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| 令和2年度以降入学者 | 社会学特殊研究Ⅲ | ||||
|---|---|---|---|---|---|
| 教員名 | 石岡丈昇 | ||||
| 単位数 | 2 | 学年 | 4 | 開講区分 | 文理学部 |
| 科目群 | 社会学科 | ||||
| 学期 | 後期 | 履修区分 | 選択必修 | ||
| 授業形態 | 対面授業 |
|---|---|
| 授業の形態 | 対面授業でおこなう。毎回、リアクションペーパーを担当教員に提出し、担当教員もそれを通じてフィードバックをおこなう。 |
| 授業概要 | フランスの社会学者ピエール・ブルデューの人生と理論をめぐって講義する。ハビトゥス、文化資本、象徴暴力、ドクサといったキーワードが、何を意味するもので、社会分析においていかなる道具になるのかを考えていく。また、アルジェリア戦争に従軍した経験を取り出し、ポストコロニアリズムと戦禍のフィールドワークという観点からも、ブルデューの議論を捉え返す。 |
| 授業のねらい・到達目標 | <知識><技能> ・ブルデューの作り出した概念について説明できるようになる。 ・ブルデューの議論をポストコロニアリズムの観点から捉えられるようになる。 ・「自然化された」暴力をめぐって考察できるようになる。 <能力> 上記の<知識><技能>の習得を経て、以下の<能力>を育むことが目標である。 ・自身の認識の外側に存在する社会に対する関心を持ち,理解するために必要な情報や知識をみずから収集することができる。 (A-5-2: 挑戦力) この科目は文理学部(学士(社会学))のディプロマポリシーDP5及びカリキュラムポリシーCP5に対応しています。 |
| 授業の形式 | 講義 |
| 授業の方法 | 事前学習については、担当教員の配布資料を読んでくることを課す。事後学習については、授業ごとにミニレポートを執筆する。なお、各回における受講生からの報告や質問、提出されたミニレポートについては、オンライン上で応答しつつ、受講者全体にフィードバックされるように授業を展開する。また翌週の回においても、重要な報告や質問について解説する時間を設ける。 |
| 授業計画 | |
|---|---|
| 1 |
なぜいまブルデューについて講義する必要があるのか? 本講義のアウトラインとねらいを説明する 【事前学習】配布資料を読み、授業全体の流れを理解する (2時間) 【事後学習】リアクションペーパーを提出する (2時間) |
| 2 |
ブルデューの作った概念 ハビトゥス、文化資本、象徴暴力といったキーワードを取り出し、なぜそうしたキーワードをブルデューは作る必要があったのかを考える 【事前学習】配布資料を読んでくる (2時間) 【事後学習】リアクションペーパーを提出する (2時間) |
| 3 |
ベアルン農村からパリへ(1) ブルデューの家族史、および地方から大都市に移住した経験を取り上げる 【事前学習】配布資料を読んでくる (2時間) 【事後学習】リアクションペーパーを提出する (2時間) |
| 4 |
ベアルン農村からパリへ(2)(A-5-2) パリの高等教育の現場におけるブルデューの位置どりを、サルトルやレヴィ=ストロースを引き合いに出しながら考える 【事前学習】配布資料を読んでくる (2時間) 【事後学習】リアクションペーパーを提出する (2時間) |
| 5 |
アルジェリア戦争と植民地状況(1) 1955年に入隊し、56年にアルジェリアに派兵されてから辿ったブルデューの経験を考える 【事前学習】配布資料を読んでくる (2時間) 【事後学習】リアクションペーパーを提出する (2時間) |
| 6 |
アルジェリア戦争と植民地状況(2)(A-5-2) アルジェリア農民の強制移住がいかなる暴力であったのかを分析する 【事前学習】配布資料を読んでくる (2時間) 【事後学習】リアクションペーパーを提出する (2時間) |
| 7 |
フランスへの回帰 (1)(A-5-2) アルジェリアからフランスに帰国したブルデューが故郷の農村でおこなった調査について考察する 【事前学習】配布資料を読んでくる (2時間) 【事後学習】リアクションペーパーを提出する (2時間) |
| 8 |
中間試験 これまでの講義内容の理解度を確認する試験を実施する 【事前学習】これまでの授業の内容を復習する (5時間) 【事後学習】試験問題を解き直し、理解を深める (2時間) |
| 9 |
フランスへの回帰(2) 「規則から戦略へ」という構造主義からの乗り越えの要点をめぐって考える 【事前学習】配布資料を読んでくる (2時間) 【事後学習】リアクションペーパーを提出する (2時間) |
| 10 |
地中海を跨ぐ(1) ブルデューがアルジェリアとフランスという「地中海を跨ぐ」視点から理論形成していった点を『実践感覚』を題材に説明する 【事前学習】配布資料を読んでくる (2時間) 【事後学習】リアクションペーパーを提出する (2時間) |
| 11 |
地中海を跨ぐ(2) 社会生活においていかに時間やテンポが重要な側面を持つのかを、理論的に考察する 【事前学習】配布資料を読んでくる (2時間) 【事後学習】リアクションペーパーを提出する (2時間) |
| 12 |
社会学の社会学 『ディスタンクシオン』を取り上げて、特権とは何であるのかを探究し、その探究がいかに従来の社会学的思考の盲点をつくものであるのかを考える 【事前学習】配布資料を読んでくる (2時間) 【事後学習】リアクションペーパーを提出する (2時間) |
| 13 |
位置の悲惨 『世界の悲惨』を取り上げて、条件の悲惨ではなく位置の悲惨という概念の革新性について考える 【事前学習】配布資料を読んでくる (2時間) 【事後学習】リアクションペーパーを提出する (2時間) |
| 14 |
期末試験 本講義内容の理解度を確認する試験を実施する 【事前学習】これまでの講義内容を総復習する (2時間) 【事後学習】試験問題を解き直し、理解を深める (2時間) |
| 15 |
試験の講評と本講義の振り返り
【事前学習】配布資料を読んでくる (2時間) 【事後学習】リアクションペーパーを提出する (2時間) |
| その他 | |
|---|---|
| 教科書 | 教科書は特に指定せず、かわりに担当教員が講義ファイルをCanvasにアップする。 |
| 参考書 | ピエール・ブルデュー 『実践感覚1【新装版】』 みすず書房 2018年 ピエール・ブルデュー 『ディスタンクシオン【普及版】』 藤原書店 2020年 ピエール・ブルデュー 『資本主義のハビトゥス』 藤原書店 1993年 |
| 成績評価の方法及び基準 | 試験(80%)、レポート:毎回のリアクションペーパー(20%) 具体的な内訳としては、中間試験40%、期末試験40%、レポート20%となる。 |
| オフィスアワー | 質問への対応は個別にZoomでおこなう。 |
| 備考 | シラバスの内容は受講者の規模、あるいはその学修の状況を考慮して、変更することがある。 なお、事前学習・事後学習の時間は目安である。 |