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| 令和2年度以降入学者 | 社会学特殊講義Ⅴ | ||||
|---|---|---|---|---|---|
| 教員名 | 犬飼裕一 | ||||
| 単位数 | 2 | 学年 | 2~4 | 開講区分 | 文理学部 |
| 科目群 | 社会学科 | ||||
| 学期 | 前期 | 履修区分 | 選択必修 | ||
| 授業形態 | 対面授業 |
|---|---|
| 授業概要 | 本講義は、現代社会学における高度な理論的問題群を対象に、社会学理論そのものを主題化して講述することを目的とする。特定の理論学派や分野の概説ではなく、社会学理論がどのような前提のもとで社会を記述し、同時に社会の一部として機能しているのかという理論の自己言及的性格を中心的論点とする。犬飼裕一の研究業績(自己言及性・三世界論・社会理論の再構成)を理論的軸とし、知識社会学、社会理論、現代社会論を横断しながら、社会学理論の到達点と限界を体系的に解説する。卒業論文における理論研究、ならびに論文執筆に必要な理論的視座の獲得を目指す。 |
| 授業のねらい・到達目標 | 本講義の到達目標は以下のとおりである。 現代社会学理論の主要な理論的争点を理解できるようになる 社会学理論を自己言及的・知識社会学的に捉えられるようになる 理論の前提・射程・限界を批判的に説明できるようになる 自身の研究テーマを社会学理論の中に位置づけられるようになる *この科目は文理学部(学士(社会学)のDP5及びCP5に対応しています。 |
| 授業の形式 | 講義 |
| 授業の方法 | 教員による体系的・理論的講義を中心に進める 必要に応じて指定文献・補助資料を用い、論点を整理する 各回の講義内容について質疑応答を行い、理解を深める 学期末にレポートまたは試験により理解度を評価する |
| 授業計画 | |
|---|---|
| 1 |
ガイダンス:社会学理論の再編成 本講義の目的:既存理論の紹介ではなく「再構成」 三つの軸: 自己言及性 三世界論 暴力資本 課題:自分の関心テーマを理論的に言語化 【事前学習】指示文献の読解 (2時間) 【事後学習】文献とノートの復習 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
| 2 |
自己言及性とは何か①(論理学・哲学) パラドックス(ラッセル、ゲーデル) 観察の観察(メタレベル) 「社会学は自己言及的である」 【事前学習】指示文献の読解 (2時間) 【事後学習】文献とノートの復習 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
| 3 |
自己言及性とは何か②(社会理論) ニクラス・ルーマン:観察の二階性 ピエール・ブルデュー:反省的社会学 犬飼理論の位置:自己言及の制度化 【事前学習】指示文献の読解 (2時間) 【事後学習】文献とノートの復習 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
| 4 |
自己言及性と主体 主体とは何か 「主体=自己言及装置」 フーコーとの比較(主体の構築) 【事前学習】指示文献の読解 (2時間) 【事後学習】文献とノートの復習 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
| 5 |
自己言及性と権力 権力はなぜ不可視になるのか 「正しさ」の自己強化メカニズム キーワード:正統性の循環 【事前学習】指示文献の読解 (2時間) 【事後学習】文献とノートの復習 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
| 6 |
三世界論①:基本構造 世界1(物理) 世界2(主観) 世界3(記号・制度) カール・ポパーとの比較 【事前学習】指示文献の読解 (2時間) 【事後学習】文献とノートの復習 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
| 7 |
三世界論②:犬飼理論の拡張 世界3の肥大化 言語・制度・資本の結合 世界3=社会の実体 【事前学習】指示文献の読解 (2時間) 【事後学習】文献とノートの復習 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
| 8 |
自三世界論③:相互作用 世界1→2→3の循環 「制度が主体を作る」 自己言及との接続 【事前学習】指示文献の読解 (2時間) 【事後学習】文献とノートの復習 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
| 9 |
三世界論④:教育と知識 学校=世界3装置 「代用知性」問題 知識の正統性 【事前学習】指示文献の読解 (2時間) 【事後学習】文献とノートの復習 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
| 10 |
三世界論⑤:経済と資本 貨幣=世界3の典型 資本の記号化 ブルデューとの接続 【事前学習】指示文献の読解 (2時間) 【事後学習】文献とノートの復習 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
| 11 |
社会学理論と権力 理論は中立か 【事前学習】指示文献の読解 (2時間) 【事後学習】文献とノートの復習 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
| 12 |
暴力資本②:古典理論との比較 マックス・ウェーバー:正当な暴力の独占 ミシェル・フーコー:規律権力 犬飼:暴力の蓄積と転換 【事前学習】指示文献の読解 (2時間) 【事後学習】文献とノートの復習 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
| 13 |
暴力資本③:不可視化 なぜ暴力は見えなくなるのか 教育・資格・制度 暴力の「正当化装置」 【事前学習】指示文献の読解 (2時間) 【事後学習】文献とノートの復習 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
| 14 |
統合①:自己言及性×三世界論 世界3は自己言及的に維持される 社会=自己記述システム 【事前学習】指示文献の読解 (2時間) 【事後学習】文献とノートの復習 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
| 15 |
総括 社会学特殊講義の到達点と展望 【事前学習】指示文献の読解 (2時間) 【事後学習】文献とノートの復習 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
| その他 | |
|---|---|
| 教科書 | 特に指定しません。 |
| 参考書 | 使用しない |
| 成績評価の方法及び基準 | 授業参画度(100%) |
| オフィスアワー | 木曜日9:00-13:00 必ず事前にメールにてアポイントをお願いします。 jerzyinukay@yahoo.co.jp |