後学習】現代日本における「格差社会」の実態をデータに基づき考察する。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
| 14 |
不平等と格差の社会学(2):教育と文化的再生産(A-3-1)(A-4-1)
【事前学習】教科書の教育と再生産の章を読み,基本的考え方を予習する。 (2時間) 【事後学習】自身の教育経験と文化資本の関連について論理的にまとめる。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
| 15 |
全体のまとめと振り返り(A-1-1)(A-3-1)(A-4-1)
【事前学習】全14回分の講義資料を見直し,全体の論理構成を再確認する。 (2時間) 【事後学習】半期の講義内容を総括し,社会学的な知見の現代的意義を確認する。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
| その他 | |
|---|---|
| 教科書 | 筒井淳也, 前田泰樹 『社会学入門 -- 社会とのかかわり方 (有斐閣ストゥディア)』 有斐閣 2017年 第1版 教科書は講義で用いるので,遅くとも講義後半までに入手しておくこと。 |
| 参考書 | 必要に応じて授業内で適宜指示する。 |
| 成績評価の方法及び基準 | 授業内テスト:定期的に講義冒頭で実施する小テストによって評価する。(80%)、授業参画度:毎回のリアクションペーパー等で評価する。(20%) |
| オフィスアワー | メールでの質問を受け付ける。(メールアドレスはCanvasLMSに記載する) |